藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

わからなかったら、教えてもらおう。

2007年01月31日 | テニス
うまくなるためには、教えてもらうことです。

「私、バカだから・・・いくら考えてもわかんないんです」と言っている人がいます。
「えっ?たしか僕よりも偏差値高い学校でしたよね?そんなこと言ったら僕は大バカになっちゃうじゃないですか!・・・まあ、そうかもしれませんけどねー」と、ちょっとスネていると、「そういうことじゃないよ」と言っていました。

いくら考えてもわからないなら、人に聞いてみればいいだけです。
僕は「わかんねーもんは、わかんねー」と判断すると、さっさと誰かに教えてもらいます。
めったに出席しない大学の授業などは、わかるわけありません。
でも単位は欲しいので、テスト前になるといつも出席してそうで、前のほうに座っているマジメそうな人に声をかけます。
なるべく自然な流れを演出して「うわっ!まじめにノートとってるね、すごいな~!しっかりしてるな~」とほめます。
すると、「そんなことないよ~」といったリアクションがきます。
「謙遜しちゃってぇ!いい人だなぁ・・・あっ!そうそう!ちょっといいかな?ここんとこがいまいちわかんないんだけど、わかる?」といった感じで聞いてみます。
本当はほとんど全部わかりません。
教えてもらっているときに「なんかハラ減ってきたな~、何かうまいもんでも食いにいかない?お礼におごるからさ、あとここんとこだけ教えて!お願いしま~す」とやって、ちゃっかり学食の390円のサービスランチでいろいろ教わり、今までのノートまでコピーさせてもらっていました。

テニスも、わからないことがあったら教えてもらうことです。
教えてもらうのに「バカだと思われたくない」といったような抵抗があるようなら、相手をほめたり、おだてたりしていい気分にさせてしまうことです。
僕は単純なんで、ちょっとおだてられるとペラペラ教えちゃいます。
「コーチのバックボレーってカッコイイよね!美しすぎて見とれちゃうよ!私もそういうふうに打てたらな~」とか言えば、「ん?カッコイイ?・・・そ~お?・・・ムフフフ・・・見とれちゃうか~!いや~、まいったなぁ・・・これはですね、ここをこうやったらうまくできるようになりますよ」ってなります。

いい気分にさせて、どんどん教えてもらいましょう。



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「これもあり」と考えてみよう。

2007年01月30日 | テニス
的確に判断していくには、柔軟性が大切です。

ポーチボレーのコースについて、なにやらモメている人達がいました。
「センター狙いだろ」「アングルだろ」と、お互い一歩も譲らない激論をしていました。
「コーチ!どっちが正しいの?」と聞かれたので、「どっちも正しいですよ」とサラッと答えると、「あのさぁ、そんな曖昧なのやめてよ!」と言われちゃいました。

「これは正しい」「これは間違っている」と、やたらに白黒はっきりさせたがる人がいます。
このように、ハッキリさせていくことも大事です。
でも、こればっかりでもいけないです。
僕はヘンなところにこだわって「ハッキリさせたい」とやることがあります。
しかし、全般的にはかなり曖昧です。
あえて「どっちもありじゃない」というグレーゾーンをつくることによって、柔軟性を大切にしています。
「これは正しいけど、これはダメ」とばかりやっていては、だんだん頭が固くなってきてしまいます。

「正しいことはたくさんある」と思っていたほうが、柔軟に対応できます。
それに、いろいろやってみたほうが楽しいです。
ポーチで安全なのはセンター狙いです。
でも、この「センターセオリー」はみんな知っています。
すると、相手もセンターを予測してカバーに入る可能性が高いです。
もし「センター打ってこい!」と何かをたくらんでいる相手だったら、センターを狙うことで逆にリスクが高くなってしまうこともあります。
アングルを狙われるのは、イヤなものです。
でも、アングルばかり狙っても予測されます。
それに、スペースが狭い分、あまいと不利になりやすいし、サイドアウトなどのリスクもあります。
そのときによって、正解はコロコロ変わります。
「センター」「アングル」だけじゃなくて、「相手のボディ狙い」「ドロップ」「ロブボレー」などがいい場合もたくさんあります。

相手の状況、自分の状況など、それぞれの状況で正しいことは常に変化します。
「これもあり」と、柔軟に考えてみましょう。



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バンバン競争して、楽しんじゃおう。

2007年01月29日 | テニス
実力を上げていくには、競争していくことです。

「私は私だからさ、自分のペースでやっていくよ」と言っている人がいます。
これは正しいことです。
でも、これを言いわけにしたり、間違ったことに使ってしまうと、なかなかうまくならない場合があります。

楽しく上達するには、競争していくことです。
たとえば、誰かがゲームを提案したとします。
「一番最初に当てた人は、ジュースおごりね!」と、サービスの的当てゲームをしようとします。
そのとき、「いいね!やるやる!よぉ~し、一番に当ててジュースゲットだ!」とノリノリな人と、「え~っ、私はそういうのはいいよ」とやらない人に分かれます。
やらない人は「そういうプレッシャーなしで、自分のペースでじっくりフォームチェックしたいから」などという理由を挙げます。
一方、やりたがる人は「面白そうだから」「なんか賭けた方がやる気が出るから」などのようなことを言っています。
どっちの方がうまくなりやすいかというと、たいていはノリノリで参加するタイプのようです。

大事なのは、自分のペースのレベルを引き上げていくことです。
そのためには、競争していくことです。
僕の友達は「前の会社は別にノルマとかなかったから、自分のペースでやってりゃよかったんだけど、今度の会社は競争が激しいんだよぉ・・・最初のうちはきつかったけど、最近ではそれがフツーになってきたかな・・・そしたらさ、なぜかちょっと面白くなってきちゃってさー」と言っていました。

テニスは、一生懸命やればやるほど楽しくなってきます。
競争して一生懸命やれば、自然と自分のペースもレベルアップしていきます。
そうすると、ますます楽しくなるという良い循環に入れます。
バンバン競争して、楽しんじゃいましょう。



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勝てる部分で、勝負していこう。

2007年01月28日 | テニス
勝負で勝つには、勝てる部分で勝負していくことです。

「次の試合は、絶対勝ちたいんです」という人がいます。
こういう気持ちは大切です。
「勝てなくてもいいや」という人は、やっぱり勝てないものです。
「どうやって勝つ?」と質問すると、「僕が得意なのはストロークなんで・・・なんとかストロークで勝負していきたいです」と言っています。
「もしストローク戦になったらさ、自分のほうが有利なの?」と聞くと、「それが相手のストロークいいんですよね・・・全然有利なんかじゃないですよ」と言っていました。

先日、久しぶりに以前テニスコーチをやっていた先輩と会いました。
「仕事のほうはどーすか?」と聞くと、「今、けっこう大変なときでさぁ・・・会社の存続を賭けた勝負に、近々出る予定なんだよね・・・うちみたいな小さな会社だとさ、生産能力とか金のかかることでは勝ち目ないから、大手にはなかなかできないようなことで勝負するしかないんだよ・・・お客の個別のニーズに合わせた対応とか、いかに早く対応するかとかさ、そういったところで差別化していかないと勝てないよね・・・まぁ、テニスと同じだよ」と言っていました。

大事なのは、「これだったら、勝負していっても勝ち目がある」というポイントを見極めることです。
勝てないところで勝負したら、負けてしまいます。
これは当たり前なのですが、感情的になってしまうとなかなかできないみたいです。
冷静に、自分が勝てる部分、勝てない部分を分析して、戦略を練ることです。
ストロークの打ち合いでは分が悪いのなら、「ショートボールで相手をネットに引きずり出せば・・・パスとロブをうまく使っていけばこっちの方が有利だな」などのように、勝てそうなプランを考えていくことが大切です。

勝てる部分を考えて、勝負していきましょう。



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「よかった」を、数えていこう。

2007年01月27日 | テニス
調子を上げていくには、数えるポイントに気をつけることです。

「だんだん調子が悪くなってくるんですよねー・・・なんでだろ?・・・コーチはそういうことない?」と言っている人がいます。
「たしかに、そういうこともありますよ・・・でも、僕はどちらかといえばスロースターターなんで、だんだん調子を上げていくタイプかな」と答えると、「へぇ~!そうなんだ・・・私と何が違うんだろ?」と言っていました。

この人を見ていて、気づいたことがあります。
それは、数えているものが違うということです。
僕の場合だと、「よかったこと」を数えています。
とはいっても、これはほんの些細なことばかりです。
「だんだんタイミングがつかめてきた」「ちょっとアタリが厚くなってきたぞ」「少しずつ、体が動いてきたぞ」といった、小さなよかったことを数えています。
この人の場合だと、「また浮いちゃったよ・・・もっとしっかり沈めなきゃダメだろ」「またヒザが伸びちゃうの早いよ・・・もっとタメをキープしなきゃダメだろ」「また遅れちゃったよ・・・もっとセット早くしなきゃダメだろ」などと、ダメなポイントばかり言っています。
そして最後には「ダメだ~!調子悪くなってきた」となってしまいます。

調子を上げていくには、良かったポイントを数えることです。
もちろん、ダメなポイントを放っておくのはよくありません。
大事なのは、「ダメだ」で終わらせないことです。
「打点が遅れてダメだ」でストップしないで「・・・ってことは、もうちょっと準備を早くしよう!今のうちに気づいてよかったぁ~」とやることです。
そうやって「よかった」を数えていくと、「おっ!さっきよりも遅れなくなってきた!よかった」「今のはタイミングがドンピシャだった!よかった」と、だんだん「よかった」が増えていきます。

「よかった」ポイントを、数えていきましょう。



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アイデアで、勝ちにいこう。

2007年01月26日 | テニス
勝負で大切なのは、アイデアです。

「根性で勝ちます」と言っている人がいます。
「く~、ニクイねぇ、このぉ~・・・でも、根性だけっていうのもちょっとマズイですよ」とアドバイスしました。

根性でなんとかなる相手と、なんともならない相手がいます。
同じくらいのレベルの相手なら、根性があるほうが勝ちます。
しかし、相手が格上である場合は、根性でやるとたいていボコられてしまいます。
「うぉ~!根性、根性、ド根性だ~」とカーッとなってやると、たいていワンパターンになってきます。
すると、相手にとって予測しやすいという悪循環にハマってしまいます。

僕も、昔は「気合いと根性でなんとかなる」と思っていたときがありました。
負けても「根性が足んなかった」と思っていましたが、これは間違いでした。
あるとき「お前は怖さが足んないんだよ・・・素直すぎるんだよな」とアドバイスされて「はっ!そうか!・・・足りないのは根性よりもアイデアなんだ」と気づきました。
これをキッカケに、かなり変わってきました。
そこまで全く歯が立たなかった先輩と試合をしても、かなりいい勝負ができるようになってきました。
そして、その先輩の口から「うわっ!マジかよ・・・やられたなぁ」「うおっ!そうきたかー」「大人なプレーじゃん」など、今まで聞いたことのない言葉が出るようになってきて「そういうことか!」と実感しました。

大切なのは、「今、自分にできることをどう組み合わせて、どういったことができるか」というアイデアです。
このアイデア次第では、上のレベルの人とも勝負していくことができます。
クリエイティブさで、勝ちにいきましょう。



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ニヤニヤしながら、企画しよう。

2007年01月25日 | テニス
強くなるには、企画していくことです。

「とにかく、がんばりますよ」と言っている人がいます。
「そうかー!うまくいくといいね!・・・ところで、どうがんばるの?」と質問すると、「えっと・・・中途半端にならないように、一生懸命やります」と言っていました。

やる気があるのは、いいことです。
そのやる気を、具体的な方向に結び付けていくことが大事です。
「どーすりゃいいのかわからない」という状態だと、せっかくのやる気も空回りして、だんだんモチベーションもダウンしてしまいます。

僕は、あまり頑張らないタイプです。
「なんだか面倒臭いな~」と思っちゃうと、やる気がなくなってしまいます。
でも、楽しいことはやる気満々になります。
面白いことを考えるのは大好きです。
だから「こうやったらオモシレーんじゃない?」「こういうサプライズがあったらビビるかな?」「これはさすがに予想外なんじゃない?」といった、面白いびっくりドッキリ企画はワクワクしながら考えちゃいます。
このように考案した企画を人に話すと、不思議と「いろいろ面倒臭いことやってんな~」とか「がんばってるよね」と言われたりします。

うまくなるためには、いろいろ企画していくことです。
たとえば、試合に勝つということだったら「どうやって勝てば、より面白いかな?」と考えます。
僕はこういう「一人企画会議」をよくやっています。
「こんな企画は盛り上がるんじゃない?」「これはかなり斬新なアイデアじゃない?」などと一人ブレストをしていくうちに、どんどん楽しくなっていきます。
「3ゲームくらいは後ろでスピンでシコっといて、その後急にスライスでネットにつくようにしたらかなり驚くかな?あと、ここらで一発ドロップ入れといて・・・ムフフフ、これって意外とトリッキーだよね?」とポンポン企画を考えていくと、イメージも具体的になってきます。

ニヤニヤしながら、面白い企画を考えましょう。



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「ウェルカム不満」と思ってみよう。

2007年01月24日 | テニス
変わっていくためには、不満を受け入れていくことです。

「なんでこう打てないんだよ・・・すっげー不満!」と言っている人がいます。
「コーチにはこういう不満ってないんだろうなぁ」と、なにやらブツブツ言っているので「そんなことないよ、むしろ不満だらけですよ!・・・でも、結構満足してるかな?」と答えました。
すると、「なんか変なこと言ってない?」と言われました。

不満を「不満だ」と言っていても、解決はしません。
せいぜい、ちょっと気がまぎれるくらいです。
「不満=嫌なこと」と思っていると、行動力が落ちます。
嫌なことは、やる気がしないからです。

僕は「不満なんか、あるのが当たり前じゃね?」と思っています。
むしろ、本当に不満がない人がいたら、そのほうがマズイと思います。
なぜなら、不満があるのは向上心があるおかげだからです。
「今よりもっとうまくなりたい」という向上心がないと、うまくなれません。

「不満だ」といくら文句を言ってたって、うまくなりません。
うまくなるには、実際にやっていくことです。
そのためには、不満を言って吐き出すよりも、まずは受け入れちゃうことです。
僕の場合は「なんでこういうストロークが打てないんだよ!すっげー不満!・・・ってことはだよ?ものすごくこういうストロークが打てるようになりたいっていう向上心があるからだよね・・・いやぁ~、僕ってとっても意識高いよなぁ!こりゃ、まだまだ強くなるなぁ!よっしゃ、このハードルもクリアしたるぜ!フッフッフ・・・サンキュー不満!」と受け入れてしまうことで、なんだか楽しくなってきちゃいます。

「ウェルカム不満」と思ってみましょう。



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「いいかげん」な自信を持とう。

2007年01月23日 | テニス
プレッシャーに強くなるには、「いいかげんさ」が大事です。

試合で、ガチガチに緊張しちゃってる人がいます。
「リラックスですよ」とアドバイスすると、「そんなのムリだよぉ・・・自信があればいいんだろうけど、実績ないから自信も持てないよね」と言っていました。
これは、確かにそうかもしれません。
だけど、実績があるから自信になるときもあれば、そうでないときもあります。

チャンピオンみたいにすごい実績がある人ほど、プレッシャーも大きくなります。
「これだけの実績があれば、勝って当たり前でしょ」と思われちゃうと、その分不安も出てきます。
実績は、自信にもなれば不安にもなります。
経験があれば、そのぶん「こうなるとマズイ」とか「この人には負けられない」といったプレッシャーもあります。

実績が自信につながることもありますが、自信が実績につながることもあります。
僕の場合、実績がなくても自信だけはあることが多いです。
「なんで?」と聞かれても、その根拠はかなり「いいかげん」なものです。
せいぜい「おみくじで大吉だったから」とか「カツどん食ってきたから」といった感じです。
理由はともかく「大丈夫だろ」と信じちゃってます。
逆に、根拠を明確にしてしまうときほど緊張してしまったりします。
「あのときもこうだったけど、こうこうこうしたらなんとかなった」という実績を根拠にすると、「でもあのときは、ちょうど相手もこういうミスをしてくれたし・・・たまたま良かっただけかもしれないしなぁ・・・」と不安になってきたりします。

「なんかわかんねーけど、とにかく大丈夫だろ!ガッハッハ」くらいのいいかげんさは大事です。
よくわかんない自信を持って、プレーしてみましょう。



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いろんな「カッコイイ」を、求めよう。

2007年01月22日 | テニス
強くなるには、とことんカッコつけることです。

「カッコつけずに、私にできることを一生懸命やります」という人がいます。
一生懸命やるのは、すばらしいことです。
ただ、どうせなら「カッコつけて、一生懸命やる」ほうがいいです。
テニスはカッコよくやったほうが楽しいからです。

僕は、個人的には「イケメン」だと思っているのですが、不思議と他人の評価ではそうでもないようです。
だから、せめてテニスのときくらいは「カッコイイ」と自他共に思われたいです。
そして、カッコよさにこだわっていると、なぜか強くなるし、どんどん面白くなってくるものです。

「どういうカッコつけ方をするか」によって、勝てなくもなるし、バンバン勝てるようにもなります。
ヘンな間違ったカッコつけ方をしてしまうと、勝てないし、逆にカッコ悪くなります。
例えば、試合でムリなことをカッコつけてやろうとしても、できません。
それでもムキになってやろうとすると、ますますカッコ悪くなったりします。
しかし、「できないことを練習してうまくなろう」とやると、カッコよくなります。

「カッコつけないで、一生懸命やる」というのも、ちょっと危ないです。
「いつもいつも自分の打てる最高のショットを一生懸命打つ」と思っちゃうと、単調になってしまう可能性があるからです。
いくら速くたって、同じペースのボールばかりだったら慣れてきちゃいます。
こういう相手だったら、予測しやすいのでそれほど怖くないです。

カッコイイには、いろんなものがあります。
「カッコつけずに一生懸命やる」というのも、カッコよさの1つではあります。
しかし、それだけだと幅が狭くなってしまいます。
他のカッコイイ要素もミックスさせていくことによって、幅は広がります。

ホームランを狙えるような打者が、あえてチームのために送りバントをするのはカッコイイです。
ホントはダウンしそうなのに、「そんなパンチ全然効かないよ!もっと打ってこい」とパフォーマンスしているボクサーも、カッコイイです。
「こういうのもカッコイイな」という範囲が広がると、楽しくなってきます。

いろいろなカッコイイを、求めていきましょう。



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辛いことから、卒業しよう。

2007年01月21日 | テニス
ワンランク上を目指すには、辛いことを辛いままにしないことです。

僕の友達に、筋トレマニアな奴がいます。
友達の家で語っていると、この人がなぜか筋トレをはじめました。
みんな「はぁ?」という顔をしています。
「おいおい!お前なにやってんの?」と言うと、「何って?見りゃわかるだろ・・・あっ!ごめんごめん、ちょっと暇だったから・・・気にしないで」と、フンフン言いながら腕立てをしていました。
けっして悪い奴ではないのですが、少し空気が読めないところがあります。
みんなそれは承知の上なので、気にしないで話していると、しばらくして「ふう!こんなもんかな」と一段落したようでした。
「なんでもいいけどさ、よくそんなことやってるよね・・・辛くないの?」と言うと、「まぁ、趣味だからさ・・・Mだから、自分の体をいじめると充実感があるんだよ」となぜか自慢げです。
「ふ~ん・・・みんながみんなお前みたいな奴だったら、いじめ問題なんかもだいぶ緩和されるのかなぁ?」つぶやいていると、「・・・たしかに好きだからやってんだけど・・・でもやっぱ辛いにきまってんだろ!」と言っていました。
「オレはそういう疲れることとか辛いことって大嫌いなんだよな~・・・なんだか、意味わかんねーなぁ」と言うと、「俺からすると、お前のほうが意味わかんねーよ!だって朝から晩までテニスしてたりするんだろ?俺にそんなことやれって言われたって、ゼッテー無理だよ・・・そんなにやったら辛すぎて死んじゃうよ」と言っています。
「別に辛くなんてないよ!好きでやってる仕事だから、おかげさまで楽しんでるよ!」と言うと、「ホントに辛くねーのかよ?」と聞かれました。
「そりゃ、この前一日8レッスンやったときは、さすがに意識飛びそうになって辛かったけど、充実してたぜ」と自分で言いつつ「あっ!そういうことか!」と、この人の言っている意味がなんとなくわかりました。

「辛いこと」と「楽しいこと」は対極にあるものではありません。
表裏一体です。
僕は辛いことが嫌いなので、楽しいことしかやりません。
だから、「辛いことをやっている」なんて思っていません。
しかし、他人から見ると「辛いことを努力している」と思う場合もあるようです。
「このストローク練習って辛いんだよなぁ」と思っていると、やるのがダルくなります。
同じ練習でも「このストローク練習で、こういうのをマスターしたら面白いぞ!」と思えば楽しくなります。
そうやって夢中で楽しんでいると、他人の目には「辛いのにがんばってんな~」と見えたりするものです。

辛いことから、楽しいことにレベルアップしましょう。



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相手のメリットを、考えよう。

2007年01月20日 | テニス
ゲームメイクで大切なのは、メリットとデメリットを考えることです。

「試合の運び方がわからないんです」と言っている人がいます。
「どういう展開にしたいんですか?」と質問すると、「自分が有利になるように、もっていきたいですけど・・・むずかしいですね」と言っていました。
自分が有利になるようにゲームメイクすることは大事です。
ただ、これを間違っている人もいます。
それは、自分にとって「おいしい」ことばかりを追求してしまう場合などです。
これは、なかなかうまくいかなかったりします。

先日、「なんかいいラケットってない?」と言っている人がいました。
「ありますよ!ほら、これ!僕の使っているラケット・・・これめっちゃいいですよ!売ってあげましょうか?」と言うと、「えっ?ほんと?・・・ちなみにおいくら?」と聞かれました。
「そうですね~、定価は3万ちょっとなんで・・・実際に僕が使っていたというプレミア度を考慮すると・・・10万円でどーすか?」と言うと、「やっぱそうきたか!予想した通りだよ・・・3千円なら考えてもいいよ」と言われちゃいました。

自分のメリットばかりに意識が向いていると、カンタンに予測されてしまいます。
ゲームメイクには、相手が重要です。
自分にとってのメリット・デメリットだけでなく、相手にとってもメリット・デメリットを考えていくことです。
すると、どうしたらいいのかが見えてきます。

たとえば、胸くらいの高さに飛んできたボールを、フォアでクロスに打ち込むのが得意だとします。
実際にそういうボールが飛んできたら「これはおいしい!」と思います。
しかし、相手がクロスの速いボールにたいして、カウンターで合わせていくのが得意だったとしたら、相手にとっても「これはおいしい!」になってしまいます。
こういった、お互いにとってのメリット・デメリットが見えてくると、いろいろと工夫もできるようになります。

自分だけでなく、相手にとってのメリット・デメリットを考えてみましょう。



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自分の流れを、つかんでいこう。

2007年01月19日 | テニス
強くなるためには、「流れ」をつかんでいくことが大切です。

「流れをつかみきれなかったなぁ」と言っている人がいます。
「相手のファーストの確率が落ちてきて、せっかくこっちに流れがきてたのにな~・・・」と残念がっていました。
僕のその試合を観ていたのですが、たしかに彼の言っていることは正しいです。
しかし、大事な部分を見落としているようです。
「相手のことよく見てて、すごくいいと思うよ!・・・だけど、自分の流れはどうだったの?」と質問すると、「えっ?オレですか?・・・よくわかんないです」と言っていました。

外部的な流れだけでなく、内部の流れにも注意してみることです。
流れは、常に変化しています。
「今、自分はこういう流れにあるな」ということがわかっていると、判断も的確になってきます。

今の自分にあった流れに、乗ることが大事です。
たとえば、相手のファーストが入らなくなってきて、セカンドもあまくなってきたとします。
これは、こちらに流れがきています。
「よし!ここで一発リターンエースをきめて、こっちの流れに変えてやる」と思うかもしれませんが、その前に自分自身の流れをチェックしてみることです。
「だいぶハードヒットも当たってるし、セカンドのリズムも合ってきているし、イメージもバッチシできてる」というのなら、バシッと狙っていってOKです。
しかし、「ちょっとチャンスを意識しすぎて、力んでるっぽいな~」というのであれば、「ここはフイちゃうかもしれないから、一回スライスでサイドに振って、ボレーできめよう」などの作戦に出たほうが賢明です。

そのときによって、自分の心理状態やショットの調子も違ってきます。
「さっきに比べて、バックのクロスがサイドに流れやすくなってきた」「今のゲームをキープしたら、だいぶリラックスできてきた」など、どんどん変化しています。
この自分の流れをつかんでいけば、ゲームのコントロールもしやすくなってきます。

自分自身の、今の流れをつかんでいきましょう。



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今のうちに、一生懸命やっておこう。

2007年01月18日 | テニス
一番ショックを受けやすいのは、「ショックを受けないようにしよう」としてしまったことです。

いまいち本気でない人がいます。
「一生懸命やっといたほうがいいよ」とアドバイスすると、「だってさー、一生懸命やって、もしできなかったらさ・・・マジでショック大きいじゃない」と言っていました。
一生懸命にやらなかったことのほうが、後になってマジでショックを受けます。

僕の友達は「あのときもっと本気でやってたらなぁ・・・まあ、今さらそんなこと言ったってしょうがないんだけどね」と、めずらしく後悔していました。
僕も、こういう後悔はたくさんあります。
今考えると「逃げないで、どんどんショックを受けておいたほうがよかったかもね」と思います。

一生懸命やれないときは、何かを怖がっている可能性があります。
でも、よく注意していないと、その怖がっていることにすら気づかないこともあります。
自分では「本当の実力を出したらもっとすごいだろうけど、ここはヨユーぶっていたほうがカッコイイかな?」と思っていたとします。
しかし、意識できていないだけで本音の部分では「ここで失敗したら恥ずかしいし」とか「これが自分の実力なんて認めたくない」といったように、本当は何かを怖がっていることを、ごまかしたい部分があるのかもしれません。

うまくなるためには、ガーンとショックを受けちゃうことです。
すると、いろんなことに気づけます。
「ショック!今の私ってこうなんだ」とわかっちゃえば、「そうかー、だったらこうしなきゃ!」というのが具体的に見えてきて、次のステップへ進めます。
「でもさ、それでイジケちゃったらどうするの?」と心配している人もいるみたいですが、実際はあまりそんなこともないようです。
目の前の課題がはっきりしてくると、そっちに意識が向かうので意外とやる気になることが多いです。

今のうちに、一生懸命やっておきましょう。



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バランスに気をつけて、ポジティブになろう。

2007年01月17日 | テニス
ポジティブなことは大切です。
しかし、ヘンにポジティブすぎるとデメリットになる場合もあります。

いつも「そんなときもあるよ!大丈夫、大丈夫。前向きに考えよう」と、やたらポジティブな人がいます。
しかし、不思議なことになかなか思うような結果が出ないみたいです。
「もうちょっとネガティブになってみる部分があっても、いいんじゃないですか?」と言うと、「ポジティブで何が悪いんですか?」と怒られちゃいました。

僕も「ポジティブですよね」と言われるときがあります。
でも、自分ではあまりそう思っていません。
どちらかといえばポジティブよりですが、ネガティブな部分もたくさんあります。
たぶん、いろいろと悩んだ結果だけをポンと言っているので、ポジティブに感じるんじゃないかと思います。
本当にポジティブな人だったら、僕のようにいちいち「これって、こう考えたら前向きになれるかな?元気になるかな?」なんて、クヨクヨ考えなくても大丈夫だと思います。

物事の本質から、逃げてしまわないことが大切です。
ヘンにポジティブすぎると、自分で意識しないうちに「そんなの気にしたってしょうがないよ」と、見ないでスルーしてしまう場合があります。
でも「うまくいかないこと」のようなマイナス要素の中に、大事なヒントがあったりするものです。
ここをしっかりと逃げずに受け止めていかないと、重要なことが学べなかったりします。

たとえば、大事な場面でダブルフォルトしてしまったとします。
そのとき「まぁ、プロだってダブルフォルトするんだしさ」とポジティブになる前に、一度「ダブっちゃったなぁ、なんでだろ?」と考えてみることです。
そして「緊張して腕が縮こまっているからダメなんだよ」→「なんで緊張してんだよ?」→「勝ちたいから緊張するのはわかるけど、こういうときほどリラックスしなきゃ」→「じゃあ、具体的にどういう解決策をやっていこう?」→・・・・。
という感じで、ネガティブな要素にもしっかりと向き合った上で「プロだってダブルこともあるしね」というポジティブなところにもっていけることが大事です。

バランスよく、ポジティブになりましょう。



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