藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

何を言うかで、変えてみよう。

2014年08月29日 | テニス
ポイントは、何言うかです。

「ピンチになったとき、どうします?」という質問がありました。
まずは、「何言おうか?」と考えます。

僕は、しょっちゅうピンチになります。
このとき、たいていハッタリをかまします。
多少ムリしてでも、ピンチでないフリをするわけです。
「まあ、ヨユー、ヨユー」とか、「これも作戦のうち」「狙い通りだし」「大丈夫、大丈夫」みたいなことを言うようにしています。
内心「ヤバイな~」「マズイぞこれ」「困った」と思っていても、バレないようにします。
なぜなら、こういうことを言うと、ますますピンチになりやすいからです。

何を言うかで、違います。
「梅干し、梅干し」とか「レモン、レモン」と言うと、なんだかすっぱい顔になったりします。
自然と、唾液も出てきます。
言うことで「うわっ、すっぺー」と食べるイメージが浮かんできて、そのイメージにつられて体が勝手に反応してしまうからです。
とってもカンタンな原理です。
僕の場合は、このカンタンなことを応用することが多いです。

ウソでもいいから、そのフリをしてみることです。
「ヨユー、ヨユー」と言いながら、ヨユーなフリをしていると、だんだんヨユーなイメージが浮かんでくるものです。
すると、「けっこう、何とかなるんじゃない?」「大丈夫、イケるぞ」という気がしてきます。
そうなってくると、自然とリラックスしてきたりします。
力が抜けて冷静になってくれば、いいアイデアも浮かんでくるものです。

「ピンチだ、ヤバイ」「マズイ、マズイ」と、マイナスのイメージを膨らませるのはソンです。
これに体が反応して、どんどん緊張してしまったら、状況を打開するいいアイデアも浮かびにくくなってしまいます。
どうせなら、トクなことを言うことです。
何を言うかに、気をつけてみましょう。



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うまい計算をしよう。

2014年08月26日 | テニス
ヘンな計算に、気をつけることです。

「この調子でいくと、かなりキビシイ」と話している人がいました。
これからのことを計算すると、ムリっぽいそうです。

僕は、わりとテキトーな感じに見られたりします。
でも本当は、すべて計算されています。
ただ、経験上わかってきたことがあります。
それは、たいてい計算通りにはいかないということです。
そのことを踏まえたうえで、計算するようにしています。

計算は、うまくやることです。
「こんなにがんばってきたのに、まだ、ちょっとコントロールがよくなってきたかな程度だよ・・・こんなんじゃ、回転量の調節とか、こういうタイミングで打つライジングみたいな難しいショットは、いったいいつできるようになるんだろう?・・・たぶん、しばらくはムリだろうな・・・っていうか、できるようになるのかな?」などというのは、たいてい計算ミスです。
なぜなら、これは過去の上達ペースを基準に、これからのことを計算しているからです。
これからは、これまでと同じようにいくとは限りません。
だから、実際は「この調子」のままいくことは少ないです。

ヘンな計算をして、これからのことを不安に思わない方がいいです。
余計な心配をするのは、すごくソンです。
目の前のことに集中するのに、邪魔になってしまいます。

スピードアップを、計算に入れることです。
僕の場合、よく「ちょっと楽観的すぎない?」と言われたりします。
「厳しい現実を考慮した上で、冷静な計算でいった方がいい」と思っているみたいです。
でも、現実を無視しているわけではありません。
むしろ、わざと楽観的に計算しています。
そうすることによって、上達しやすくなるからです。

大事なのは、行動力を上げることです。
大変なのは、最初の方です。
自転車も、動き始めるときが大変です。
重いし、スピードがないときの方が不安定です。
でも、スピードが上がってきたときの方が安定してくるし、軽くスイスイ進めるようになってきます。
テニスも同じで、1つクリアするとラクにスピードが上がってきます。
コントロールができるようになってくると、「面操作の感覚がつかめてきた」「ボレーにも応用できそう」「こういう軌道で振れば、こんな感じで回転がかかるな」などと、いろんな方向に広がりが出てきます。
すると、途中からグングンうまくなっていったりします。

暗くなっちゃうような、ヘンな計算はしないことです。
それよりも、「この課題をクリアしたら、バンバンうまくなっていけるはず」と明るい計算をしてみることです。
目の前のことに集中しやすくしていくと、上達のスピードも上がっていきます。
うまく計算していきましょう。



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おいしいところを、持っていこう。

2014年08月23日 | テニス
おいしいところを、持っていっちゃうことです。

「自分の未来像が見えない」という人がいました。
どうしていけばいいのか、悩んでいるそうです。

僕は、あまり悩まないタイプです。
これは、頭がいいからでも、何も考えていないからでもありません。
よく「悪知恵だけは、よく働くな」「ズル賢いよね」と言われますが、たしかにそうなのかもしれません。
「どうしたらいいかな?」と思ったら、わりとすぐにカンニングしてしまうからです。
学校のテストではいけませんが、テニスではオッケーです。
わからなかったら、すぐに答えをパクってしまいます。
だから、あまり悩む時間がありません。

「これから、どうしていけばいいのか?」などと、未来のことを考えることはいいことです。
ただ、遠くのことばかり見ようとすると、近くのことが見えなくなってしまうこともあります。
ヒントは、近くにたくさん転がっています。
上を見て歩くのも大事ですが、足元を見て歩いた方が転ばないかもしれません。

テニスがうまくなる方法は、意外とカンタンです。
なぜかというと、マネができるからです。
僕には、師匠がたくさんいます。
だけど、別に弟子入りしたことはありません。
勝手に、お手本にさせてもらっています。
「あの人の、ローボレーのタッチうまいよな」「この人の得意な、こういう攻撃パターンは怖いな」などと思ったら、さっそくパクらせて頂きます。

いいことは、積極的に取り入れていくことです。
逆に、悪いことはマネしないことです。
すごく当たり前のことですが、たったこれだけでもグッとうまくなっていきます。
周りをよく観察していけば、おいしいネタはたくさんあります。
素晴らしいことは、素直にどんどん学んでいくことです。
おいしいところを、パクってみましょう。



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「もしかして?」と、思ってみよう。

2014年08月18日 | テニス
「もしかして?」と、思ってみることです。

「いまいち、クリエイティブさが足りない気がするんだよね」と言っている人がいました。
自分の引き出しが少なくて、単調になりやすいんだそうです。

僕は、「いろんなアイデア出せて、いいよなー」と言われたりします。
「もともと、アイデアマンなんだろうな」と思っている人もいるみたいですが、これはちょっと違います。
普段から、柔軟に考えるように努力しているからです。

テニスには、正解がいくつもあります。
「今は正解だけど、今後は不正解」ということもあるわけです。
だから「これが正しい」という固定観念が、マイナスになってくることもあります。
「これでオッケー」と肯定することも大事だけど、「いや、違うかな?」と否定してみることも大事だったりします。
「今までの方法は間違いではないけど、もっといい方法があるはず」などと、うまくバランスを取って柔軟に考えてみると、面白いアイデアが浮かんでくるものです。

「もしかして?」と考えてみることです。
僕の場合は、「もっともっとレベルアップしたい」と思っています。
そのためには、成長していかなくてはいけません。
成長するには、変わっていくことが大事です。
変わっていくには、今の自分を変化させていくことです。
それには、これまでと違ったものを取り入れていく必要があります。
なんだか難しそうですが、僕がやっていることはカンタンです。
「もしかして?」と、あれこれ想像して楽しんでいるだけです。

想像を膨らませてみることです。
「今までこれがベストだと思っていたけど、もしかしたら、こう動いた方が早くボールに追いつくんじゃないかな?」「あれ?もしかして、間違ってたかな?もし、こうやっていたらどうなっただろう?」「もしかしてだけど、あの子、オレに惚れてるんじゃないの?」などと、想像や妄想を膨らませていきます。
そうすると、「もしかして、こうする方が面白いんじゃない?」と、新しい可能性が見えてきたりするものです。

柔軟に、想像力を膨らませてみることです。
そうやって閃いたことを試していくと、発見がどんどん出てきます。
これって面白いし、自分の幅を広げるチャンスになります。
「もしかして?」と、想像してみましょう。



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ハマりまくってみよう。

2014年08月15日 | テニス
ハマりまくることです。

「できるようになるためのコツって、あるんですか?」という質問がありました。
これは、あります。
できるようになるまで、やることです。

「努力を継続していくのは大変」という人がいます。
忍耐力がないと、続かないと思っているみたいです。
でも、そんなこともありません。
どうやるかで、違ってきます。

昔、テレビゲームが大好きでした。
「ドラクエ」や「ファイナルファンタジー」などのロールプレイングゲームでも、アクション、シューティング、シュミレーションゲームなども、1度ハマるとトコトンやっちゃうタイプでした。
何度失敗しても、クリアするまでチャレンジし続けます。
睡眠時間を削ってでも、親にバレて怒られないようにコソコソやっていました。
授業時間でも、「そういえば、あそこの洞窟のこっちの方はまだ行ってないな」「う~ん・・・あの町に行って、いろいろ話しかけてみようかな?」「もうちょっと金貯めて、あの剣買ってからにしようかな?」などと考えていました。
もしかしたら、中には「忍耐強く、努力を続けてきたんだな」と思う人もいるかもしれません。
でも、全然違います。
単に、面白くてハマっていただけです。
今では、「あれが、勉強の方にハマっていたらなぁ」と思ったりもします。

僕は、「努力家だね」と言われたりします。
しかし、ちょっと違います。
なぜなら、テニスをテレビゲームと同じノリでやっているからです。
単純に、楽しくてハマっているだけです。
「面白くてやめられない」とチャレンジし続けていると、自然とできるようになってきます。
コツは、「テニスの面白さに気づくこと」です。
「クッソー!でも、これが面白いんだよな」と、いろんな面白さを探してみることです。
そうやって理解していくうちに、「ヤベー!超ハマる」と楽しくって仕方なくなってきます。

できるようになるには、楽しくやることです。
面白さに気づいて、ハマりまくってみましょう。



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ストレス解消で、元気になろう。

2014年08月10日 | テニス
ストレス解消していくことです。

「あの人とやると、ストレスが溜まる」と話している人がいました。
イヤ~なところに打ってきたり、すごくやりにくいんだそうです。
なんだか迷惑そうな顔をしていましたが、これってラッキーなことかもしれません。

僕は、ストレスを溜めすぎないように気をつけています。
なぜなら、体に悪いからです。
そこで、いろんなことをやっています。
「カラオケで歌いまくるぞ!」「うまいもん食いに行こう」「今日は、飲んだるぜ」などと、うまく発散させるようにしています。
その中でも、よくやる方法があります。
それは、「ストレスを、ストレスじゃなくする」という方法です。

たとえば、サーブのいい人と対戦するとします。
すると、「うわっ、全然返らない」「速すぎて、反応できない」「ブレークするのはキビシイぞ」と、「不安」「焦り」「苛立ち」などでストレスが溜まります。
「頼むから、フォルトしてよ」「こんなコースに入ってきたら、どうしようもないよ」などとやっているうちに、嫌気がしてきてしまいます。
僕の場合、こういうときはすぐに「ストレス発散」をします。
やり方はカンタンです。
考え方の方向を、チェンジするだけです。
たとえば、「面白いじゃん!ガンガン打ってこい!!」と思ったりします。
こうすると、「絶対攻略してやるからな!勝負だ!!」とワクワクしてきます。
楽しくなってくれば、いろんな方法を考えます。
観察力も上がってくるものです。
「フラットは、このくらい伸びてくるな」「スライスは、こういう軌道で曲がってくるな」「ファーストの確率は、今のところ7割くらいはセンターだな」と、攻略の手がかりになる情報を集めるようになってきます。
すると、「あれ?スライスのときは、若干トスが横方向になるな」とクセを見抜いたり、「リターンポジションをこうしたらどうだろう?」「ラケットを準備する位置を、こうコンパクトにセットしてみたらどうだろう?」といったアイデアが浮かんできたりします。
こうなってくると、どんどん面白くなってきます。

「イヤだな~」と思えば、ストレスになります。
でも、「面白い」と思えば、楽しみになります。
ストレスを感じるものを、「オモシレーじゃん」に変えちゃえば、全然違うことになったりします。
ストレス解消して、元気になっていきましょう。



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「その前」に、注目していこう。

2014年08月06日 | テニス
「その前」を、考えてみることです。

「カッコよくきめたい」という人がいました。
実際には、なかなかうまくいかないんだそうです。

僕は、カッコよさを追求するタイプです。
だから、やたらカッコつけたがります。
わざわざ、リスクの高いスーパーショットを狙うこともあります。
ただ、カッコつけてミスったら、すごくカッコ悪いです。
そこで、あることを重要視しています。
それは、「その前」です。

いいショットをきめるには、「いいショットをきめるための条件」を整えることです。
結果を出すには、プロセスが大事だからです。
サッカーで例えると、いいシュートの前には、いいアシストがあったりします。
いいアシストの前には、デイフェンスの裏をつくプレーなどのプロセスがあります。
いいシュートの背景には、いいシュートが打てるための流れがあるものです。

「その前」が大事です。
カッコよくきめるには、その2手3手前にどうしていたかで違ってきます。
僕の場合は、時間を逆戻しで考えることが多いです。
「アングルボレーで、カッコよくきめたい」と思ったなら、「それには、どういう段取りを立てればいけるかな?」と考えます。
「角度をつけるには、なるべく前に行った方がいいな」「前につめる時間をかせぐには、こういうアプローチが有利だな」「このアプローチを打つには、その前にアプローチチャンスを作る必要があるな」「それには、こうやって相手を動かしていった方がいいな」と、バシッとボレーできめるまでの流れをシュミレーションするのが好きです。

流れを、考えてみることです。
「こうするには、こうこうこうやっていこう」と、それが可能になるための仕組みを作っていくことです。
この作業って、すごく面白いです。
うまくいけば、「よっしゃー!狙いどおりだ」と嬉しくなります。
もし、想定通りに行かなくても「そう来たか~、そっか、こうやった方がよかったかもな」と、次に進むためのチャンスが見つかったりするものです。
「その前」に、注目していきましょう。



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我が道を楽しもう。

2014年08月03日 | テニス
我が道を行くことです。

「これが正しいという確信が、まだ持てないから・・・」という人がいました。
なかなか、行動に移せないみたいです。
「たぶん、正しい気がする」と思うなら、やってみた方がいいです。
やってみて、はじめて正しいかどうかはわかります。

僕は、我が道を行くタイプです。
だから、人と違っても気にしません。
たまに、「アウトローだな」とバカにされることもあります。
たしかに、みんなと同じだと安心なのもわかります。
でも、よく観ると、人はそれぞれ違います。
それぞれが、違った個性であるのがフツーなので、むしろムリしてみんなに合わせる方が不自然な気がします。
だから、「我が道を行かないで、どうするのかな?」と思っちゃうこともあります。

確信は、人の意見などの周りの情報より、自分の中から出していくことです。
僕の場合は、「なんとなく」が自信に変わって、自信が確信に変わっていくパターンが多いです。
たとえば、みんなは「それはありえないでしょ」と否定的だとします。
でも、自分では「いや、なんとなくチャンスの予感がする」という気がしています。
こういうときは、迷わずやります。
すると、「やっぱり正しそう」と自信が出てくることが多いです。
そうやって、試行錯誤を繰り返しながらトライしていくうちに、だんだん確信が持てるようになってくるわけです。

我が道を行くのって、楽しいです。
もちろん、リスクはあります。
だけど、自己責任で挑戦してみると、お宝をゲットするチャンスも出てきます。
お宝って、たいていフツーの人が入っていけないようなところにあります。
僕なんかだと、「みんながムリなら、オレがやるしかねーだろ」とお宝の匂いをプンプン感じて、がぜんやる気になっちゃいます。

「たぶん、正しい気がする」という予感がするなら、信じてみるのも面白いです。
確信は、行動していくうちに自分の中から生まれてきます。
我が道をエンジョイしてみましょう。



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