藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

オンリーワンプレイヤーになろう。

2005年10月31日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート31

試合の好きな人は上達します。
テニスの面白さはゲームにあるのです。
ゲームは、勝っても負けても、やっぱり楽しいです。
しかし、ゲームに勝ちも負けもなかったら、つまらなくなります。
勝敗があるから、ゲームは面白いのです。


桜木「以前・・・隣のやつを蹴落としても 受験では意味がないと俺は言った・・・なのに今度は 定期テストで水野と一番を競えって・・・俺の言ってることが矛盾してる気がして 素直にやる気が出ねぇんだろ」

矢島「違うのかよ・・・?」

桜木「いや・・・何も矛盾はしてない」

矢島「どうして・」

桜木「蹴落とすことと 競うことは全く違うからだ」

矢島「どう違うんだよ?」

桜木「今のお前に時間をかけて説明しても 理解できないだろう 無駄に終わる」

矢島「説明しようともせず無駄って なんで言い切れるんだよ」

桜木「わかる・・・なぜなら・・・お前は真の競争を知らないからだ・・・知らないというより逃げてきた・・・いいか・・・人を番付けするな なんてホザくやつは 肝っ玉の小せい甘ったれ野郎だ・・・お前もその一人だろ」

矢島「う・・・うるせえ!」

桜木「ナンバーワンにならなくていい オンリーワンになれだぁ?ふざけるな・・・オンリーワンっていうのは その分野のエキスパート ナンバーワンのことだろうが・・・真の競争を肌で体験しねえことには 何を言われてもピンとこねえだろうよ」


テニスの面白さは、競争にあります。
こう言うと、「怖い」「めんどくさい」「大変そう」というリアクションが多いです。
しかし、なんのために競争するのか?と言えば、もっと楽しむためです。
テニスは楽しむためにするものです。
「じゃあ、楽しむんだったら気楽にやろうよ!勝ちとか負けはいいからさー!」
と思うかもしれませんが、テキトーにやるより、一生懸命にやる方が楽しいのです。
人が一番楽しいのは、変わること、成長することなのです。
自分を高める手段が、競争です。
相手に勝つこと、優勝やNo1を目指すことで、自分が成長していくのです。
競争は、相手をやっつけて、蹴落としていくことではありません。
お互いを高めるために、全力を尽くしあうのが競争です。
だから、競争相手に感謝しなくてはいけないし、競争を楽しまなくてはいけません。
競争で全力を尽くしたならば、結果として勝っても、負けても、学べるものがあります。
お互いにハッピーなウィンウィンの関係を作るために、競争しましょう。
よく、競争を避けるために「別に勝っても負けてもどっちでもいいし・・・だって、もともと特別なオンリーワンだから」と言う人がいますが、ナンバーワンを目指して一生懸命な人でなくては、オンリーワンにはなれません。
例えば、ATPランキングNo1の選手は、オンリーワンプレイヤーです。
しかし、2位の選手も5位の選手も、やっぱりオンリーワンプレイヤーです。
それは、ナンバーワンを目指して、自分を高めていったことで、決して他人には真似できないもの、オリジナリティー、差別化できる特徴などを持っているからです。
競争を楽しんで、オンリーワンプレイヤーになりましょう。



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1 コメント

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Unknown (あこ)
2007-04-21 17:30:02
オープンスタンスをプロの試合を見たりしながら習得中です。 スクールのコーチはそんな私に、ちょっと冷ややか。(レッスンでは教えたくなさそう?)でも少しづつよくなっていくのを感じられると、楽しい、うれしい、気持ちいい!こちらを拝見させていただいて、少し胸が熱くなりました。
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