藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

わけわかんない人になろう。

2006年01月31日 | テニス
テニスが強くなるには、わけわかんない人になることです。

僕が試合をしていて、「うわっ!この人強いなあ」と思うのは、わけがわからない人です。
「バンバン打ち込んでくるな~」と思ったら、急にドロップで落としたり、「ベースライナーかな?」と思ったら、スススッとネットに出てくるような人はやりにくいです。
意味がわからないことをされると、すごくプレッシャーがかかります。
予測できない相手には、なかなかこちらもリズムを作りにくいものです。

僕は「わけわかんないヤツ」を目指しています。
なぜなら、わけわかんないヤツというのは、とても魅力的なプレーをするからです。
小さい頃から、わけわかんないヤツに憧れていました。

子供の頃、「こんな大人ってカッコイイな!」と思っていたのは、「ルパン三世」と「ガンダム」の「シャア」です。
この2人は、まったく違うタイプですが共通点があります。
それは、理解し辛いということです。

ルパン三世は、いい人ですが、泥棒するなど悪いことをしています。
ものすごく明るいですが、暗い影のような部分も感じます。
「だいじょ~ぶ!まぁ・・・なんとかならぁな!」と、テキトーそうでノリで動いているように思いますが、実は綿密にリサーチして、事細かく潜入プランを作って泥棒します。

シャアは、目的達成のためには手段を選ばず、冷たい感じがしますが、仲間に対しての配慮があったり、好きな人のことを想って涙を流したり、とてもやさしい側面もあります。
クールで的確な判断能力を持つ強さがありますが、感情的になったり、弱さを出すこともあります。

このように、なかなかわかりづらい人は魅力的です。
カッコイイプレーをする人も、魅力的です。
魅力はわかりにくい部分です。
「あの人はこういう人だよ」というよりも、「あの人は、ほんとはどう思っているんだろう?」という方が魅力的です。
わかる部分と、わからない部分のある人が、なかなか予測のできない人です。
僕は「藤原コーチってさぁ、次にどう打ってくるかわかんないよね!」「わけわかんねーヤツだよね!」と言われると「やった~!」と嬉しくなります。
光と影のあるプレーをしましょう。



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ボールを追おう。

2006年01月30日 | テニス
テニスが上達するには、ボールを追うことです。

ボールを追うのをすぐに諦めて「やられた」「マイッタ!」「それはムリ~」と言ってしまうのは、かっこ悪いです。
たとえボールに追いつけなくても、諦めないで一生懸命なのはかっこいいです。

松岡修造さんが、ジュニアの子がボールを追うのを諦めたとき「なんで諦めるんだよ!・・・もういい、やめよう」と言っていました。
僕はこれを見て、ドキッとしました。
「うわ~!怖い~・・・僕もジュニアの頃、これでさんざん怒られたよな~」と、昔をフラッシュバックしてビクビクしました。
それと同時に、コーチとして修造さんの気持ちも、痛いほどよくわかります。
たとえ、取れないボールでも、取ろうと諦めない子が、結果として取れるようになっていくのを知っているからです。

僕は、「根性」「気合い」「忍耐」といった言葉が大嫌いです。
なんだか頑張らなきゃいけないし、ダルそうな感じがするからです。
しかし、諦めないでボールを追うことは大事だと思っています。
なぜなら、その方がかっこいいからです。
なかなか諦めてくれない人と試合をすると、ものすごいプレッシャーを感じます。
「よし!決まった」と思ったボールを、相手が必死に追っていくと「おいおい!マジかよ!」と思います。
そして、ギリギリで返せなかったとしても「あ・・あぶね~・・・もうちょっとで追いつかれちゃうじゃん・・・・もっと厳しいボールじゃないと油断できないぞ」と思うと、どんどんプレッシャーを感じてきます。

「あっ!やられた!」と思って、追うのを諦めちゃう人は「追ったって、どうせ取れないんだから意味ないじゃん!無駄な体力使うだけだよ」とか「取る気満々で走っても、取れなかったらみっともないからヤダ」と思ってます。
しかし、実際になかなか上手くならない人は「ムダだよ」と諦める人です。
こういう人は、勝手に自分を過小評価しています。
変な先入観にとらわれているのです。
必死に追ったけど返せなかった。
このとき「ほら!やっぱり取れなかった・・・思ったとおりだよ!ムダに疲れちゃったぁ」と思うと、次から追わなくなります。
そして、実際は必死になれば取れるボールでも「どうせ必死こいたって・・」と思うから、知らないうちに守備範囲が狭くなっていきます。

一方、うまくなる人は「クッソ~!あとちょっとで届いたのにな~!・・・次はゼッテー返してやる!」と思います。
そして「どうやったら今みたいの返せるかな?」と考え、いろいろな方法にチャレンジします。
そうやって、自分のギリギリに挑戦していくので、気が付くと限界ラインが上がって、レベルアップしているのです。
腕立て伏せを最高10回できる人が、毎日1回しかやらなかったら、いつの間にか10回もできなくなります。
しかし、毎日ギリギリの10回やっていたら、いつの間にか11回できるようになります。
諦めないで、ボールを追いましょう。



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ミスったら、笑おう。

2006年01月29日 | テニス
テニスが強くなるには、失敗したときに、笑うことです。

僕は、試合をしていて「ギクッ」とする瞬間があります。
それは、対戦相手がミスをしたにもかかわらず、笑っているときです。

相手がミスをすれば、こちらにポイントが入るわけだから、当然「よしっ!」と思います。
普通だったら、ミスした人は「うわ~アウトかよぉ!」とガッカリします。
ヘコんだようすがわかると「よっしゃ!この試合もらった!」と思います。
または、「なにやってんだよ!しっかりやれよ!!」と自分自身に怒っている場合も、「余裕なくなってきたな・・・このゲームいけるぞ!」と思います。
もちろん、ミスしたにもかかわらず「あ~!失敗しちゃったぁ!ダメだこりゃ」とヘラヘラしていたら「これは勝ったな!」と安心します。

しかし、真剣にプレーしていて、ミスっても堂々としている人がいます。
そして、失敗しているのに目が笑っていたり、ニコッと笑っていたりすると「これは油断できないぞ!」と思います。

たいてい、自分がミスしたら「うっ!ヤバイ!」と緊張します。
緊張すると力が入るので、なかなか笑えないものです。
それにもかかわらず笑っている人は、パッと切り替えて、自分のプレーを客観的にみる余裕があります。
「あはは!なにやってんだかねー!今のは、ボールに入るタイミングがワンテンポ遅れちゃってたじゃん!もっとこういう感じでないとね!・・・でもしっかり振り切れたところは良かったな!」のように、しっかりと自己分析ができて、次のプレーに期待感があるから笑えるのです。

「この人スゲーなぁ」と思う、魅力的な人は、精神的に安定しています。
余裕があるので、自分の笑い話もネタにできます。
「昨日、服買いにいったときに、店員さんに試着いいですか?って聞いたらさ、女性用ですけど・・・いいですか?って言われちゃってさー!マジ恥ずかしかったよ~」と、言いながら「オレってバカだな~・・アハハハ!」と自分を笑う余裕があります。
こういう人は、失敗から学んでいけるので、同じ失敗を繰り返しません。

ミスったら「あらま!打点遅れちゃったな!・・・ってことは、もう少し早いタイミングで打てば、次はオッケーだね!いい発見しちゃった・・・アハハ!」と笑いましょう。



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マニアックになろう。

2006年01月28日 | テニス
テニスが上達するには、マニアックになることです。

マニアックなことは、少数派です。
例えば「私はらーめんマニアだから、一日一杯は食べてるよ」という人がいるとします。
しかし、みんながみんな、一日一杯らーめんを食べていたら、それは普通の人です。

多数派であるみんながやらないことをすると、「なにやってんだ?」と思われます。
普通の人は、合理的な考え方をするので、確率的に低いことをすると「ムダなことをしてるなー」と思うのです。
しかし、上達していくには、少数派になっていくことです。
トーナメントで2回戦に進める人は、シードを除くと、エントリーした人の半分です。
3回戦では、さらにその半分と、どんどん少数派になってきます。

強くなるには、普通の人には理解できない「そんなことやったって、意味ないよ」と言われることをやりましょう。
一見、ムダに見えることを一生懸命にやる人は、上手くなります。

僕は、マニアックなことにこだわっているので、よく「バカなんじゃないの?」と言われます。
以前、わざとフレームショットする練習をしていました。
初級クラスの人にほど、あっさりとポイントを取られてしまうことがあります。
それは、フォームがまだバラバラでコースが読みにくいことと、フレームショットが多いからです。
上級になるほど、コースも読みやすくなります。
それは、フォームも安定しているし、ボールも正確にヒットできるようになるからです。
そこで、ふと「逆に、意図的にフレームショットが打てれば、上手な人でも反応しにくのでは?」と考え、練習したのですが、やってみるとなかなか難しいものです。
こっちは、一生懸命に練習しているのに、それを見ている人は「ムダなことやってんな~」と言っていました。

その前は、スマッシュを打つと見せかけて、ドロップを打つ練習をしていました。
浮いたボールに対してスマッシュの構えをすれば、相手は「右か?左か?それともボディか?」と予測します。
それに対し、ドロップスマッシュで、前に落としたとなると、予測の範囲を超えたスーパーショットになります。
「なにぃ~!フツーありえねえだろ?って思うんだろうな!・・・精神的ダメージも大きいよね~・・・フフフッ」と思って一生懸命に練習しました。
しかし、実際はなかなか難しくて、ドロップが飛びすぎてしまいます。
「う~・・・ハードル高いなぁ・・・これじゃ、相手のチャンスボールになっちゃうよ・・・」と、必死に試行錯誤を繰り返していると「フツーに打っても決まるでしょ?アホなんじゃない?」と言われました。

みんなからバカにされるようなこと、理解されないようなマニアックなことにこだわると、ワンステップアップします。
プロ選手のプレーは、マニアックだらけです。
「フツーそこには打たないだろ?」「フツーは、そういう打ち方しないだろ?」ということができるから、一流なのです。
マニアックになりましょう。



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対戦相手に、拍手しよう。

2006年01月27日 | テニス
テニスが上達するには、対戦相手の人に、拍手をおくることです。

試合をみていて、ふと、あることに気付きました。
それは、「うわっ!やられた!ナイスショット!」と、相手に向かって拍手している人の方が、結果として勝つ確率が圧倒的に高いということです。
相手に決められてしまったときに、「クッソ~・・・」とムッとしている人は、たいてい負けます。

僕自身も、試合をしていて「ヤバイ!」と感じる相手は、拍手をしてくるタイプです。
いいショットを決めて「よし!やったぞ!」と思います。
そのとき、相手の選手が「チッ!失敗したなー!」という感じで、「なにやってんだよー!あんな甘い球打っちゃダメだろ・・・」などと、自分自身にブツブツ言っていたら「勝ったな!」と思います。
しかし、「スッゲー!あれはマイッタな~!」などと言いながら、拍手してきたら「これはヤバイな・・・気を引き締めなきゃ」と思います。

相手のナイスプレーでポイントを取られてしまった場合、精神的にかなりヘコみます。
そして、「こんなプレーをポンポンされたら、かなりヤバイぞ」と感じるので、不安になります。
不安になると、その不安感から逃げようとして「もっとしっかりしなきゃダメだ」と自分を責めるようになります。
「甘いコースへは打たない!もっと厳しいボールじゃないとダメだ」と思うと、緊張します。
緊張して、自分で自分を追い込んでいくほど、崩れていってしまいます。

相手に拍手するということは、なかなか難しいです。
いっぱいいっぱいの状態ではできません。
自分に余裕があり、客観的に見れていなければ厳しいです。
僕も、相手に決められちゃったときには、拍手を送るようにしています。
はじめたキッカケは、モニカ・セレス選手や、マイケル・チャン選手がそうしていたからです。
「かっこいいなぁ!悔しいはずなのに・・・大人だよね」と思ってマネしようとしましたが、はじめのうちは、なかなかできませんでした。
決められたら、「ちっきしょう!」とカーッと頭に血が上ってしまい、拍手する余裕がなくなってしまうからです。
しかし、自然に拍手できるようになると、冷静さをキープできるようになってきます。
拍手することで、失敗を断ち切ることができるのです。
マイナスを引きずらないことが大事です。
「いや~!ナイスプレー!」と拍手することで、楽しい気分になり、リラックスできます。
「あんな凄いショットあるんだー!やるな~!」と、実力ある相手とプレーしていることが嬉しくなります。
そして「そっかー!こういうボール打っちゃうとマズイんだな!1つ勉強になったな・・・サンキュ」と感謝する余裕ができるのです。

「すごいね~!」と拍手を送りましょう。



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目立たないことに、こだわろう。

2006年01月26日 | テニス
テニスが上達するには、目立たない、ちょっとしたこだわりを持つことです。

こだわりを持つ人は、強くなります。
何事も、こだわりを持っていきましょう。
僕は、いろいろなことにこだわりを持つようにしています。
カップヌードルのカレーを食べるときは、まず、ポットの再沸騰を押して、アツアツにします。
お湯は「ここまでお湯を注ぐ」という線の、1cm下までしか入れません。
その方が、味が濃厚になります。
ふたは、ぎりぎりお湯が入るくらいしか開けないで、極力熱さを逃がさないようにします。
お湯を入れた後のふたは、下についているシールで止めないで、わりばしを割らない状態のまま挟んで止めます。
待つ時間は、2分15秒で、やや固めの麺の仕上がりにするようにします。
このように、試行錯誤の上、こだわりを持つ習慣がテニスにも活きてきます。

イチロー選手は、守備のとき、フライのボールにたいして、キャッチするギリギリでグローブを出します。
しかもさりげなく、やわらかいタッチでとります。
バッティングでも、芯をはずして、つまった当たりがたまたまラッキーでヒットになったと思うような場面でも、実は真剣にそうなるように、意図して狙っているそうです。
このような、目立たない部分でもたくさんのこだわりを持っているからこそ、一流なのです。

僕のテニスでのこだわりは、たくさんあります。
しかし、誰が見てもわかるようなこだわりではなく、「わかる人が見ればわかる」というこだわりを目指しています。
「あの人、全身シャネルだよー!」というような目立つことよりは、「あのジーンズ、リーバイスの70年代の限定モデルじゃない?」というような地味なところにこだわる、というような感じが、僕のこだわりの1つです。

例えば、僕はサーブを打つ前に、手でポンポンと下にボールを3回つきます。
ボールを落として、キャッチするときに、いかに手に吸い付くみたいにやわらかいタッチでつかむかにこだわっています。
普通の人は「どーだっていいじゃん!」と思うことかもしれませんが、見る人が見れば、「あのボールのつき方は、かなり熟練の動きだぞ!注意しなきゃ!」と思います。
自分がプレーにこだわりを持つようになると、逆に相手の人のこだわりも気付けるようになってきます。

こだわるとは、試行錯誤のうえにあります。
職人技はこだわりも集大成です。
努力があって、プロのこだわりが出来上がります。
ちょっとしたことにも、こだわりを持ちましょう。



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クヨクヨ考えよう。

2006年01月25日 | テニス
テニスが強くなるには、1つのことに、いつまでもクヨクヨ考えることです。

1つのことに、とことんこだわってみましょう。
「フォアハンドの入り方は・・・もっとこうかな?いや、もっと肩をこうして・・・?」と、こだわります。
試合が終わってからも「第2セットの第3ゲームで、ビビッて打ち急いじゃってから、リズムが崩れてきちゃったのかな・・・いや、あの場面でも・・・」と、クヨクヨ考えましょう。

よく「クヨクヨしてたって仕方ないじゃない!過去は変わらないんだからさー」と言う人がいます。
でも、よく観察していると、なかなか上手くならない人は「終わったことはしょうがない」と、パッと忘れてしまいます。
「終わったこと」から学びきれていないです。
一方、どんどん上手くなっていく人は、いつまでも試合のことを覚えています。
「あのゲームの、0-30でこうやったんだよね~、あれが失敗だったなぁ」などと、事細かく覚えています。
そうやって、過去の試合から問題点を考え、学びつくすことで現在に活かしているのです。
試合中は、パパパッとすぐに頭を切り替えますが、試合後は、さんざんクヨクヨ考えましょう。

しかし、これの逆をやってしまう人がいます。
試合中に1つのことにこだわって、いつまでもそればっかり考えていると負けます。
「もっとパッパパッパと、頭の切り替えを早くするんですよ」と言うと「そんなに都合良く切り替えなんて出来ないですよ、1つのことでいっぱいいっぱいですから・・・私、一途なタイプですからね ウフフ」という人がいます。
でも、よく見ていると、「セールでこういうの買っちゃって・・・」「はちみつワッフルっておいしいよね~」「あいのりでさ~」と、ポンポン話題が飛んでいます。
頭の切り替えは早いはずです。
試合とプライベートを別にしないで、思いついたことをポンポンしゃべるみたいに、試合中でもポンポン切り替えちゃえばいいのです。

試合中は「あれ?さっきなんの話だったんだっけ?」と忘れっぽくなりましょう。
試合が終わったら、こだわって「あのときこうすれば・・・」「やっぱりこうかな?」とクヨクヨ考えましょう。
さんざん考えるとき、パッと忘れるときを、間違えないようにしましょう。



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尊敬する人から、吸収しよう。

2006年01月24日 | テニス
テニスが上達するには、尊敬する人から学ぶことです。

基準をどこのレベルにもっているかで、うまくなるスピードは変わってきます。
多くの人は、自分の身のまわりにいる人達を、基準にしているようです。
「うわ~!うまくいかねえなぁ・・・でも・・まぁ、こんなもんだろ」と言っている、大学生がいました。
「どうして?もっとうまくできるよ!」と言うと、「でも、サークルでもこのショットできるヤツはなかなかいないっスからねぇ」と言っています。
周りの人達のレベルと比較して、安心していると、上達スピードは落ちます。
「みんなと同じでいいの?」と聞くと、「いや!サークルで1番になりたい」と言っています。
不思議と、「サークルで1番」という願望があるにもかかわらず、「みんなと同じ」という居心地の良いポジションで安心している部分があるようです。

「じゃあさ!理想のプレーってどういう感じ?」
「いや~ちょっとよくわからないです」
「目標のプレーヤーはいる?」
「・・・周りにあんまりスゴイ人いないし・・・テニス選手も詳しくないんで・・・」
「そんじゃ・・・誰でもいいから、尊敬する人とか憧れの人とかっている?なんかの面接の時とかに聞かれたりするでしょ?」
「そうですねぇ・・・・坂本竜馬とか尊敬しますねー」
「なるほどね~・・・だったらさ、坂本竜馬だったら・・・ちょっとうまくいかなかったとき まぁ、こんなもんだろって言うかな?」
「・・・・たぶん、言わないですねー」
と言っています。

自分が尊敬する人っていうのは、どこか自分の理想に近いから好きなはずです。
だから、尊敬する人を基準にして「あの人だったら、こういう場合はどうするだろう?」と発想すると、いろいろなことが吸収できます。
たまに「あの人は有名人だから、自分とは違うし・・フツーはムリだよぉ」という人がいます。
しかし、坂本竜馬は「フツーはムリだよぉ」ということを、ムリだと思わないで挑戦したから「スゴイなぁ」と尊敬したはずです。
同じ人間なんだから、自分には100%ムリという理由はありません。
自分の尊敬する人をモデルにして、吸収していった方が得です。

もし、本気でサークルNo1を目指すならば、「みんなと一緒」の多数派でなく、少数派にならなくてはなりません。
仮に1年生が30人、2年、3年、4年が20人ずつ、4年生以上が10人いたとすると、合計100人の中で1番にならないといけません。
可能性は1%です。
これをクリアするには、みんなと同じではダメです。
差別化していかないとなりません。
そのためには、基準を高くもって、理想に近づきましょう。



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前向きにカン違いしよう。

2006年01月23日 | テニス
テニスがうまくなるには、カン違いすることです。
正しいか正しくないかではなく、そう思い込むことができることが大事です。

先日、テレビを見ていると、ある格闘家の人が「リングに上がる前は、ものすごく怖い」と言っていました。
怖いから、ずっと自分に「私は強い、私は強い」と思い込ませないと、試合はできないそうです。

これは、テニスにも当てはまります。
「怖い」と思ってコートに立っても、いいプレーはできません。
負けちゃったり、失敗をして、恥ずかしいことをやってしまって「みんなに笑われちゃうかも」と思うと、怖くなるかもしれません。
しかし、よく考えてみると「怖い」と思っていることは、はたして本当に怖いことでしょうか?
一度、自分が恐れや不安に思っているものは、本当に怖いものなのか?と考えてみましょう。
確かに、格闘技の場合は怖いです。
なぜなら、失敗したら骨折したり、最悪の場合は命も危険だからです。
しかし、テニスの場合、失敗しても生命の危険にさらされることは、まずありません。
そう考えると、怖い理由はあまりないと思います。
僕も、リスクの高いことをするときは「怖い」と思います。
でも、一番リスクの高いことは何か?と考えると、一番リスクの高いのは何もしないことです。
何もしなければ、上達しません。
目的は、上達すること、成長することなのに、それができなかったら意味がありません。
失敗したり、恥をかいたり、負けたりしたら、そこから学んで強くなるチャンスが得られます。
つまり、「成長できない」というリスクは減るのです。

「とはいっても・・・なかなか・・」と言う人は、最初のハードルを低くするためにも、カン違いからはじめてみましょう。
あたまから「私は強い」と思い込ませるようにします。
「私はシャラポア」でもかまいません。
「・・・なわけねーだろ!」とツッコミが入っても、気にしないでイメージしましょう。

僕は、最近極秘トレーニングを積んでいます。
このところ、寒い日が続いていますが、僕は寒いのが大嫌いです。
すぐにお布団に入って、寝たくなります。
そこで「う~・・さむい~・・・ムリ~」と思うと「今は夏なんだ」「ここは南の島のリゾートなんだ」「灼熱の太陽がまぶしいぜ!」「キンキンに冷えたビールがウマイ!」などのイメージをしながら、頭の中ではハワイアン、サザン、チューブなどの歌が流れています。
そうすると、一瞬寒さを忘れます。
トレーニングをはじめてすぐは、1秒で「んなわけねーだろ!やっぱさみぃ~」となってましたが、今では30秒くらいは持ちます。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」です。
思い込むことで、体も反応してくれるようになります。
前向きに、カン違いしましょう。



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「カンタンですね!」と肯定しよう。

2006年01月22日 | テニス
テニスが上達するには、肯定していくことです。
否定してしまう人は、なかなか上手くなりません。

最近、おもしろいことに気付きました。
どんどん上手くなっていく人と、なかなか上達しない人との違いは、肯定するか否定するかです。

例えば、「こういうアプローチショットは、こうやってヒザを使うだけでドライブがかかるんですよ!カンタンでしょ!」と言いながらデモンストレーションをしたとします。
それに対し、うまくなる人は「あっ!本当だ!カンタンなんですね!」という反応をします。

一方、うまくならない人は「なるほどね~・・・でも・・・・そのヒザの使い方が難しいんだよねぇ」ということを言います。
その後の行動を観察していると、「難しい」と言った人は、行動するまでに時間がかかります。
そして「やっぱりヒザを使うタイミングが難しいや~」と、ちょっと「私の意見は間違っていなかったんだ」と、どこかでできない自分を正当化して安心しているように思います。
できない理由を正当化してしまった時点で、行動しなくなってしまうのです。

「カンタンなんですね」と言った人は、パッと行動に移します。
そして、うまくいかなくても「おっかしいな~・・・コーチはカンタンそうに打ってたんだから、できないわけないんだよな~・・・もうちょっとヒザを使うタイミングを早くしてみようかな?」と、どんどん考えながらチャレンジしていきます。

テニスが上達するには、どれだけ行動したかと、どれだけ考えたかが大切です。
パッとみると、「それがなかなか難しいんだよ」と言っている人の方が思慮深く、「カンタンなんだ~」と言っている人の方が、何も考えていないように思います。
しかし実際は、「難しいんだよ」→「やっぱり」と否定してしまう方が簡単です。
できないことに納得してしまっては、その後は考えなくなるので、頭を使っている時間は短いです。
一方、「カンタンなんだ~」と言う人は、最初の一歩が軽く出るので、行動力があります。
実際にやってみては考え、またやってみては考えを繰り返しているので、行動量と考えてる量はトータルで圧倒的に多くなります。
行動しながら考えるようにしましょう。

僕は「シャラポアがあんなにカンタンそーに打ってんだから、あんなのヨユーで打てるに決まってるじゃん!」と思っていました。
そして、それを見た次の瞬間には、もうラケットを持ってマネしています。
否定的な人には「お前、アホか?変なヤツだな~!」とさんざん言われてきましたが、そんなことは気にしませんでした。
単純に肯定できる方が、楽しめるからです。
フットワークが軽く、行動するほどにおもしろくなってきます。
そして、考えるほどにワクワクしてきます。
「カンタンですね!」と肯定しましょう。



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「変なヤツ」になろう。

2006年01月21日 | テニス
テニスが上達するには、「変なヤツ」になることです。

この前、高校生の男の子に「試合どうだったの?」と聞きました。
すると「2回戦で負けちゃいました~」と言っています。
「相手はどんなだったの?」と聞いてみると、「・・・それがですね・・・なんか変なヤツだったんスよ~・・・・なんていうか、独特のリズムで・・・合わないんスよね・・・サーブもよくわかんない感じで飛んでくるんですよ~」と答えていました。
話をよく聞いていると、相手はどうやら「変なヤツ」というよりは、「スゲー奴」です。
たんに身のまわりにいなかったタイプのようです。

「あいつ変なヤツだよねー!」と言っている人がいます。
「変なヤツ」と言われてしまった人は、たいていムカつきます。
しかし、テニス的に「変なヤツ」と言われるのは、ホメ言葉です。
僕は「変なヤツ」と言われたら「よしっ!」と思います。
そして「そうです!私が・・・変なおじさんです!あっ、変なおじさん、変なおじさん・・・変なおじさんだから変なおじさん♪」とひととおり踊ってから「おじさんはねーだろ!」とノリツッコミを入れます。

テニスが上達してくると、ある時期「変なヤツ」と言われることがあります。
それは、周りの人達よりも一歩突き出ることができた証拠です。
「変なヤツ」ということは「普通の人と違う」ということです。
つまり、普通の人には理解しにくいレベルまで、到達できたということです。
現時点で周りにいる人達のレベルから、差別化に成功した。
「その他大勢」から抜け出してきた、「オンリーワンプレイヤー」に近づいたということです。
本来なら「別にフツーだよね!」と言われたら、安心するのではなく、ガッカリしなくてはなりません。

上級レベルに行くにつれて、「変なヤツ」は増えていきます。
なぜなら、個性的で他人と差別化できている人でないと、上のレベルに進んでいくのは難しいからです。
JOPの試合に出ると「変なヤツ」ばっかりです。
むしろ、フツーのヤツはあまりいません。
ATPの試合になると「超変なヤツ」「わけわかんねーヤツ」「むちゃくちゃなヤツ」だらけになってきます。
そして「なんじゃそりゃ?マジ?そんなのありかよ~?」と思われる、「ヤバイ奴」ほど尊敬されるのです。

「変なヤツ」と言われたら、ニコッと笑って「そうです!」と言いましょう。



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なんでもやってみよう。

2006年01月20日 | テニス
テニスが上達するには、なんでもやってみることです。

先日「人生一度きりなんだから、なんでもやってみたほうがいいよ!」と言っている人がいて、「おおーっ!なんだかスゲーいいこと言ってるなぁ!」と感心していました。
そこで「そうですねー!おっしゃるとおりですよ!いいこと言いますねぇ・・・では、ゲーム練習ではサーブ&ボレーに挑戦してみましょうかね?」と言うと「・・・いやぁ・・・それはちょっと・・・」と答えていました。
「あれ?だって、なんでもやってみたほうがいいって言ってたじゃないですか?」と聞くと、「・・・あれは、テニスではなくて・・・」と言っていました。

たぶん、この人は人生とテニスは別なものと捉えているようですが、テニスをすることは人生そのものです。
人生って言っても、抽象的でなんだかよくわかりませんが、テレビでお笑いを見ているときも、コンビニでカップラーメンを「とんこつにするかな~・・・でもやっぱり味噌にしようかな?」と選んでいるときも、テニスをしているときも、人生の一部です。
今やっていることが積み重なって人生という総称になります。
だから、人生はこうだけどテニスは違うというのはおかしな話です。

僕が「人生とテニスは同じことですよ!テニスを通じて人生を学んでいるんです・・・だから僕が言っていることはたんなるテニスの技術論でなく、人生論でもあります!・・・・う~ん・・・とうとう人生を語るようになったかぁ・・・偉くなったなぁ・・・うんうん!」と満足そうにしていると、「アホか!」とツッコミが入りました。
しかし、やはり切り離さないで考えた方がいいです。
僕は、マンガを読んでも、映画を観ても、ビジネス書を読んでも「これはテニス論だな」と思います。
これは逆も当てはまります。
テニスを通して、日常のことを捉えたりもしています。
毎日の積み重ねが人生なので、テニス論も人生論と思っています。
「あれはあれ、これはこれ」と分けるよりも、「そっかー!同じなんだね」と思った方が、いろいろなものからヒントを得られるものです。

人生論みたいなことは、比較的皆さん頭ではわかっているものです。
ただ、頭でわかっていても実際に行動として活かせていなければ、わかっていないのと同じです。
テニス人生をエンジョイするには、なんでもチャレンジしていくことです。
できないこと、気になること、やってみたいことには積極的に挑戦しましょう。
もちろん、たくさんチャレンジしたら、たくさん失敗します。
しかし、失敗から学ぶのが上達の近道です。
やってみなきゃ、失敗という貴重な経験も積めません。
失敗の蓄積の先に、成長があり、上達します。
経験を積んでいって「やったぁ!できるようになったよ!うれしい!」と感動すること、成長していくことが、人生の楽しみです。
テニスライフをエンジョイするために、なんでもやってみましょう。



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わかるようになろう。

2006年01月19日 | テニス
テニスが上達するには、わかるようになることです。

よく「ボレーはつまらないんだよね~・・・だから嫌いなんだよな~」と言う人がいます。
つまらないイコール嫌いと思うのは、ちょっと違います。
つまらないというのは、まだ楽しさがわからないだけです。

実は、僕もボレーが大嫌いでした。
なぜなら、へたっぴだったからです。
上手くできないから、おもしろくありません。
だから、つまらないと思っていました。
「ストローカーとして強くなってやろう」と思ってましたが、ダブルスではボレーができないと厳しいので、パートナーにさんざん「もうちょっとボレーなんとかしろよ!」と言われ続けました。
渋々練習していくうちに、だんだんできない自分にムカついてきます。
「こうなったらゼッテーうまくなってやる!」と意地になって練習していくうちに、だんだん打てるようになってきました。
不思議なもので、ちょっとできるようになると、おもしろくなってきます。
「おっ!なんかいい感じで打てたぞ!」と感じるとうれしいです。
そうこうしているうちに、大好きになっていました。

つまらないのは知らないだけです。
だから、否定しないで「まだよくわかんない」と言った方がいいです。
経験の量が少ないと、よくわかりません。
「スノボーなんかつまんない」と言っている人は、だいたい1回か2回くらいしかやったことがないものです。
「100回やったけどやっぱつまんない」と言う人はなかなか聞きません。
「マンガなんか読んでたってつまんないよ」と言う人は、普段マンガを読んでません。
毎週マガジンを買っているのに「つまんないよー」とは言わないものです。
ビールをはじめて飲んだときは「うわ~苦い!まずい~」と思います。
しかし、先輩に毎回半強制的に飲まされていたりすると、ある日突然「あれ?なんかおいしいかも・・・?」と、おいしさが理解できます。

経験が蓄積されていくと、質に転換されます。
質が変われば、わからないことが理解できるようになるのです。
「つまらないから嫌いだよー」と思ってしまうと、行動力が落ちます。
嫌なことはしたくありません。
しかし「まだよくわかんないけど・・・どーなのかな?」と思うものには、好奇心が湧きます。
すると、行動力がアップします。
「わかんないけど・・・楽しいかも♪」と思いましょう。



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ちょっとだけ、背伸びしよう。

2006年01月18日 | テニス
テニスが上達するには、ちょっとだけ背伸びしていくことです。

「コーチがボールつないでくれるけど、最高でも5回しか続かないんだよねー!なかなか難しいね~」と言う人は、ちょっとだけ背伸びしてみて、6回続くことを目標にしてみましょう。
今までの最高記録を、1回分多く更新するにはどうするか?を考えてみます。
・もう少し、準備を早くしてみる。
・距離感が合うように、足を細かく動かしてみる。
・スイング軌道をチェックしてみる。
・力みすぎないようにリラックスする。
・目線がブレないようにしてみる。
などと、思いつくことを試していきましょう。
いろいろやっていくうちに、5回できたものが6回できるようになってきます。
すると、階段が一段上がります。
ちょっとだけレベルが上がると、視点も上がります。
視点が高くなれば、今まで見えなかったことも、だんだん見えるようになってくるものです。
「あれ?今までなんで気付かなかったんだろう?」という発見も出てきます。

僕は、「上手い人って、どんな景色を見てるんだろう?」と、ずっと思っていました。
ちょっと上手くなるごとに、今までまったく感じなかったことが、なんとなくわかるようになってきます。
「あっ!この感じ・・・打球感がこうって・・・こういうことなのかな?」というのが理解できるようになってきます。
車高の低い車から、高い車に乗ると、急に視界が広くなったと思います。
背伸びして「あとちょっと背が高かったらこんな感じで見えるのかな~」と思うと、違う景色のような気がします。
1階と2階では、景色がぜんぜん違います。
10階くらいまで上ると、富士山が見えるかもしれません。
50階くらいまで上ると「わぁ~!東京タワーに六本木ヒルズ・・・サンシャイン・・・ランドマークも見えるよ~・・・」となるかもしれません。
「ちょっと上、ちょっと上」と階段を1段ずつ上っていくことで、見えなかったものが見えてきます。

「やった~!今日は7回もつながったぞ!」とか「前よりネットのミスが減ったぞ!」などと、ちょっとした上達を実感しましょう。
「あっ!1段上に進んだな!ラッキー♪」という感じを積み上げることで、気付くと景色が変わっています。
ちょっと背伸びすることを、楽しみましょう。



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自分に正直でいよう。

2006年01月17日 | テニス
自分にウソをつかないことで、テニスは上達します。

先日、中学生の女の子が、不機嫌そうにしていました。
「あれ?どうしたの?プン プン プン プン プリンセスかよー」
と、さとう珠緒のマネをしながら聞いてみると、どうやらお母さんに日記を見られたことを怒っているようです。
「もう!マジでムカツク~!・・・・あ~っ・・もう!恥ずかしい!」と言っています。
近くにいた友達の女の子は同情していましたが、その様子を、ちょっと離れたところから聞いていた男の子達は「バカだなぁ」という顔をしていました。
僕は、この女の子を「えらい!」と思いました。
人に見られたら恥ずかしい内容を、正直に書いているからです。
これは、なかなかできません。
自分の日記でも、「万が一人に見られても大丈夫なように」と思って書いたり、どこかカッコつけて書いてしまったりします。
自分にウソをつかないで、正直になることが大事です。

自分を偽ってしまうことは、多いものです。
「お金なんかよりも、気持ちの面で充実していることが大事なのよ!心が豊かでないとねー!」などと、感心することを言っている人がいます。
この人に「僕、ハワイは行ったことないんですよね~、一度行ってみたいんですよ!」と言うと、「ハワイは面白いよ!すごく楽しいから一度行ってみなよ!・・・私もまた行きたいんだけど・・・先立つものがなくてねー・・なんとか軍資金調達できないかな?・・・やっぱり金と時間かなぁ」と言っています。
世間体とか周りの人の目みたいなのを気にして、タテマエを言う人が多いですが、「お金持ちになりたいし、時間も欲しいし、心も豊かでいたいんだよね!」と素直に言った方がいいです。
テニスが上手くなる人は、タブーに近いこともズバズバ言います。
「さっさと上のクラスにいきたいから、これと、これと、このショットが出来るようになりたい!」とハッキリ言います。
一方、なかなか上達しない人は「いや~・・・みなさんの迷惑にならないように、ちゃんとついていけるように頑張りますよ」と言います。

自分自身にウソをつかないようにしましょう。
「自分はまだこのくらいでいいですから」と、本音を偽って謙虚っぽくしていると、いつの間にかそれが本当になります。
ウソが本音だと錯覚してしまうのです。
テニスが上手くなるには、本音を隠さずに、正直でいましょう。



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