藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

バランスを、とっていこう。

2008年06月28日 | テニス
バランスが大事です。

「やっぱり、プラス思考でなきゃダメだよね」と話している人がいます。
たしかに、プラス思考はいいことです。
しかし、マイナス思考が全部ダメとも限りません。
お互いにいい部分もあるし、悪い部分もあります。
バランスが大事です。

この前、なにやらもめている人がいました。
「そんな、ごちゃごちゃ考えずに、打ってきゃいいんだよ」
「でもぉ・・・もしアウトしたらどうするんだよ?」
「大丈夫だって!そんなこと言ってっから、うまくいかないんだよ!」
「だけど、この前だってさぁ・・・」
といった感じで、プラス思考の人と、マイナス思考の人が言い合っていました。
しかし、結局平行線のまま終わったみたいです。
それを見ていて「この二人を、足して二で割るくらいがちょうどいいのにな」と思いました。

僕は、けっこう多くの人から「超プラス思考だよね」と思われているようです。
だけど、自分ではあまりピンときません。
ややプラスよりだけど、わりとマイナスに考えることもあります。
もともとは、「超マイナス思考」でした。
しかし、あるとき「マイナスすぎるのもよくないな」と思って、考え方を変えていきました。
だから、プラスに考えるのは後天的なものです。

強くなるには、プラス思考の自分と、マイナス思考の自分を議論させていくことです。
試合では、慎重になったほうがいいこともあるし、思い切っていったほうがいいこともあります。
リスク管理も大事だし、大胆な行動も大事です。
「最悪はこう」「最高だとこう」という両方のイメージがあったほうが、冷静な判断もできます。
イケイケのプラス思考すぎると「もっと慎重にやらないとヤバイよ」ということになりかねないし、マイナス思考で慎重になりすぎると「もっと思い切ってやってったほうがいいのに」となりやすいです。

僕の経験だと「ちょっとプラスよりくらい」が、ちょうどいいようです。
いいプレーをするには理想のビジョンも必要だし、「でも、以前はこうだった」というデータも必要です。
それらを考慮した上で、「今は、こういうことならできる」ということを見つけ、集中していくことです。

バランスをとっていきましょう。



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「まだまだ、こっからでしょ」と思ってみよう。

2008年06月25日 | テニス
「絶対、できるようになってやる」という気持ちは大切です。
でも、ちょっと注意したほうがいいこともあります。

「もう、くじけちゃいそう・・・」と言っている人がいます。
話をきくと、「絶対にマスターしよう」と思っていたショットが、なかなか思うようにいかないみたいです。
しかし、それは当たり前です。
まだ、マスターできるほどの量は練習していないからです。
だから、焦らずにやっていくことです。

僕は「あのショットって難しい?」ときかれても、たいてい「カンタンだよ」と答えます。
自分では「すぐにできるようになっちゃったなぁ」と思っています。
そういうと「はいはい、そうですか・・・うまい人は苦労しないでいいよねぇ~」とグチっぽく言われることもあります。
どうやら、誤解しているようです。
この人は「何回かやったら、すぐにできるようになっちゃったんだろうな」と思っているのかもしれません。
しかし、実際は違います。

「絶対にマスターしてやる!」と思ってやることが大事です。
僕も、そうしています。
だけど、同時に「さすがに、そんなにすぐには、できるようになんないだろうな」とも思っています。
「きっと1万回くらい打てば、ちょっとはできるようになるべ?」という感じです。
そんな感じで練習していくと、500回くらいで「あれ?なんとなくつかんできたんじゃない?」なってきたりします。
そして、1000回くらいになると「意外と、できるようになってきたんじゃない?」となったりします。
だから、「もっともっと難しいかと思ってたけど、わりとカンタンじゃん!」と楽勝に感じます。

くじけちゃいそうになるのは、最初に考えていた基準が問題なのかもしれません。
「予定では、こんなはずじゃなかったのに」となると、ガクッとなります。
基準を「まだまだ、このくらいでできちゃうくらい、あまいレベルじゃないでしょ~!むしろ、こっから徐々に手ごたえがでてくる感じだろうな」と思っていれば、続けるのが楽しくなります。

基準を高く設定しておくことです。
「まだまだ、面白くなってくるのはこっからだろ」と思って、やっていきましょう。



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あるもので、アレンジしていこう。

2008年06月22日 | テニス
あるもので、何とかしていくことです。

「どう料理してやろうかって思ってたんだけど、結局、オレがおいしく料理されちゃいました」と話している人がいます。
内容をきいてみると、「こういう回転のかかったスピンを深く打って、浅く返ってきたところでジャックナイフの打ち込みっていうパターンとか・・・やってはみたんだけど、自分からミスっちゃうんですよね」と言っています。
「それは、料理する前に食材が間違ってるんじゃない」と思いました。

僕の友達に、納豆をこよなく愛する人がいます。
彼は「あの子はかわいいし、性格もすごくいいと思うよ。好きなタイプなんだけど、決定的な問題点は納豆が嫌いってことなんだよね・・・さすがにこれだと、付き合うっていうのはキビシイなぁ」と言っていました。
みんなから「お前、アホだろ!」とツッコまれていましたが、彼なりにゆずれない部分があるみたいです。
とはいっても、別に高級納豆ではなく、スーパーで売っている安い納豆を食べているそうです。
それに、そのとき冷蔵庫に入っているキムチなどを使って、毎日アレンジをしながら食べているみたいです。
「不景気でも、工夫次第でおいしく食えるもんっすよ!あるもんでなんとかしときゃ、そんなに金もかかんないしね~」と、ちょっと自慢げに話していました。

僕も、よく「さぁ~て、どうやって料理してやっかな?」と言っています。
だけど、別に「キャビア」とか「松坂牛」的な、高級食材のようなショットでキメようとはそれほど思っていません。
できないことは、できないからです。
今、自分のできるショットで、勝負していきます。
冷蔵庫に入っている食材で、アイデアを出しながら料理していく感じです。
そういうと「どうせ、料理とかしたことないでしょ?」といわれましたが、カップラーメンくらいは作ります。
カップラーメンだって、アイデア次第で味は変わります。
3分待つところを2分にしたり、お湯の量を調節してみたり、たまごを1つ入れたりと、ちょっとした工夫でバリエーションは広がります。
フォアハンド1つでも、スピードや回転量、コースなどを工夫することで、いろんな料理の仕方が生まれるものです。

あるもので、アレンジしていきましょう。



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ゆったりと、速く動こう。

2008年06月19日 | テニス
ゆったりと、速く動くことです。

「なんかイライラしてきちゃって、ダメなパターンにハマっちゃったよ・・・カルシウム足りないのかな?イライラしない方法ってない?」と言っている人がいます。
イライラしないためには、「イライラしているヒマなんてない」という状態にすることです。

友達は「仕事でさ、今日はこれやんなきゃ、あれもやんなきゃ、めんどくせーなぁって思ってると、イライラしてやたら時間が感じるじゃない?だから、とりあえずできるとこからガーッとやってくんだよ。そうしたほうが逆に落ち着いてできるし、気づいたら『えっ?もうこんな時間?』って感じで時間が短く感じるんだよね」と話していました。

僕は、すぐにイライラするタイプです。
イライラして、かなり失敗してきました。
しかし、最近ではあまりイライラしなくなってきました。
イラッときたときほど「はい次!はい次!」とスピードアップするようにしたからです。
イライラしても、何のメリットもありません。
悪循環にハマってしまいます。
「なに、あんなもったいないミスしてんだよ」などと、怒っている時間がもったいないです。
そんなヒマがあったら、さっさと次の手を考えたほうがいいです。
「こうやって、バランスをキープしていこう」「ワンテンポ速くセットするようにして、打点をここにしていこう」と、次にできることを考えて、どんどん実行していくことです。

パッパと速く行動したほうが、逆にゆとりが出てくるものです。
自転車も、ノロノロと走るほうがグラグラしてバランスが崩れやすいです。
シャーッと走ったほうが、逆に安定します。
これと同じです。

「だったら、次はこうやってみよう」とサクサクやるほうが、イライラしないものです。
冷静で落ち着いていないと、いい判断はできません。
頭はクールで、行動はパッパとやっていきましょう。



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対処方法を、用意しておこう。

2008年06月16日 | テニス
対処方法が大事です。

「すごく緊張しちゃうんですよね・・・どうやったらコーチみたいに、緊張しないで打てますか?」と質問されました。
でも、僕はすごく緊張するタイプです。
この人の話をきいていると、どうやら「緊張しちゃダメだ」と思いすぎているみたいです。
しかし、これをやると逆に緊張するものです。

僕の場合は、緊張したらすぐに開き直るようにしています。
「緊張するなって思っても、するもんはするんだから、しょうがないじゃん」と思っています。
だから、緊張してきたら「いや、自分は緊張なんかしてない」などと否定しないで、素直に「緊張してきたな~」と認めちゃいます。
そして「なに、緊張なんかしてんだよ」と自分を叱ったりもしないで、「まぁ、いいんじゃない」と許しちゃいます。

まずは認めて、許すことです。
次に、迅速な行動です。
僕がよくやるのは、深呼吸とストレッチです。
緊張すると力が入るので、筋肉が収縮して硬くなったり、呼吸が浅くなったりします。
だから、ゆっくりと深呼吸したり、屈伸や腕などを伸ばしたりすると、リラックスしやすくなります。
あと、もう1つやっていることがあります。
それは、ハッタリです。
本当はメチャメチャ緊張しているくせに、「いやぁ~、さっきまで超緊張してたけど、だいぶリラックスしてきたな~!よっしゃ、もう大丈夫!」などとブツブツ言いながら、余裕そうな態度をとります。
これをやると、リラックスしたイメージにシフトしていくので、ハッタリがだんだん本当にそうなっていくものです。

「緊張しないようにする」よりも、「緊張しても、こうすればOK」というものがあったほうがラクです。
迅速にフォローしていくことが大切です。
対処方法を、用意しておきましょう。



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微調整をしていこう。

2008年06月13日 | テニス
微調整をしていくことです。

「根本的に、全部間違ってんじゃないかな?・・・いちからやり直さないとダメかな~?」と言っている人がいます。
どうやら、うまくいってないみたいです。
だけど、全部が間違っているわけではありません。
ちょっと変えるだけで、大きく変わるものです。

あまり「変わらなきゃ」と思わないほうがいいかもしれません。
いきなり大きく変わろうとすると、「どうしたらいいんだ?」とわからなくなってしまいます。

僕は、つねに「もっとよくなるように変わろう」と思っています。
だけど、「そんなに変える気もない」というのもあります。
意識しているのは「ちょっと」とか「ビミョーに」という部分です。

この前「あれだけ安定したフォームで、同じように打てるのってすごいなぁ」とほめてくれた人がいました。
ほめてくれたのは、すごくうれしいです。
しかし、本当はちょっとずつ打ち方を変えていました。
僕が練習するときは、たいてい「あっ、今のはちょっと速すぎたな・・・もうちょっと引きつけるようにしていこう」「あれま!ちょっと力んだ・・・もうちょっとリラックスして、ホールド時間を長めにとってみよう」などと、修正を繰り返しています。

いきなり「10変えよう」とするよりも、「0.1ずつ、100回微調整をしていこう」とするほうが、遠回りなようで実は速かったりします。
ちょっとのほうが、すぐにできます。
具体的なイメージも浮かびやすいです。
ちょっとずつを積み上げるほうが、スピードアップするものです。

具体的な微調整を、繰り返していきましょう。



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メッセージを、受け取っていこう。

2008年06月10日 | テニス
メッセージを受け取ることです。

「うお~っ!マジかよぉ~、思いっきりアウトしたぁ・・・これはきっと『迷ったらアカンよ』って、天が言ってんだな・・・まあ、もっと精進しろっつーこったね」と言っている人がいました。
「なんでもいいけどさ、あんなスマッシュくらい、もうミスんなよ」とツッコまれていましたが、僕は「ふ~ん・・・なるほどねぇ」と感心しました。

受け止めていくことです。
うまくいったり、自分にとって都合のいいことだったら「オレってすごいだろ~!」と受け止めやすいです。
しかし、ミスったり自分にとって都合の悪いことだと、あまり認めたくないものです。
テニスはうまくいくこともあるし、うまくいかないこともあります。
そのどっちも大事なことです。
いいことにも悪いことにも、起きたことの中にはメッセージが隠されています。
それを受け止めていくことです。

僕は、都合の悪いことでも、なるべく「これは自分の責任だ」といったん受け入れるようにしています。
「そんなことしたら、キツくない?」と言われることもありますが、実は受け入れた方がラクなことが多いです。
その方が、逆に忘れることもできるからです。
たとえば、チャンスボールを思いっきりミスったとします。
そのとき「こんなはずじゃなかったのに・・・目的と違うから関係ない。だから忘れちゃおう」としても、頭の中に「でも、さっきこれミスったなぁ」と残ってしまいます。
しかし「すべてを自分の責任として受け止めよう」と思っていると、「このミスにも、何かメッセージが隠されているんじゃないか?」と見ることができます。
すると「そうか!一発でキメようとして力んじゃったことで、軸が前に流れて面がこっち向いちゃったんだな!・・・ってことは、頭が前に突っ込まないように、目線を少し打点に残して、フォロースルーも長めにして力まないようにしてみよう」と、次にやるべきいいイメージも浮かびやすくなります。
これをやると、うまく切り替えることもできます。

いいことも悪いことも、ヒントにしていくことです。
メッセージを、受け取っていきましょう。



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デメリット以外も、見ていこう。

2008年06月07日 | テニス
デメリットだけで、切り捨てないことです。

スコスコに負けて「なんでだ~?」と悔しがっている人がいます。
「どうしてなのかな?」ときかれたので、「攻撃パターンが単調になると、相手に読まれちゃうよ」と話すと、「でもぉ・・・テニスは確率のスポーツだから、ミスしないほうが勝てるでしょ?」と言っていました。
なんだか、もっともらしいことを言っていますが、これはそうとも限りません。
どうやら、同じ部活の人から「前に出るのはリスクが高いから、ストロークでシコれ」とか「リターンでストレート狙うのは、アウトする確率が高いからクロスに返せ」といったことを言われているそうです。
たしかに、ミスらないほうが強いということもあります。
だけど、レベルの高い相手になると、ミスしないだけでは通用しません。
予測されやすいと、いいカモになってしまいます。

「こっちのほうが、リスクが高いから」といったデメリットだけで、判断しないことです。
チャンスは、デメリットの中にあったりします。
デメリットに、大きなメリットがあることも多いです。

僕は、リスキーなことが大好きです。
ふつうに考えると確率の悪いことも、わりと平気でやります。
だから、あえて難しいドロップなども打ったりします。
そこでミスると「そんなマニアックなことしようとするからだよ~」と笑われたりします。
だけど、相手は心の中では「うわっ!アブネー・・・もし、あれ入ってたらヤバかったな」と思います。
すると「もしかして、また打ってくるかな?さすがに、もうないかな?」と、どこかで考えたりしています。
これが、チャンスにつながってきます。
僕は、デメリットの大きいショットほど、あえて練習したりしています。
だから「惜しかったな~、もうちょっとこうすれば入ったな」と自信を深めることもあるし、「今のはダメ、こうしていかないと」と次の対策を立てることもあります。

リスクが低いことが、逆にハイリスクな場合もあります。
デメリットの中にあるメリットも、見ていきましょう。



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見極める前に、動いてみよう。

2008年06月04日 | テニス
慎重なのは、悪いことではありません。
しかし、慎重すぎると何もできなくなってしまいます。

友達が、ダブルスをしているところを観ました。
ポーチボレーのチャンスなのに、なぜか出ようとしませんでした。
あとで「もっと、どんどん出ていけばいいのに」と話すと、「いや、慎重にポーチのチャンスを見極めていたけど、あまりチャンスがなかった」と言っていました。
どうやら、チャンスなことに気づいていなかったようです。
「あれ?車の運転だと、平気でバッと右折とかするのに、テニスだと出ないんだなぁ・・・慎重にするポイントを逆にすればいいのに」と思いました。
彼は「バンバン出たところで、ミスったらしょうがないんだから・・・量より質でしょ」と言っていましたが、一概にそうとも限りません。
量をこなしていくうちに、質も高まってくるものです。

僕は「見極めを誤るタイプ」です。
これで、たくさん失敗もしてきました。
しかし、これですごくトクもしました。
たとえば、ポーチボレーに出ていって、思いきりスルーしちゃったとします。
「ネコじゃないんだから、本能だけで飛びつこうとすんなよ!」と怒られたりしますが、自分では「おっかしーな?・・・もうワンテンポ速く出たら、イケるんじゃないかな?」とか「最後まで面を残していけば、アウトしなかったんじゃないか?」といった感じで、懲りずにやっています。
そうやっていくうちに、だんだん出れる範囲も広がってくるし、「これはイケるぞ!」という見極めも正確になってくるものです。

失敗しながら、だんだん上達していくものです。
慎重すぎると、なかなか行動に移せません。
すると、貴重な失敗もできないし、レベルアップのスピードもダウンしてしまいます。

最初は「量」から入ることです。
見極める前に、動いてみましょう。



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「軸」を、意識してみよう。

2008年06月01日 | テニス
軸を意識することです。

「自分がどうしたいのかとか、途中からわけわかんなくなっちゃって・・・」と、試合の反省をしている人がいます。
僕もすぐに緊張したり、カーッとなっちゃうタイプなので、こういう経験はたくさんしてきました。
だけど、最近ではだいぶ減ってきました。
それは、自分の「軸」を意識するようになったからです。
軸には、体の軸と精神的な軸があります。
この2つをブラさないようにすると、安定してきます。

友達に「テニスは芸術だ」と言っている人がいます。
自分なりの美学やら、ポリシーみたいなものを持っているみたいです。
「やっぱり、芸術はバクハツなの?」ときいてみると、「いや、オレの場合はちょっと違って、爆発しそうでしない、不発弾みたいな感じかな?なんか、そっちの方が怖くない?・・・まあ、オレの美学を語ったところでよくわからないと思うけど、たいてい芸術家って後になってから評価されることも多いから、しょうがないって言えばしょうがないか~」と、どことなくエラソーに語っていました。
わかるような気もするし、でもよくわかりません。
でも、彼と試合をすると、感じは伝わります。
たしかに、ヘンなプレッシャーはあります。
いつも冷静で、僕がプレッシャーをかけても乗ってきません。
やたらマイペースです。
自分なりの美学がしっかりあるので、迷ってくれません。
自分の軸が崩れないのは、やはり強いです。

僕は、人から「お前はなんでもありだから、よくわかんないよ」と言われることがあります。
しかし、自分の軸は、なるべく崩さないようにしています。
ちなみに、僕の軸は「面白ければオッケー」です。
チャライ感じに思うかもしれませんが、自分では深いと思っています。
テニスでは「うまくいかない」など、面白くないようなこともたくさん起こります。
それを「どうやったら面白くなるか?」と工夫していくのは、想像力が必要です。
このような「自分なりの美学」を持っていると、いろんな場面で迷わなくなります。

自分の軸を、意識してみましょう。



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