藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「気持ち」を乗せて、打とう。

2006年09月30日 | テニス
うまくなるには、気持ちを込めることです。

「コーチのボールって重いよね・・・なんで?」と聞かれました。
「それは、気持ちが乗っているからですよ」と答えると、「はいはい、そりゃ重いよね~」と軽く言われました。

レベルアップするには、気持ちを込めてボールを打つことです。
僕は「とどけ!この思い」と気持ちを乗せて、ボールを打ちます。
非科学的なことのようですが、これは重要なことです。
人間は、感情の動物です。
理屈だけでは動けません。
頭でわかっていても、気持ちが伴っていなければ高いパフォーマンスはできません。

僕が「めっちゃいい人だよな~・・・スゲーなぁ」と思っている人は、「アンパンマン」のジャムおじさんです。
ジャムおじさんはパンを作るとき「おいしくな~れ、おいしくな~れ」と、気持ちを込めながら作ります。
これが、おいしいパンを作る秘訣だそうです。
テニスも、これと同じです。
ジャムおじさんがパンに気持ちを込めて作るように、気持ちを込めてボールを打つことが大事です。

なかなかうまくならないのは、気持ちが乗っていないからです。
「ほんとにちゃんと入るかな~?」と疑っていては、気持ちは込められません。
僕は「あの場所に入れ、入れ、大丈夫入る、入る、よし入った!よかったね~」という気持ちを込めます。
これをやると、具体的に良いイメージがパッと浮かびます。
だから、力まずにいいショットになりやすいのです。

気持ちと体の動きは、連動しているものです。
ボールに「気持ち」を乗せて、打ちましょう。



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相手と、自分のペースをつかんでいこう。

2006年09月29日 | テニス
強くなるには、相手に合わせていくことです。

「あの人とは合わない」「相性が悪い」と言っている人がいます。
試合をしていても、やりにくい相手はいるものです。
人によって、リズムもクセもみんな違います。
だから、苦手な相手がいるのも当たり前です。
「あの人はなんか嫌なんだよなぁ・・・天敵なんだよ」と文句を言っていても勝てません。
「どうやったら、やりやすくなるだろう?」と工夫していくことです。

僕は「マイペースでプレーすることが大事ですよ」「自分のリズムを崩さないようにしましょう」などと言っています。
でも、これは「相手のリズムを無視しろ」ということではありません。
よく、「コーチはいつもマイペースでやってますよね」と言われます。
たしかに、その通りです。
でも、厳密にはちょっと違います。
本当は、かなり相手に合わせています。
相手のペースを見抜いて、そこから自分のペースを合わせていくようにしています。

「これは私のリズムと違う」と否定しまうと、バラバラになってしまいます。
僕が試合のときに、まずやることがあります。
それは、相手のボールのタイミングや、クセ、性格などをつかんでいくことです。
そして、相手のリズムに合わせつつ、自分がプレーしやすいようにチューニングしていきます。
僕はたまに、「北斗の拳」のケンシロウのマネをして「ムダだ!オマエの技はすべて見切った」とやることがあるのですが、これはこのチューニングがうまく合ってきているときです。

音楽でたとえるなら、「アップテンポのロックは苦手」と否定しないで、「おっ!かっこいいな!どうやってノッていこう?」と考えることです。
バラードでもジャズでもトランスでも演歌でもヒップホップでもと、そのリズムに合わせて自分がノッていけることが大切です。
そのテンポに合わせつつ、自分のリズムをつくっていくことで、マイペースがキープできるようになります。

「相手のペースに合わせつつ、どうやったら自分のペースにもっていけるか?」を考えてみると、どんどん面白くなってきます。
相手に合わせつつ、自分のペースをつかんでいきましょう。



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必殺技は、最後までとっておこう。

2006年09月28日 | テニス
強くなるには、「必殺技」に頼りすぎないことです。

「負けたのは、必殺技がないからだ」と思っている人がいます。
でも、それは違います。
もちろん、必殺技はあった方がいいです。
しかしこの人を見ていると、「自分の最大の武器はこれだ」という必殺ショットを出しすぎています。
自信があるからといって、依存しすぎないことです。
はじめからバンバン必殺技を出していたら、それがフツーになり、効果は薄くなります。

僕の場合、リーサルウェポンである必殺技は、極力最後の最後まで使わないようにしています。
むしろ、必殺技「無我の境地」は使うことのほうが稀です。
「なんであれだけ練習してるのに、試合で使わないの?」と聞かれることがあります。
それは、逆に使わないほうが、実力を出せるからです。
いっぱいいっぱいでは、実力を出せません。
精神的に余裕のある方ほういいです。
余裕がありリラックスしているほうが、実力を発揮できます。
「自分には、まだ奥の手が残ってるんだぜ」というのが、余裕につながります。

僕が一番大切にしているのは、楽しむことです。
楽しむには、余裕が必要です。
余裕をもって「もっと盛り上げて、おもしろくしよう」と考えます。

怪獣が暴れているところへ、ウルトラマンがやってきたとします。
そして、来たとたんにスペシウム光線をバッと撃って、帰っちゃったら盛り上がりません。
仮に、万が一スペシウム光線が怪獣に効かなかった場合、いくらウルトラマンだって「ヤベェ!もう最大の武器使っちゃったし・・・あとはチョップとか背負い投げとかしかないけど・・・大丈夫かな?」とオロオロするはずです。
カラータイマーが鳴ってどうしようもない場面になるまで必殺技を残しておくから、最後まで諦めないでいられるのです。
水戸黄門だって、悪者に対していきなり「この紋所が目に入らぬか」と印籠を出してしまったら、プロセスが面白くないです。
万が一、印籠を出しても「ははぁ~」と土下座せずに「へっ?なにそれ?知らねーし!」と強気でワーッとこられたら、さすがに「ハッハッハッ」と笑っている余裕はありません。

必殺技は乱用せず、最後の最後までとっておきましょう。



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「ここからだよ」と、思ってみよう。

2006年09月27日 | テニス
うまくなっていくには、「もういいや」と思わないことです。

「もういいや・・・これは私にはむいてないよ」と言っている人がいます。
「もういいや」と思ったら、そこで終わりです。
「サーブ&ボレーは苦手だから、もういいや」「フォアハンドはこんなもんで、もういいや」と思うと、自分で自分の限界をつくってしまいます。

「もういいや」と言う人は、どこか逃げています。
傷つきたくないのはわかります。
でも、それを乗り越えていくことです。
「できる」と思ったことが実際にはできないと、なかなか受け入れられません。
しかし、それを受け入れていくことが大事です。

僕は「もういいや」とは思いません。
「まだまだ、こっからだよ」と思っています。
新しいことに挑戦するときは「そんなのできるに決まってるじゃん!余裕だよ」と思っています。
でも、「いきなりできる」とは思っていません。
ジグソーパズルを1ピースずつはめていくような感じで、少しずつ作り上げていくつもりでいます。
そのプロセスを「よしよし!ちょっといい感じになってきたぞ」と楽しんでいるので、どこか余裕でいられるのです。

「もういいや」となってしまうのは、「いきなりできる」と思っているからです。
「こんなこともうまくできないなんて、ダメだなぁ」「自分に裏切られたような気がする」と思うから傷つきます。
「はじめからできちゃったら、面白くないじゃん」くらいに考えていた方がいいです。

僕は「できることが当たり前」じゃなくて、「最初はできなくて当たり前」というところからスタートします。
できないことをできるようにしていくことが、一番の楽しみです。

テニスに完成はありません。
自分は「できる」と思っていたことでも、フェデラーと比べたら「できない」に等しいレベルであるかもしれません。
より完成していくことを目指して、成長することが楽しいのです。
「もういいや」より、「ここからが本番だよ」と思いましょう。



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テレないで、はっきりと言ってみよう。

2006年09月26日 | テニス
うまくなるためには、はっきり言うことです。

「ちょっとはうまくなりたい気もするけど、なかなか難しいよね」と言っている人がいます。
こういう言い方は、損をします。
いまいち、やる気が伝わらないからです。
曖昧だったり、ボカした表現をすると、ストレートに伝わりません。
ボンヤリさせないで、はっきりと言うことです。
自信がないと、弱気な発言になりやすいものです。
でも、こういうところは大事です。
勇気をもって、素直な気持ちを伝えましょう。

僕は、だいぶ得してきました。
それは「うまくなりたい」「強くなりたい」「だから教えろよ!」と、はっきり言うからです。
照れ臭さはあるのですが、こういう明確な自己主張が大切です。
これをやると、「あぁ、もう、わかったわかった、・・・しょうがねーなぁ・・・」などと言いながらも、いろいろ教えてもらえます。

ボカした言い方をする人は、照れちゃうからです。
本当は、やる気があったりします。
でも、やる気があるだけでは不十分です。
いくらやる気があっても、相手に伝わらなければ気づきません。
「そのくらい気づけよ」というのは傲慢です。
はっきり言うことです。
ちゃんと伝われば、「そういう心意気なら、なにか協力してあげたいな」と思うものです。

「ローボレーって難しいよね・・・もうちょっとマトモに返るといいんだけどなぁ」と言ったら、「そうだね、難しいよね・・・がんばってね」となります。
「ローボレーがネットしないようにしたいんです」とはっきり言われたなら、「そっか、だったらこういうふうにヒザを曲げて入るといいよ」とか「私もローボレー苦手だからなぁ・・・あの人うまいから、聞いてみようよ」といった、具体的なアドバイスをもらえやすくなります。

照れないで、はっきりと言ってみましょう。



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こだわって、笑顔になろう。

2006年09月25日 | テニス
うまくなるためには、こだわることです。

「私、不器用なんで・・・」と言っている人がいます。
不器用なことは、悪いことではありません。
たしかに、器用な人はパッとできちゃったりするものです。
でも、長期的な視点で見ると、伸びてくるのは不器用な人だったりします。
不器用な人のメリットは、「今は、これしかできないから」という部分にこだわれることです。
一部分でスペシャリストになれると、それが応用できる範囲も広がってきます。
これによって、グンとレベルアップすることができます。
僕は不器用です。
いつも「自分は・・・不器用なんで・・・」と言っています。
でも、いつの間にかに「それは絶対ウソだ!・・・不器用だったらあんな球打てないよ」と言われるようになってきました。
だから、不器用な人も自信を持ったほうがいいです。

映画「UDON」を観てきました。
「職人ってカッコいいな」と思いました。
「UDON」に登場する製麺所のガンコ親父のように、妥協せず、自分のこだわりを持ったいい仕事ができる人が一流です。
「人を笑わせるのは簡単だ・・・うまいうどんを食わせりゃいいんだ」と言うのは、すごいことです。
これをするには、見えにくい部分での努力が必要です。

僕は、「テニス職人」を目指しています。
そういうと「え~?職人って感じじゃないよ」「ガンコで無愛想なのの、正反対じゃん!」などと反発されます。
どうも職人というと、こういうイメージがあるようです。
僕は「テキトーでチャラチャラしてる」と思われているようですが、大事なのは心意気です。
職人技とは、こだわって、こだわって、夢と思いをそれに乗せていくことです。
職人とは、プロです。
僕の定義では、プロとは「人を笑顔にできる人」のことです。
人の心を動かせてこそ、プロです。
何かで夢や希望を与え、心を笑顔にさせられるのが職人技です。

不器用な人ほど、自分にできる表現方法に、一生懸命に打ち込められたりするものです。
こだわって、こだわって、人も自分も笑顔にさせましょう。



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知識は、使いこなせるようになろう。

2006年09月24日 | テニス
うまくなるために大切なのは、知識があることより、知識を使いこなしていることです。

「あんまり知識ないから」「詳しいことは、よくわからないし」と言っている人がいます。
そのわりには、「打点はここですよ」「ヒザを使ったほうがいいですよ」などという基本的なことには「いくらなんでも、そんなことは知ってますよ」という顔をしたりします。
当たり前のことほど、大事です。
基本的なことは、バカにしないことです。
もちろん、知識はたくさんあるほうがいいです。
しかし、ただ知っているだけでは意味がありません。

知識は、どんどん使うことで意味が出てきます。
使いこなせるようになって、はじめて知恵になります。
いくら「ドロップショットはこうやるといいらしいよ」という知識があっても、実際にできないようでは、知らないときとそんなに変わりません。
知識を得ようとすることは大事です。
僕も、知らないとイヤです。
ただ、知ることだけで満足してしまわないことが大切です。
テニス博士になることと、実際に思いどおりに使いこなせることは別です。
「私、知ってるよー」ということを、「これはできるよ」に変えていきましょう。

よく「藤原コーチってマニアックなこと言うよね」と言われます。
たしかに、そうかもしれません。
でも、僕自身は別にマニアックなことを言っているつもりはありません。
おそらくそう聞こえるだけで、ほとんどは当たり前のことを言っています。
基本が大事です。
人と同じことをやっていては、人より上にはいけません。
だからといって、基本をおろそかにしていいわけではありません。
プロも、基本をおさえた上で、プラスアルファで差別化しています。

知っていることと、理解していることは違います。
僕は、基本的なことを言われるほど「そうだよなー!やっぱ打点が遅れちゃうとマズイんだよね」などと重く受け止めます。
上達していくにつれて、当たり前の大切さがわかってくるものです。
大事なのは、今知っていることを、確実に自分のモノにしていくことです。

今知っている知識を、しっかりと身に付けていきましょう。



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勇気を出して、素直になろう。

2006年09月23日 | テニス
うまくなるためには、素直になることです。

どこかで怖がっている人は、なかなか上達しなかったりします。
パッと見、プライドの高そうな人がいます。
「私はこうなのよ」というツンツンした感じで、近寄りにくいオーラが出ています。
プライドが高いのは、悪いことではありません。
ですが、これによってチャレンジできなくなってしまうのはマズイです。
自分を高く見せようとするヘンなプライドが邪魔をして、行動力が落ちないようにすることです。

どんどん上達する人は、素直な人です。
素直に「怖いものは、怖い」「こういうふうになりたい」と言える方がうまくなれます。
「怖いけど、怖がっている自分をバレたくない」とガードしすぎると、エリマキトカゲみたいにバッと威嚇したり、「私には毒があるから近づかないほうがいいよ」というカッコウをしてしまいます。
いくら、こういうハッタリを繰り返していても、根本的な解決にはなりません。
ヘンなプライドの壁に閉じこもっていないで、素直になることです。
「こんなことをしたらバカにされちゃうかも」と逃げるから、うまくいかないのです。
「私はビビリだよ!でも、このままでいたくないから、みっともなくても挑戦してみるよ」と開き直っちゃったほうが、だんだん楽しくなってきます。

僕の友達で、見た目はメチャメチャ怖い人がいます。
たぶん、知らない人だったら「目を合わせないようにしよう」と思います。
でも、この人はホントはビビリです。
「ナメられるのが怖いから、こうやってカモフラージュしてるんだよ」と言っています。
ファミレスの店員さんが目を合わせてくれないのは、怖いからです。
そのくせ、「気づかねーなぁ・・・チッ、みんな忙しそうだなぁ~」と店員さんをよぶタイミングを気にしています。
素直にニコニコしながら「すいませ~ん!いいですか?」とやればいいだけなのに、何かヘンなプライドが邪魔をしているようです。

上達するには、「フン!」とツンツンしないほうがいいです。
ヘンなメンツにこだわるから、動けないのです。
勇気を出して、素直になりましょう。



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「前提」を、間違えないようにしよう。

2006年09月22日 | テニス
強くなるには、「前提」を間違わないことです。

「どうしよう?次の対戦相手、強いんだよなぁ~」と言っている人がいます。
「う~ん・・・ヤバイなぁ・・・ヤバイなぁ・・・」と、ずっと悩んでいました。
この人の話を聞いているうちに「こりゃ、マズイぞ」と思ってきました。
勝てない理由ばかりあげているからです。
「相手は強いから、勝てる気がしない」というところからスタートすると、どんどん勝てない理由ばかり見つかります。
「バックハンドを狙っても、ミスってくれないんだよね・・・ダメだこりゃ!」と、ブツブツ言ってます。
こういうことをやっていくうちに、自信がなくなっていきます。
「勝てない理由」を探しても、やる気がなくなってしまうだけです。

僕は、とんでもない勘違いヤローです。
これを言うと、「お前!・・・なんかムカつくよね」と言われます。
だから、本当は言いたくありません。
しかし、あえて勇気を持って言うと、僕は「相手の人には申し訳ないけど・・・なんだかんだ言っても、やっぱり最後は僕が勝っちゃうんだよね」という前提から、スタートします。
これをやると、余裕が出ます。
「ヤバイ、ヤバイ」という余裕のない状態だと、いいアイデアは浮かびません。
「ヤバイ」と自分にプレッシャーをかけすぎると、冷静な判断もできなくなってしまいます。

僕は「タイムボカン」シリーズが大好きです。
いつも、なぜか悪者の方を応援しちゃいます。
それは、いつももうちょっとのところまで正義の味方を追い込むのですが、最後のツメが甘くて、結局はやられてしまうからです。
その上、負けちゃうと上司から「おしおきだべぇ~」とやられてしまいます。
試合のときは、僕自身は正義の味方気取りでいます。
だから、「どんなピンチでも、何かのキッカケで逆転して、結局は勝っちゃうもんだよな~」と楽観的に考えています。
そして、「そのキッカケってどこだろうな?」と思って見ているので、だんだんと相手に有効な戦略が浮かんでくるのです。

余裕がないと、いいアイデアは浮かんでこないものです。
最初の前提を、間違えないようにしましょう。



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自分をだました人を、尊敬しよう。

2006年09月21日 | テニス
うまくなるためには、グローバルスタンダードで考えることです。

「だまされたぁ~・・・すごいヒドイんだよ!」と怒っている人がいます。
話を聞くと、試合相手の演技にまんまとひっかかっちゃったみたいです。
最初、相手はショボイふりをしていたらしく「これはイケる!」と思ったらしいのですが、どうやらこれは作戦だったみたいです。
途中から予想外のショットを打ち出してきて、それに驚いてオロオロしているうちに負けてしまったようです。
この人は、完全に「相手が悪い」と思っているみたいです。
でも、ホントはそんなことありません。
しかし「いや、それはだまされたあなたが悪い」なんて言ったら、僕のほうが怒られてしまいそうなので「まぁ、いい経験になったじゃないですか」と、やんわり怒りを静めることにしました。

テニスは、世界中でプレーされているスポーツです。
日本人の感覚では、詐欺などの事件があると「だました奴が悪い」となります。
でも、外国ではそうとも限りません。
基本的に、自己責任ととらえる場合が多いです。
自分の身は、自分の力で守らなくてはなりません。
ほとんどの国では、「だまされるほうがアホなんだ」というのがフツーみたいです。
むしろ、「うまくだませたなぁ!さすがだね」と賞賛されたりするらしいです。

僕は、世界の基準であったり、自然界の常識をベースに考えるようにしています。
例えば、擬態をしている虫がいるとします。
それに気づかない虫がやってきて、バッと捕まっちゃったとしても「オマエ、そんな葉っぱのフリしてるなんてキタネーよ!」と文句を言えません。
これは、進化するために身に付けてきた生きるための知恵です。
海の中では、触覚を虫みたいにピコピコ動かして、自分は砂の中で隠れている魚がいます。
それを「おっ!エサ発見!」と思って近づいてきヤツを、砂から飛び出してきてパクッと食べちゃいます。
だからといって、「ズルイよ!だますなんてさ」というわけにはいきません。

僕も、たまに相手にだまされることがあります。
そういう場合は「ひどい!」と思うより、「すごい!」と思います。
「オレをだますなんて、たいしたもんだぜ!あなたはスゴイですね」と、ちょっと嬉しくなります。
そして、「ふ~ん・・・こういう作戦もあんだな~!オモシロイなー!パクっちゃおうかな?」とニンマリします。

自分をだました相手に文句を言うより、尊敬してみましょう。



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否定しないで、いったん受け止めよう。

2006年09月20日 | テニス
うまくなるためには、いったん受け止められることです。

ダブルスで、パートナーともめている人がいます。
「なにやってんの?あれはキメなきゃダメじゃない!」「いや!あれはもう一回つないでいったほうがいいんだよ」と、なにやら険悪なムードです。
勇気を持って「まぁまぁ・・・ここはひとつ穏便に・・・」と入っていきました。
そこで「あの場合はどっちが正しいの?」と質問されましたが、お互いの主張を聞いていると、どっちもそれなりに正しいことを言っていました。

自分を持つことは大切です。
でも、自分の意見と違うからといって、すぐに否定してしまうのは問題です。
いったん相手の考えをちゃんと聞いて、その上で「たしかにそういう考え方も正しいよね・・・私は、ここはこういうふうに考えてるんだけど、どうかな?」というのなら、いきなりバトルになることはありません。
「自分はこう思う」という意見も聞かないで、最初から否定されたらムッとします。
やはり、相手の意見をちゃんと聞いた上で議論することです。
そうすれば、自分が気づかなかったポイントがわかることもあるし、お互いの理解も深められます。

僕は「他人に流されないで、自分をしっかり持つことが大事だよ」と言っています。
でもこれは、「他人の意見を聞くな」ということではありません。
人の意見は、しっかりと最後まで聞いた方がいいです。
そして、いったん受け入れた上で、判断をしていくことです。
「それは私の考えと違う」と否定してしまっては、何も吸収できません。
これだと、自分の幅は広がっていきません。
柔軟性を持って対応していくことが大事です。

いったん受け入れて、もし「自分が間違ってたかも?」と思ったなら、素直に「ごめんね!こういうふうに思ってたんだよ」と言えばいいだけです。
自分の意見を通すことより、強くなっていくことの方が大事です。
ダブルスで勝つには、パートナーのことをお互いに深く理解していることが大切です。

いきなり否定しないで、受け止めていきましょう。



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「最高」と「最低でもこれぐらいは」というレベルを、引き上げよう。

2006年09月19日 | テニス
上達のコツは、自分を過小評価しないことです。

あまり謙虚すぎると、うまくいきません。
僕が「おっ!ナイスショット!」とほめると、「いやいや、たまたまですから」と謙虚な人がいます。
謙虚なのは悪いことではないし、好感が持てるのも事実です。
ただ、「いや、本当にたまたまなんです」とやたら否定するのは、ちょっとまずいです。
「こんなショットは偶然なだけだし、本当はたいしたことないんだ」と過小評価しすぎると、なかなかいいイメージがつくれません。

僕の場合、とんでもなくすごいミラクルショットが入ると「これが実力です」と、キッパリ言います。
実は、自分でも驚いていたりします。
「うそぉ~・・・マジ?偶然だよね?」と言われても、「偶然なわけないでしょ!すべて必然です!・・・とうとうマスターしちゃったなぁ」などと言っています。
すると、「幸せなヤツだよなぁ~」と言われます。

うまくなるためには、セルフイメージのレベルを上げていくことです。
そのためには、1回でもうまくいったショットのイメージをしっかり焼きつけ、「これが本来の姿なんだ」とインプットしていくことが大事です。

僕が練習するときは、常にベストショットのイメージを描きながら打っています。
もちろん、実際はめったに打てません。
しかし、それを描きながら打っているうちに「おっ!今のはイメージに近いぞ」というのが増えていきます。
そうやっていくうちに、いつの間にか「当たり前」のレベルが上がっていくものです。

本当の実力とは、どんなにバッドコンディションであっても出せる能力のことです。
この最低ラインのレベルを引き上げるには、常にベストな状態のラインを上げていくことです。

「最高はこれだけできる」というレベルと、「最低でもこれはできるんだぜ」というレベルを、引き上げていきましょう。



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ガマンしないで、やりたいことをやろう。

2006年09月18日 | テニス
レベルアップするには、義務からやらないことです。

「バックハンドは、こういうフットワーク覚えないとね・・・その次はスイングをなんとかしないといけないし・・・まだまだやることいっぱいだなぁ・・・大変だこりゃ・・・はぁ~」となっている人がいます。
やることがいっぱいで本当はうれしい人はいいのですが、本気で嫌だと思っているのはマズイです。
僕は、こういう人に対しては「そんなことやんなくていいよ」と言っちゃいます。
すると「えっ?」という顔をされます。
もちれん、本当はやった方がいいです。
しかし、「ガマンしてやんなきゃしょうがないし・・・」とテンションの低いままやったところで、うまくなりません。

テニスは、義務でやるものではありません。
楽しんでやるから、上達します。
僕は、ガマンするのが大嫌いです。
だから、ガマンなんかしません。
好きなことだけやります。
好きで、ワクワクしながらやりたいことをやっていれば、自然とうまくなるものです。

こういう人に対しては、「そんなことより、本当はどんなことやりたいの?」とか「これなんかやってみると面白いよ」とアドバイスします。
そして、やりたいことをやっていくうちに、なぜかバックハンドのフットワークも良くなるし、スイングもよくなってくるような工夫をレッスンに入れていきます。

よく「段階別に、下のほうからマスターしていかなければダメ」と思っている人がいます。
しかし、そんなことはありません。
好きなことから、やっていけばいいんです。
「やらなければならないこと」より、「やりたいこと」からスタートすることです。
日本の歴史を勉強するのだって、原始時代からやっていたらダルくなってきます。
小泉首相でも、織田信長でも、興味あるところからスタートしていけばいいのです。
興味あることは、だんだん膨らんでいくものです。

やらなきゃいけないことをガマンしてやるより、やりたくて仕方のないことをやりましょう。



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「理想」と「現実」を、行ったり来たりしよう。

2006年09月17日 | テニス
上達するには、「理想」と「現実」の2つが大事です。

先日、「お前は相変わらず、夢みたいなことばっか言ってんなぁ・・・理想が高いのはわかるけどよぉ、もっと現実見た方がいいぞ・・・でも、現実的なことも言っちゃあいるんだよな・・・わけわかんねーな?お前はいったいどっちなんだ?」と言われちゃいました。
別に「理想主義者」でもないし、「現実主義者」というわけでもありません。
しいて言うなら、その両方です。

上達するには、理想ばかりも、現実的すぎるのもよくありません。
なかなか上達しないという人は、そのどちらかに偏っているようです。

「こういうふうになりたい」「こういうプレーがしたい」とデッカイ夢があっても、「じゃあ、そのためにどうしたらいいの?」という部分が抜けている人がいます。
思っているだけでは、夢は実現しません。
具体的に動くには、やはり現実的に考えないといけません。
一方で、現実はよく考えているけれども、理想が抜けている人もいます。
「これやってみたいけど・・・現実的には厳しいし・・・」となってしまっては、壁をぶち破るパワーは生まれません。

上達とは、理想と現実のギャップを埋めていく作業です。
坂本竜馬は、日本を変えるデッカイことをしました。
みんなから「何ムチャクチャなこと言ってんの?」「それはありえねーだろ?」ということを、実際に成し遂げてきた人です。
これができたのは、現実的に動いたからです。
僕は、司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」が好きです。
これを読むと、理想に向かって戦略を練り、現実的に日本中あちこち動き回っていろんな人を説得し、変えていったのがわかります。

デッカイことを成し遂げるには、「こうしたい」という大きな志を持って、現実的なアクションを起こしていくことが大事です。

「理想」と「現実」の間を、行ったり来たりしながら進んでいきましょう。



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「今までの正解」より、これからの正解を見よう。

2006年09月16日 | テニス
ステップアップするには、「今までこれをやってきて、うまくいったこと」にしばられないことです。

正しいことが、いつも正しいとはかぎりません。
レベルが上がれば、正しいことも変わってきます。
いつまでも、過去の成功例にこだわっていると、上を狙えません。

僕は、その人の現段階のレベルに合わせて、違うことをアドバイスします。
レベルが上がれば、今まで「こうした方がいいですよ」と言ってきたことと、正反対のことを言う場合もあります。
すると、「今まで正しいと思ってやってきたことは、何だったんですか?」と反発する人がいます。
でも、今まではそれが正解だったのです。
そのレベルをクリアしたからこそ、別のことがアドバイスできます。
今までのことを、否定しているわけではありません。
成長したということです。

例えば、「今のはそうやって踏み込まないで、オープンで打った方がいいですよ」とアドバイスすると、「えっ?今まで、ちゃんと踏み込んで打った方がいいって言ってたじゃない!」と思う人がいます。
たしかに、今まではそっちの方が安定していたから正解です。
でも、レベルが上がってクラスも上がれば、周りの人も変わってきます。
この場合は、足の踏み込みの方向からコースを読まれていました。
今は、相手の予測されない打ち方が正解のレベルです。
だから、ギリギリまで予測されない入り方をした方がいいです。

できることが増えてくれば、やった方がいいことも変わってきます。
「セカンドサーブは入らないとマズイから、とりあえず入れにいった方がいいよ」というレベルから、次のレベルは「入れにいっちゃうセカンドはすぐに叩かれちゃうから、しっかりと回転をかけて振り切った方がいいよ」というレベルになります。
「今までの正解」は、次のレベルでは「不正解」になったりするものです。

「今まで、これをやってきてよかった」より、「これからは、こうやった方がよさそう」ということに、目を向けていきましょう。



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