藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

書きまくろう。

2005年10月12日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート12

テニスが上達するには、ラケット以外にペンと紙の使い方を覚えましょう。


柳先生「人間・・・ものを覚えるには 書くという行為が最も有効なのだ・・・人間の体の構造上 脳と手は連動しているから 書くことによって手を動かすと 脳もより一層活発に働くのだ だから視覚に頼って記憶するよりも 何十倍もの効果がでる!何かを覚えようとするなら とにかく書け!ノートでも紙切れでもそばにあるものに 書いて書いて書きまくれっ!」


テニスが強くなるには、とにかく書くことです。
打ってて気づいたこと、コーチに言われたこと、プロのショットを見て思いついたこと・・・なんでも書いておきます。
僕は学生の頃から、「テニスノート」を書いています。
この前、部屋の掃除をしていたら、ボロボロになっているテニスノートが、何十冊も出てきました。
パラパラとめくってみると、「スピンのとき、人差し指の動きをこうしたら回転がたくさんかかった気がする・・・」みたいな、ちょっとした発見などが、ぎっしり書いてありました。
今でも、その習慣は残っていて、「あっ!そうか!」とピンとくると、忘れないうちにメモ帳や、携帯電話のメモ機能に書いておきます。
ポイントは、思いついたらすぐ書くことです。
後で書こうと思っていると、たいてい「あれ?なんかひらめいたんだけど、なんだったかな・・・?」と忘れてしまいます。
「まぁ、忘れちゃうんだから、たいしたことじゃないのかなー?」とか思っていて、しばらくしてから偶然思い出したら、「結構大事なことだったや!」ということが多いものです。
たまたま、思い出すことができたらラッキーですが、思い出せないこともあるわけです。
大事なことは、ささいなことの中にあるものです。
即座にメモできることを習慣にしましょう。

よく、生徒さんから「1週間テニスやらないと、忘れちゃうんだよねー!そういえば、先週もコーチに同じところアドバイスされたよねー!」という言葉を聞きます。
確かに、そういうことって多いですよね。
そこでオススメしたいのが、とにかく書くことです。
しかし、実際は書くことに抵抗がある方が多いみたいです。
僕が「ノート作るといいですよ!」と言うと、「なるほど!でも大変そうですねー!」と言われます。
でも、実は大変でもなんでもないです。
どうも、技術的なことなどを、事細かく論理的に、具体的に書き上げているように思われるようですが、実際はかなり適当です。
ちゃんと、キレイに、立派に作ろうと思うから、なかなか一歩が踏み出せないだけです。
僕のノートは汚いです。
自分でも、たまに解読不能になります。
「こんな感じで打つといいかも?→やっぱ違った、こうした方が良かった!→でも、こうやってもありだな!→こうやるには、このフットワークでないと厳しい→こういう場合には使えるかも?」
みたいに、ピッと線で引っ張ったり、×したり○したり、ゴチャゴチャです。
大切なのは、きちんと書くことよりも、そうやって考えや、今度挑戦する内容を整理していくことです。
そうやって、書くことで、イメージが明確になっていきます。
書く前は「えっと・・・ここが大事だな!」と思い出しながら考えます。
書くときも、「なんて書くかな?ここがこうだから・・・こう書くとわかりやすいかな?」と何度もそのイメージを反復しています。
次のレッスン前に、「今度のレッスンは、ここに気をつけるんだったな!」とノートを見直すときも、「そっかー!ここは、こうやんないとなー!」と何度も無意識にイメージを固めています。
これが、上達のポイントです。
たいしたことじゃなくても、書きまくりましょう。



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