藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

一瞬で、決断しよう。

2010年06月28日 | テニス
決断力が大事です。

「一瞬で判断するなんて、そんなのなかなかできないよ・・・だって、優柔不断なんだもん」と話している人がいました。
気持ちはわかります。
でも、それができないと勝てません。
テニスは、判断のスポーツです。

僕も、すごく優柔不断でした。
「どうしよう?迷うなぁ・・・こうしようかな?・・・でもなぁ・・・やっぱりやめとこうかな?・・・だけどなぁ・・・う~ん・・・」と、なかなかハッキリしない感じでした。
だけど、最近では変わってきました。
たいていのことは、パパッと決めます。
「スパっと即決できるようになりたいな」と思い、トレーニングをしてきました。
おかげさまで、だいぶ改善されてきました。

コツコツと、トレーニングしていくことです。
普段から気をつけていると、だいぶ違います。
たとえば、コンビニに行っても「飲み物はこれ、おにぎりはシーチキンマヨ」と、一瞬で決めるようにします。
たくさんの商品の中から、「よーい、ドン!はい、これ!」と2、3秒で決めるようにします。
最初は「早く決めよう」と思っていても、「新商品かぁ、気になるなぁ」「コーラもおいしそうだし、コーヒーもいいかも・・・健康を考えて、野菜ジュースがいいかな?」などと考えているうちに、けっこう時間がかかってしまいます。
でも、慣れてくるうちに、全体をパッと見ただけで「これ!」と決められるようになってきます。
ファミレスに行ったら、メニューをパラパラっとめくっただけで「よしっ!半熟玉子のミラノ風ドリア」と決めます。
らーめん屋さんに行っても、一瞬で「大ブタに、やさい、にんにく、あぶらで」と決めます。
テレビをつけたら、チャンネルをパパパッと変えて「このチャンネル」と決めるようにします。
地味に練習していくうちに、だんだんスピードアップしてくるものです。

優柔不断な性格でも、練習次第で変われます。
「ユウジュウで決断するの苦手だから」というのは、たんなる思いこみです。
トレーニングして、即決をクセにしていきましょう。



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いろんな自分を表現しよう。

2010年06月25日 | テニス
自分らしさを、幅広く表現していくことです。

「自分らしくプレーするのが、一番いいですよね」と話している人がいました。
僕も、そう思います。
ただ、ちょっと気になる点がありました。
それは、自分らしいということです。
限定されたような、狭い範囲で「自分らしい」だと、逆に魅力的なプレーだできなくなってしまう可能性があります。
自分らしいといっても、いろいろあるはずです。

勝つために大切になってくることは、相手に予測させなかったり、うまく相手の予測を裏切ることです。
いくら「積極的にいくのが自分らしいから、果敢にボレーに出る」と思っていても、そればかりでは読まれます。
相手だって、「どうせ前に出てくるんだろうな」をわかっていれば、「ロブで抜こう」「こうやってパスを狙おう」と対策を立てられます。
これでは不利です。
あまりに、そういった「自分らしさ」に固執してしまうと、逆につまらないです。

意外性や、ギャップなどが大事です。
僕は、自分らしくプレーすることを心がけています。
そして、自分では「まじめで、誠実で、やさしくて、平和主義で、すごくいい奴」だと思っています。
だから、そのようなテニスをします。
こう話すと、「絶対ウソだ!」と言われます。
「だって、超イジワルしてくるし、ケンカを売ってくるようなこともするじゃない」などとも言われます。
たしかに、そういうこともあります。
ただ、そういうのも自分らしさの一部分です。

テニスは、楽しくやるのが基本です。
コートは、自分を表現する場です。
そして、いろんな自分を表現できたほうが魅力的です。
僕の考えでは、魅力的なテニスができたほうが強いです。
魅力は、ギャップや意外性から生まれることが多いです。
もちろん、自分のダメな部分を出してしまうのはよくないですが、自分のいい部分をたくさん出していくことです。

「自分らしさ」というものを、小さくとらえないことです。
大きくとらえて、いろんな自分を表現してみましょう。



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「ヨユー」と言ってみよう。

2010年06月22日 | テニス
「ヨユー」と思うことです。

「こうやって振れば、カンタンにうまくいくよ」と教えました。
すると「ヨユーそうに言ってるけど、それがムズカシイんだよね」と言われました。
気持ちはわかります。
でも、こういうのは、ちょっとアブナイです。

「ムズカシイ」とわかるのは、レベルアップしてきた証拠です。
だから、悪いことではありません。
しかし、さらに上のレベルに行くためには、そう言わないほうがいいです。

「ムズカシイ」ことは、「カンタン」にしていくことです。
僕は、「フォアハンドって、奥が深いよなぁ」「あのコースに入れるのは、かなりムズカシイ」ということをわかっています。
でも、「そんなのカンタンだよ」「ヨユーでできるよ」と言っています。
友達から「フェデラーはカンタンそうに打ってるけどさ、あんなの実際できないよなぁ」と言われても、「そうかな?たぶん、オレはできるよ」と言います。
「ウソつくな!」とツッコまれる可能性もありますが、あえてヨユーそうに言います。
もちろん「何気なく打ってるけど、すごくレベルの高い技術」というのはわかっています。
それでもこうするのは、チャンスになる可能性が高いからです。

「ムズカシイ」と思っていると、なんだかムリな気がしてきます。
ムリな気がしていると、いいイメージや、いいアイデアは出てきません。
これでは、だんだん本当にムリになってきます。
「カンタン」と言ってれば、だんだん「意外とカンタンかもな」と思ってきて、なんとなくできる気がしてきます。
できると思えば「だって、このタイミングで合えばいいだもんな」とか「こうやって振れば、こういう軌道になるもんな」と、うまくいくための理由がだんだん見えてきます。

「でも、これってムズカシイよな」と思っていても、口では「わりとカンタンだよ」とハッタリを言ってるうちに、不思議とヨユーに変わってくるものです。
ウソでも「カンタンだよ」「ヨユーだよ」と言っていましょう。



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知って、いこう。

2010年06月19日 | テニス
知っていくことです。

「あいつのせいで・・・」と文句を言っている人がいました。
テニスの強い友達が、気に入らないそうです。
でも、そういう文句は言わない方がいいと思います。
なぜなら、その必要がないからです。

僕の周りには、僕より強い人がたくさんいました。
もちろん「クッソー!あいつがいなければ、僕が試合に出られたのに」「上のクラスに行けたのに」「目立てて、女の子にモテたかもしれないのに」などと、思ったこともあります。
でも、今は「あいつがいてくれて、よかったな」と思います。
恨むどころか、すごく感謝しています。
おかげで、成長できたからです。

「クソッ!あいつのせいで・・・」というのは、必ずしも悪いことではありません。
うまく使えば、レベルアップの起爆剤となるからです。
ただ、使い方を誤ると危険です。
マイナスにとらえると、自分の可能性を潰していまいます。

成長とは、自分を知っていくことです。
いろんな経験を通して「オレって、こうなんだな」とわかるのも、成長です。
たとえ「今の自分は、しょせんこんなもんなんだな」とわかったとしても、ガッカリする必要はありません。
むしろ、ラッキーなことだったりします。
今のポジションを、把握できたということだからです。
これは、あくまで今の段階でのことです。
これから、いくらでも変われます。
むしろ、現在地点を正確につかめれば、レベルアップのプランも立てやすくなります。

いろんな経験を積んでレベルアップしていくうちに、だんだん認識も変わってきます。
「あいつのせいで・・・」といった目の前のことだけでなく、もっと広く見えるようになってきます。
すると、不思議とあまり人と比較しなくなってきます。
他人と比較して自分を見るよりも、他人から吸収して、自分の成長につなげられるようになるわけです。
他人は、自分を見つめるための鏡にもなります。
そういう目で見てみると、さまざまなヒントが見つかったりします。

「あいつさえいなければなぁ・・・」と恨むよりも、「あいつがいてくれてあおかげで・・・」と感謝するほうが、自分にとって得になることが見えてきます。
成長のヒントを、知っていきましょう。



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「見ている部分」に、注意してみよう。

2010年06月16日 | テニス
「見ている部分」が重要です。

「オレにはムリな気がしてきた」と話している人がいました。
「なんで?」ときいてみると、「だって、こんなに頑張ってるのに、こんだけしかうまくいかないんだよ」と言っていました。
「こんだけ?」と思いました。

うまくなれるか、なれないかは、実はちょっとの差です。
でも、このちょっとの差が、大きな差になります。

僕は「オレにはムリ」なんて、ちっとも思っていません。
なぜなら、ムリな理由がないからです。
エラソーなことを言っていますが、本当です。
とはいえ、昔はよく「そんなのオレにはムリ」と思っていました。
でも、意味ないことがわかってから、変えました。
「ムリな気がする」と思っているうちは、ムリだからです。
「ライジングであんなとこにコントロールするなんて、そんなのムリだろ」と思っていては、できるわけないです。
できるイメージがないと、どうしていいかわからないからです。

「ムリな気がしてきた」と思うのなら、その理由をよく考えてみることです。
「感覚が、よくわからないから」とか「そんなに、センスがないから」と思うのなら、「感覚がつかめるようになる方法は、もう何もないのか?」とか「本当に、そんなにセンスがないっていう証明ができるのか?」など、さらにツッコんで考えてみることです。
そうやっていくと、「絶対ムリ」というのはないとわかってきます。
よく見ると、可能性がたくさんあることがわかるからです。

見ている部分が大事です。
可能性を潰してしまうのは、もったいないです。
たいてい、思っている通りになるものです。
「ムリ」と思えばムリだし、「できる」と思えばできるようになってきます。

「だって、こんなに頑張ってるのに、こんだけしかうまくいかないんだよ」というので、「それって、どんだけ頑張ったの?」ときいてみました。
すると「昨日の部活で練習してる間、ほぼ、そればっかり練習してた」と言っています。
僕からすると、「たった、それだけ?」です。
ちょっと変えて「だって、こんだけしか頑張ってないのに、こんなにうまくなったんだよ」と思えば、この人はグングン上達するはずです。

「こんだけしか」でなく、「こんなにも」と、小さなところを大きく見てみることです。
すると、可能性がバンバン広がってきます。
「見ている部分」に、注意してみましょう。



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「ヤバイ感」を、出していこう。

2010年06月13日 | テニス
「なんかヤバイ」が大事です。

「あの人・・・なんかヤバかったんだよね」と話している人がいました。
「ヤバかった?・・・まっ、まさか!・・・ヘンなおじさんだったのか?」と言うと、「そんなわけないでしょー!・・・なんていうか・・・うまく言えないけど、とにかく勝てる気がしないというか・・・どことなく怖い感じがあってさ」と言っていました。
「へぇー!そういうのがわかるようになってきたんだぁ・・・成長したな」と思いました。

テニスが強い人には、たいてい「ヤバイ感じ」があるものです。
初心者の頃はあまりわからなかったのですが、レベルアップするにつれて感じるようになってきました。
ジャパンオープンみたいなトッププロの集まる大会なんかに行くと、「うわっ!この人ヤバイ」「あの人もヤベー」と、僕のレーダーはピコン、ピコンと反応しっぱなしです。
これは、別に対戦しなくてもわかります。
すごく優しそうだったり、ニコニコしていていい人そうでも「この人ヤバイ」「怖いな~」と思います。
剣豪は、剣を抜かなくても「この人は強い」とわかるそうです。
それと似ているのかもしれません。

逆に言うと、自分が「ヤバイ感じ」を出せるようになると、グッとレベルアップします。
そういうところを意識してみると、すごく面白いです。
僕も「ヤバイ人」を、たくさん見てきました。
そういう人と試合をするときには、こちらもそれなりの対策をしないと勝てません。
もちろん、ヤバイといってもいろいろです。
「空気的に、なんかアブナイ感じがする」「ヤバイオーラが出てる気がする」とか「独特の雰囲気がなんかイヤ」とか「なんだか、こちらの考えが全部見透かされているような気がする」「何考えてるのか、まったくわからない」「何かを狙っている気がする」など、いろんな場合があります。
意識しているならまだいいのですが、ほぼ無意識に「なんかやりにくい」「なんかおかしい」ということもあります。
気づかないうちに気持ちが負けていると、いいプレーはできません。
だから、「なんかうまくいかない」と思ったら、「どこかで、不安みたいなのを感じてないかな?」とチェックしたほうがいいかもしれません。

相手のヤバイ感に、引きずり込まれないようにすることです。
「ヤバイ原因」を突き止めることができれば、安心してきます。
「わからない」ということが、一番不安だからです。
うまくバリヤーを張って、逆に自分が「ヤバイ感」を出せるようになると、相手をこちらの土俵に引っ張りこめるかもしれません。
そういった駆け引きも楽しめるようになると、さらに面白くなってきます。

「ヤバイ感」を出していきましょう。



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応援していこう。

2010年06月10日 | テニス
応援していくことです。

「どちらかというと、あの雰囲気に負けた」と話している人がいました。
相手側の応援がすごかったそうです。
それがプレッシャーだったみたいです。
でも、そういうのにも強くならないと、なかなか勝てません。

僕は、たいてい1人で試合に出ます。
すると、相手には応援がいたりします。
サークルで応援に来ていて「100人以上いるんじゃないの?」という場合もあります。
僕がキメても、拍手はしてくれません。
「ドンマイ!」「大丈夫!」とか、「あんなのたまたまだよ!気にするな」などと相手の選手を励ましています。
逆に、僕がポイントを取られると「ナイスショットー!」と盛り上がります。
こういう状況だと、かなりイラッとします。
心細くなったり、不安になったりもします。
相手の選手に、カワイイ子がタオルを渡したり、「はい!アクエリアス買ってきたよ・・・がんばってね!」とかやってるのを見ると、「クッソー!」とムカついたりします。
でも、精神的に不安定になると、いいプレーはできません。
そこで、切り替えていくようにします。

冷静になることです。
よく考えてみると、相手ではなく、自分が勝手にプレッシャーを感じているだけだとわかります。
相手側に100人の応援団がいたって、別に1対101で試合をするわけではありません。
シングルスなんだから、1対1でないとルール違反です。
相手は1人だとわかっていれば、外野はそれほど気になりません。
「そうは言っても、なかなかこの空気は・・・」と、うまく冷静になれないときは、僕の場合は小さい頃に観にいった試合を思い出します。

昔、父親に連れられて、東京体育館に松岡修造さんの試合を観にいったことがあります。
決勝戦で、もちろんみんな松岡修造さんの応援です。
優勝は、対戦相手のリチャード・クライチェックでした。
この試合は、僕にとって衝撃でした。
満員の東京体育館にいる人は、ほぼ全員が松岡修造さんの応援です。
完全アウェーの中で、華麗にスカッドサーブからのサーブ&ボレーをキメていました。
それを観て「カッコイイ!よくこの雰囲気の中で、あんなプレーができるな・・・すごいな~」と感動しました。
それから、すっかりクライチェックのファンになりました。
もちろん松岡修造さんも好きですが、それ以上にクライチェックに憧れました。
その時のことを思い出します。

相手にたくさん応援がいても、「あのときのクライチェックのほうが、この1000倍くらいのプレッシャーがあったんだろうな」と思えば、「こんなの何でもない」と思えるようになります。
一番の応援団は、自分自身です。
自分で自分を応援し、勇気づけて、コントロールしていくことです。

自分の応援をしていきましょう。



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分析してみよう。

2010年06月07日 | テニス
相性で、決めつけないことです。

「あの人とは、相性悪いからムリ」と話している人がいました。
たしかに、相性はあります。
でも、「だから、しょうがない」と思ってしまうのは、なんだかもったいないと思います。

よく分析してみることです。
この人は、「実力的に負けているというよりは、相性がよくないから」と思っているようです。
しかし、「なんで、相性がよくないんだろう?」と、もっとつっこんで考えてみたほうがいいと思います。
実は、この場合だと、相手の人はカンタンなことしかしていません。
きびしいコースに来たボールはコンパクトに当てて、ワンテンポゆっくりのペースで合わせることでミスを減らしているだけです。
別に、カウンターで鋭い球が返ってきているわけではありません。
どちらかというと、チャンスボールです。
それなのに、それを自分からミスしています。
原因は、「えっ?あのボールが返ってくるの?」とショックを受けているからです。
「こういう、なかなかミスしてくれないタイプは苦手だな」と思ってしまうと、なかなか勝てないものです。

僕も、「こういう人は、苦手だな~」「相性の悪いプレイスタイルだな」と思うことがあります。
でも、こういうときほど燃えます。
苦手を克服できたら、グッとレベルアップできるからです。
それに、苦手意識のある人とプレーするのは、すごく面白いです。
「こういうタイプはイヤ」という、過去の体験によって植えつけられた先入観を崩せると、パァーっと可能性が見えてきます。

冷静に考えてみると、意外と解決策が見えてくるものです。
「こういうパターンで、もっともポイントを失っている・・・なんで?」と考えると、「自分からのエラーが原因」とわかります。
「では、なんで自分からミスっちゃうの?」と考えると、「プレッシャーを感じているから」となります。
それを「そのプレッシャーは、なんで感じているの?」「それって、本当にプレッシャーを感じることなの?」などと、客観的に自問自答していくと、案外「なんだ、こうすればいいだけじゃん」と気づいたりするものです。

「相性が良くないから、しょうがないよ」と、自分でもあまり意識しないで言い訳してしまうことがあります。
でも、こういうことでチャンスを逃したりもするものです。
冷静に、分析してみましょう。



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認めていこう。

2010年06月03日 | テニス
認めることが大切です

「自分は強いって信じてないと、勝てないですよね」と言っている人がいました。
その通りだと思います。
ただ、それが落とし穴になることもあります。

僕は、自分のことを「超強い」と思っています。
でも、サクッと負けることも多々あります。
それでも、「オレが1番!」と思っています。
そのわりには、自分はビビリだったり、弱い部分がたくさんあることもわかっています。

こういうことを言うと、「それって矛盾してるよね」「自分にウソはつけないよ」と批判されることもあります。
だけど、そんなこともないと思います。
「自分は強い」と思っていることも本当だし、「弱いところがたくさんある」と思っているのも本当だからです。
バランスが大事です。
いろんな要素を認めていったほうが、バランスが安定してくるものです。

たとえば、「自分は強い」と信じているとします。
もちろん、「自分は弱い」と思っていては、不安でいいパフォーマンスはできません。
だから、「自分は強い」と思っているほうが、都合がいいです。
しかし、試合にはミスがつきものです。
失敗のない人はいません。
うまくいかなかったときに「自分は強い」だけだと、逆に不安になります。
「自分は強いはずなのに、なんでこんなピンチになるようなことやってんだ」となると、「実は、違うんじゃないかな?」と疑うようになってきます。
信じられなくなると、どんどん負のスパイラルにハマってしまいます。

僕の場合は、「自分は強い」と思っていると同時に「こういう弱さがある」ということも認めています。
だから、「こんなのおかしい、こんなの認めない」とパニックにはなりません。
「そうだよねー!わかる、わかる!オレって、こういうところがあるんだよね・・・強がってたけど、本当は不安を感じてたんだな・・・でもさ、これってホントに不安を感じなきゃいけない場面だったのかな?・・・ヘンに力んでこう打たなきゃ、うまくいくはずだよね?・・・ってことは、次はこうやって打てば大丈夫だよね・・・よし!オレは超強いから平気だぞ!」といった感じで、客観的に見ることができます。

客観的な視点があるほうが、安定感が増します。
崩れないようにするには、バランスが大事です。
いろんな自分を、認めていきましょう。



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