藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

秘密の特訓をしよう。

2005年06月30日 | テニス
【満員電車で学ぶ、テニス上達法】

満員電車って大変ですね。
あなたは、電車の中で何をしていますか?
・ 本を読んでいる。
・ メールをしている。
・ MDを聞いている。
・ 中吊り広告や、ディスプレイの宣伝を見ている。
・ ボーッとしている。
など、いろいろあると思います。

僕の場合は、基本的に文庫本やマンガを読んでいることが多いのですが、立っているときは、それと並行して、テニスのトレーニングをしています。

以前は、窓の外の、わりと近い場所の景色をじっと見て、動体視力を鍛えていましたが、ずっとやっていると、だんだん頭が痛くなってくるのでやめました。

最近は、片方の足に重心を乗せて、バランスを取るトレーニングをしています。
軸足をブラさないトレーニングです。

僕はダブルバックハンドを、オープンスタンスで打つときに、左足の軸足がブレやすいので、主に左足でやっています。

左足ケンケンのような状態でやると、非常に周りの人達から
「なんだ、こいつ?」
と不審者と思われかねないので、あくまでも見た目的に自然な形を心がけています。
具体的には、小学校のときにやった“休め!”の形です。

本を読みながら、あえてつり革につかまらないで、シレっと涼しい顔を演じているのですが、なかなかキツイです。

電車が加速したり、減速するときには、かなりの重力がかかります。
人がよっかかってきたりすると、さらに厳しいです。
急にガタッと予期せぬ揺れがあると、なかなかキープできません。

しかし、このような、地味な水面下の努力が大切です。
湖で水鳥が優雅に浮いていても、水面下では足をバタバタさせながら進んでいるのです。

このトレーニングをすると、
「あっ!Gがかかっても、このくらいの膝の曲げ具合で、体が流れるのを抑えされるな!」
といった感じで、バランス力が鍛えられます。

皆さんも、誰にも気付かれないような、秘密特訓をしてみてはいかがですか?


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コンビニで、上達しよう。

2005年06月29日 | テニス
『コンビニで学ぶ、テニス上達法』

僕はコンビニエンスストアが好きで、よく行きます。
夜、帰宅する前などには、特に買う予定のものがなくても、夏の電灯に集まる虫のように、フラフラと吸い寄せられて、コンビニに行ってしまいます。

コンビニには、魅力的な商品がたくさんあります。
特に、お弁当やドリンクの棚でよく目にする、“新商品”には弱いです。

ついつい、ドリンクコーナーなどで、新商品の文字が目に入ると
「うっ!どんな味がするんだろう?おいしいかな~?」
「なんだ?これ?体にいいのかな~?」
「フフフッ、まだみんな飲んだことあるまい。第一人者として、自慢したろ~!」
などと考え、ほぼ無条件で買ってしまいます。

「ねぇねぇ!新しく発売された~茶飲んだ?」

「まだ飲んだことないよー。」

「オレはもう飲んじゃったもんね~!」

「マジ!はえ~な!」

「まぁね!僕は時代の最先端をいってますので・・・ガハハ!」

「んで、どーなの?うまかった?」

「・・・いや、ビミョーかな?ちょっと苦かったかも・・」

「そうやって、すぐ新しいのに手を出すからハズすんだよ!」

「でも、油っこいものなんか食べた後なんかは、意外に合うんじゃないかな?」

「いや、俺はいいや!堅実な定番商品の方が、無難にハズさないしねー!」

という、否定的な発言をする人は、テニスセンスがあまりありません。

テニスで重要なのは、好奇心とチャレンジスピリットです。

もちろん、新しい試みには、リスクが付きまといます。
しかし、リスクを負ってチャレンジすることで、発見があるのです。

「わわわ!これは失敗だわ!」
と思うこともあれば、
「うお!なんじゃこれ?スゲーいいじゃん!!」
ということもあります。

仮に失敗しても、こういうケースには使えるな!とか、こうアレンジすればいけるぞ!ということもあります。

実際にチャレンジしていくことで、いろいろな発見に出会えるのです。


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作戦を、イメージしていこう。

2005年06月28日 | テニス
【らーめんに学ぶ、テニス上達法 パート3】

らーめんがきました。。
運んでくれた店員さんにも、挨拶しました。
さて、次はどうしますか?

僕の場合、食べる前に、1~2秒間、らーめん鑑賞をします。
らーめん職人さんの、作った作品を楽しむのです。
たまごの感じ、海苔の置き方、チャーシューの具合や、全体のレイアウトを観察します。
芸術作品として、込められたメッセージを感じるのです。

次にウォーミングアップをはじめます。
まず、レンゲにスープを取って、香りを確認します。
そして、一杯スープを飲み、味を確認します。
次に、麺を食べます。
コシはどのくらいあるかなど、食感を確認します。

スープの味の感じ、それに対する麺のバランスを考え、薬味の量を考えます。
「かなり、とんこつと醤油が強く、パンチがあるな。油も多めでかなりのこってり感だ!」
と判断したら
「かなり攻撃的な味付けだから、ニンニクを小さじ2杯入れて、若干胡麻も入れて、マイルド感を出そう!」
「半分くらい食べたら、ちょっと感じを変えるのと、油分と健康を考えて、酢を多少入れていこう!」
など、頭の中でシュミレーションしながら、作戦を考えます。

そして、食べ方のプランが決まり、イメージができたら、イッキに食べます。


テニスでも、これが重要です。
試合に出たとします。
まず、試合に入る前に、皆さんに挨拶します。
次に、コートの感じをつかみましょう。
このコートは、どのようなコートなのか?を観察します。
単に、ハードコート、オムニコートといっても、コートによって跳ね方などの感じが異なります。
「意外と、バウンドしてから失速するような、人工芝の深いコートだな」
などと、観察しましょう。
次に、コートの状態を把握します。
ベースラインから、バックフェンスまでどのくらいあるのか?
風はどっちの方向から来て、どのくらいの強さなのか?
太陽の位置はどの辺りで、どのくらい眩しいか?
など、観察するようにします。

次にウォーミングアップがはじまります。
単に、ラリーをするのではなく、いろいろな事をチェックします。
自分の調子、フォーム。
そして、相手のフォームや感じを観察します。

「オープンスタンスで、グリップも厚めに持ってるから、スピン系が得意かな?」
「フォアのストロークは深く来るけど、バックは浅めになるなぁ。」

などと、分析し、仮説を立てて、ゲームプランを決めていきます。
そして、ウォーミングアップの段階で、自分のやる作戦をイメージしていきましょう。



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マナーを、意識しよう。

2005年06月27日 | テニス
【らーめんに学ぶ、テニス上達法 パート2】

「へい、おまち!」
らーめんが来ました。
そのとき、あなたはどうするでしょうか?
ここからが真剣勝負です。

まず、運んできてくれた店員さんに挨拶です。
「はい、ありがとう」
などと、店員さんの方をちゃんと見て、言うようにしましょう。
口だけで言うのではなく、心を込めます。
らーめんが届いた瞬間、らーめんばかり見て、挨拶できない人は注意です。
店員さんに
「なんだ、あのお客さん、感じ悪いなぁ」
と思われないようにします。
その場の雰囲気をよくするようにすると、よりおいしく食べられるからです。

「こっちは客なんだから、なんで気なんか使うんだよ!」
という人は、損をします。
店員さんも、仕事でやってるとしても、やはり人間です。
「あっ、この人感じいいな!」
と思ったら、感じのいい対応になるものです。
すると、いい雰囲気になるので、おいしさが増します。


テニスでも、挨拶が大事です。
試合に入るときには、きちんと周りの人、対戦相手に挨拶するようにしましょう。

「この人は敵だから」
と、感じの悪い対応をしたら、相手は嫌な気分になります。
すると、セルフジャッジの試合で、ラインぎりぎりの微妙なボールだったら
「アウト!」
とコールしたくなるのです。

「なんだよ、入ってるよ!」
と怒ったら、ますますペースが狂い、自滅していきます。
いずれにせよ、雰囲気を悪くする人は、損するようになるのです。

もし、審判や、ラインマン、ボールボーイや観客のいるときは、みんなに挨拶します。
丁寧に挨拶する人は、好感が持てます。
無意識に、感じのいい人を応援したくなるのです。
たとえ、ピンチになっても、味方になってくれる人がいると、心強いです。

挨拶をしっかりとして、周りの雰囲気が良くなると、自分自身の気分がいいので、プレーも良くなります。
周りの人と、自分の雰囲気をよくすることが、マナーなのです。



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らーめんで、強くなろう。

2005年06月26日 | テニス
【らーめんに学ぶ、テニス上達法】

僕には、長期間続いているマイブームがあります。
それは、らーめんです。
特に、横浜系の醤油とんこつらーめん、いわゆる家系と、九州系のとんこつらーめんが好きです。
最近は、ちょっとダイエットを心がけているので、若干控えていますが、少し前までは、2日に1回のペースで食べてました。

らーめん屋さんに入ったときに、あなたはどうしますか?
僕の場合、まずらーめん屋さんに入る前に、テンションを上げます。
「よし!食うぞ!」
と、気合いを入れます。
そして、お店に入ると、まず匂いを嗅ぎます。
すると、今日のらーめんのコンディションがだいたいわかります。
「ムワ~ン・・」と、とんこつ臭い匂いがすると「オッケー!!」と思います。

次に、店員さんの感じを観察します。
「へいらっしゃい!」
という声の感じ、らーめんを作っている人の表情・動きを見ます。

目が輝いていて、湯きりなどにジェット感があると、「当たりだな」と思います。

テニスが上達するには、五感をフルに使って、観察することが大切です。
試合に出たなら、その会場の雰囲気、音、匂いなどを感じることです。
会場によって、どこも違います。
「ここは、こういう感じなんだー!」
と理解できると、安心します。

次に、対戦相手を、しっかりと観察しましょう。
「よろしくお願いします!」
と挨拶して、ウォーミングアップをはじめる前に、一度、対戦相手の感じをつかみます。
どういった体型なのか?どういう表情をしているか?どういう雰囲気なのか?
などを、よく見るようにします。
そうすると、落ち着いてきます。
緊張して、うまく自分の実力を発揮できない人は、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまって、相手を見る余裕がありません。
「どうしよう?うまくプレーできるかな?」
と自分のことばかり考えてしまいます。
そして、不安になっていくのです。

わからないことが、一番怖いのです。
わからないから、緊張します。

ホラー映画も、お化けが、もしかしたら出てくるかも?というときが一番怖いです。
わからないからです。

ちゃんと、相手のことを見れると
「この人は、力がありそうだから、早いボールを打ってくるかもしれない。」
「最初はコンパクトにセットして、打点が遅れないように注意していこう。」
など、具体的に自分がしていくことが見えてきます。
すると、自分はどうすればいいかがわかるので、落ち着いてプレーできるのです。



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真剣に、プレーしよう。

2005年06月25日 | テニス
【戦国自衛隊1549に学ぶ、テニス上達法】

「戦国自衛隊1549」を観てきました。
戦国自衛隊は、僕がまだ小さかった頃、観たことがありましたが、その作品とはずいぶん印象が違いました。
ある実験で、戦国時代にタイムスリップしてしまった自衛隊の影響で、歴史が歪み、現在の時代が消滅の危機になります。
その危機から、今の時代を救うために、再び自衛隊がタイムスリップしていく話です。
だいぶディープな内容でした。

「生きろ!これからはじまるんだ。」
という言葉が印象的でした
歴史は教科書で勉強していましたが、実際に500年くらい前の人に会ったことはありません。
しかし、その人達がいたおかげで、僕らは今生きています。
500年前の戦国時代では、同じ日本人同士で、戦をしていました。
日本人同士で殺し合いをしていたわけです。
なぜそんなことをしていたのでしょう?
理由はいろいろあると思います。
しかし、殺し合いを望んでやっていたとは思えません。
時代が違うと、価値観も発想も異なります。
しかし、幸せに生きたいという気持ちは、同じだったのではないでしょうか?
いつ殺されてしまうかわからない時代だったら、なんのために戦うのでしょうか?
おそらく、何かを守るため、平和な世にするため、~のためと、理由があったと思います。

今、僕らが生きているのも、歴史です。
あなたが今まで生きてきた歴史は、どんな歴史でしょうか?
そして、今からあなたの作り上げていく歴史は、これからはじまります。
これからのことは、どうなるかわかりません。
しかし、今あなたがどう生きるかで、どうにでもなるのです。
あなたは「私は生きてるぞー!!うぉ~!」って感じで生きてますか?


テニスが強くなるには、今を“生きる”ことです。
今を生きてる人は、輝いてます。
イキイキしているのです。
コートで“生きて”いる人は、きっと武勇伝を作ります。
あなたも、伝説を作りましょう。
あなたは、何のためにテニスコートという戦場で戦っていますか?
名誉のためですか?
自分のためですか?
いろいろ理由はあると思います。
しかし、突き詰めていくと、理由は楽しいからです。
テニスは、負けても死ななくてすみます。
しかし、命がけでプレーすることで、結果が勝っても負けても、楽しめるのです。
命がけというと、大げさに思うかもしれません。
しかし、一生懸命にプレーすることで、“今を生きる”ことができます。
するとイキイキと輝くのです。
輝くと、「楽しいな!充実してるな!」と感じます。
命とは、時間です。
何歳かはわかりませんが、いつかタイムリミットがきます。
コートにいるときでも。時間は流れています。
つまり、いつでも命がかかっているのです。
だったら、楽しむために真剣にやったほうが得です。

命がけのつもりで、真剣にプレーすると、たくさん得るものがあります。
すると、確実に未来が変わります。
上達するのです。
すると
「今まで、辛いことばっかだったなぁ、負けてばっかりで・・・」
という、過去を否定的な感じに捉えている人も
「やった~!!あの辛い時期を乗り越えてきたから、今があるんだなぁ。」
と、肯定的に捉え、感謝の気持ちが生まれます。
過去が大切な財産に変わるのです。
“今を生きる”ことで、未来も過去も、イキイキするのです。


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電車男のように、勇気を出そう。

2005年06月24日 | テニス
【電車男に学ぶ、テニス上達法 パート2】

電車男は、エルメスさんに嫌われないように、思い切り背伸びをします。
自分を変えようとします。
電車男は、コミュニケーションが苦手です。
いつも、人と目を合わせないように、下を向いて歩いてます。
人とのコニュニケーションは、ネットの掲示板を通して行います。
人と話すと、ビクビクしてしまい、すぐ
「すいません、すいません!」
と謝ってしまいます。
エルメスさんに電話するのも、ものすごく緊張します。
何を話していいかもわからないので、何度も電話の練習をします。
食事に誘うにも、どういうお店が良いのかもわかりません。
掲示板の仲間にいろいろ相談します。

電車男は、今まで他人から
「なに?あの人・・・マジ、キモイんだけど~!」
と言われてきたので、自分に自信がありません。
エルメスさんのことが好きですが、どうしたらいいかわかりません。
ちょっとでも、エルメスさんが好意的な反応をすると、ものすごく喜びます。
少しでも、うまくいかないことがあると、ものすごく落ち込みます。
いつも
「どうせ俺なんか、うまくいくわけないんだ。」
という、劣等感を強く持っているので、エルメスさんにアプローチしていくのは、とても勇気がいります。
だから、ものすごい緊張とプレッシャーです。
しかし、
「もしかしたら・・・」
という期待と、好きという気持ちは捨てられません。
「すごく好きだけど、どうすればいいかわからない。」
「エルメスさんと、俺みたいなオタクじゃつり合わない。エルメスさんが迷惑に思う。」
と、気持ちと現実のギャップに苦しみます。
しかし、この現実を変えていったのは、電車男の勇気でした。


テニスでも、電車男のような人は、たくさんいます。
そんな人は、勇気を持ちましょう。
ちょっとした行動で、現実が変わります。

「私には、そんなボール打てないよ~!」
「運動神経悪いから、できっこないよ!」
「~もできないのに、ムリにきまってる!」
と考えていませんか?

「どうせできないから、恥かくだけだよ~!」
と言う人は、上達できません。
自分の限界を、自分で勝手に作り上げてしまっているからです。

上達する人は、背伸びをする人です。
自分の力量では、手が届きそうにないことに、チャレンジします。

もちろん、失敗もします。
確かにみっともないかもしれません。
しかし、みっともない姿をさらしても、諦めずにチャレンジする姿はかっこいいです。
応援したくなります。

僕も中学、高校時代と、さんざん人にバカにされてました。
「お前さ~!サンプラスじゃないんだから、そんなコースが入るわけないだろ!」
「シュティッヒじゃないんだから、そんなドロップできねーよ!」
「ベッカーのマネしたって、筋力が違うんだから、動かされてからのショートクロスはムリだろ!」
などと、言われ続けていました。
確かに、ヘタッピである現実は、よくわかってました。
だけど、
「プロみたいなプレーがしたい!僕なんかでも、もしかしたら・・・。」
という期待が捨てられませんでした。

今思うと、あの頃
「やっぱ、ムリかな?恥ずかしい思いをするからやめとこう。」
と思っていたら、テニスコーチにはなれなかったと思います。

皆さんも、電車男のように、勇気をだして、行動してみましょう。


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外見を、かっこよくしよう。

2005年06月23日 | テニス
【電車男に学ぶ、テニス上達法】

映画版、「電車男」観てきました。
面白かったです。
すごくドキドキしました。

彼女いない暦22年のアキバ系の男性(電車男)が、電車の中で酔っ払いに絡まれている女性を、助けてあげます。
その女性はお礼として、エルメスのティーセットを電車男にプレゼントします。
電車男はその女性に恋をします。
アニメやフィギア、パソコンの掲示板が好きなオタク青年が、変わっていくストーリーです。


電車男は、勇気をだして、エルメスのティーセットを送ってきてくれた女性を、食事に誘います。
電車男は、Zガンダムで、シャアが乗っていたモビルスーツ、百式のTシャツを着ているような、オタッキーファッションです。
宅八郎のような感じです。
インターネットの掲示板の仲間に勧められて、オシャレな服を買ってきたり、美容院で髪型を変えたり、彼にとって大冒険をします。

今までの行動になかったことをするのは、とても勇気がいります。
はじめてのことは、よくわかりません。
不安ですが、チャレンジしていくことで、確実に変わっていきます。

テニスが強くなるためには、外見を変えることです。
形から入ることが重要です。
中身を変えるには、外見を変えるのが早いです。
「見た目じゃないよ!中身だよ!」
という人は、なかなか上達しません。
なぜなら、テンションを上げるのが難しいからです。

僕自身、テニスが上手くなっていった時期を振り返ってみると、外見を意識していました。
僕が高校生の頃を思い返すと、スーパーでバイトしたお金は、ほとんどすべてをテニスに使っていました。
バイトはかなり入ってましたが、ほぼ全部を、テニスウェアー、ラケット、テニスシューズ、テニス雑誌などに使っていました。
「アガシがウィンブルドンで履いていたシューズ、ほしいなー!」
「エドバーグのラケット使いたいなー!」
「チャンの着ているウェアーかっこいいなー!」
と思っていました。
渋谷などに買い物に行っても、たいていU,Sオープンでアガシが着ていたナイキのシャツなどを買っていました。
高校生の僕には大金でした。
「1万円のシャツだと、自給800円のあの辛いバイトの何時間分だ?」
とか考えながらも、どうしても欲しかったので買いました。

アガシモデルのポロシャツを買うと、しばらく気分はアガシです。
僕はアガシの試合のビデオを何度も繰り返し見て、アガシのマネばかりしていました。
マイケル・チャンモデルのシューズを買うと、もう気分はチャンです。
チャンのフットワークばかり研究して、コートでチャンのようなオープンスタンスの練習ばかりしていました。

外見は、内面に影響を与えます。
外見をかっこよくして、モチベーションを上げましょう。


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ジェダイになろう。

2005年06月22日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート18」

エピソード2
・アナキン・スカイウォーカーに学ぶ、テニス上達法

「思いやりの心、僕は無限の愛と解釈しているけど、愛はジェダイの源です。」

テニスが上達するために、最も重要なのは、愛です。
愛がなければ、上手くなりません。
愛とは、いったいどういうことでしょうか?

愛とは「思いやる心」です。
・ 彼を愛している
・ 彼女を愛している
・ 家族を愛している
・ ペットを愛している
・ ヨン様を愛している
・ 車を愛している
・ らーめんを愛している
など、愛はいろいろなところにあります。

愛自体は、目には見えませんが、確かに存在します。
フォースのようなものです。

テニスが上達するには、テニスを愛することです。
テニスを愛することで、テニスの女神様も、あなたのことを愛してくれます。
すると、テニスの女神様は、あなたのことを思いやってくれるのです。
あなたに、いろいろなことを与えてくれます。

例えば、彼のことを心から愛している人は、
「いま、何してるのかな?」
「どういう服が好きなのかな?」
「どういうご飯を作ってあげたら喜ぶかな?」
など、いろいろ考えます。
四六時中彼のことを思っていたり、何かあるとすぐ
「彼だったら、こう思うかな?」
などと想像したりします。
これと同じような気持ちを、テニスに対して注げる人が、テニスの女神様に愛されるのです。
すると、テニスの女神様は
「うれしいな、私もあなたに何かしてあげたいな。」
と思います。
「今あなたに必要なのは、これだな!なら、こういうことを教えてあげよう。喜んでくれるかな?」
と、あなたにヒントを与えてくれるのです。
そのヒントに気付いていくことで、あなたは成長していきます。
成長すると、
「ボレーのタッチ感覚がわかったよ!うれしい!ありがとね!」
と感謝します。
感謝して、今よりもっとたくさん興味を持つと、テニスの女神様は
「よかったな~!もっといろんなこと教えてあげるからね!」
となるのです。
このような、愛がすべての源です。
愛は筋トレのように、使えば使うほど、強くなります。
愛は無限なのです。

あなたも、テニスを愛し、ジェダイになりましょう。


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未知の世界を、開こう。

2005年06月21日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート17」

エピソード1
・クワイ=ガン・ジン学ぶ、テニス上達法

「集中力が真実を見抜く。」
「時間と修行を積めばわかる。」

真実を見抜くためには、集中力が必要です。
しかし、すぐにはわかりません。
わかるには、時間と修行を積み上げていくことです。

例えば、レッスンでコーチが
「体の軸のバランスをとることが、大切ですよ。」
という真実を、言ってくれたとします。
「なるほどね!そうなんだぁ。」
と思ったとしても、本当はわかっていません。
わかるためには、行動が必要です。

コーチはわかるためのヒントを教えてくれます。
しかし、答えを出すのは自分自身です。
自分の中に、真実があります。

コーチの教えてくれたことを、頭の片隅に置いたまま、練習を積み上げていきます。
すると、あるときパッとわかります。
「コーチの言ってたことって、こういうことなんだ!!」
と理解できるのです。
もちろんダラダラ練習していても、わかりません。

集中して、練習しましょう。
集中して、練習という修行を積めば、きっとわかるのです。
だから、期待しながら修行を積みましょう。
時間をかけて修行をするためのポイントは、楽しんでやることです。
「集中だ!修行だー!」
と、怖い顔してやっている人は、挫折してしまいます。
「きっと、すごい発見があるぞー!うれしいな~!」
と、期待でいっぱいの人は、修行自体が楽しいのです。
すると、
「もっとたくさん修行したいな!」
と感じます。
修行が楽しい人は、もっともっと楽しく修行したいので、集中します。

すると、あるときパッと、真実という未知の世界が開けるのです。



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運命を、ポジティブに捉えよう。

2005年06月20日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート16」

エピソード1
・クワイ=ガン・ジン学ぶ、テニス上達法

「出会いは偶然ではない。」
「すべて運命なのです。」

出会いは、すべて必然です。
出会いには、いろいろあります。
恋人との出会い、友達との出会い、テニスとの出会い、映画との出会い、本との出合い・・
いろいろです。
これらは、運命なのです。

テニスは、出会いの連続です。
あなたの打ったボール、相手の打ったボールは、1つの出会いです。
「この1球は、無二の1球なり」
と言いますが、全く同じボールが来る確率は、天文学的数字になるほど、来ないのです。
同じように見えたとしても、微妙に違います。
今飛んできたボールは、もう2度と来ないかもしれないのです。
この、出会いを大切にしましょう。
たとえ、意図せずにガシャッタ球でも、それは運命なのです。

「これは運命なんだ。」
と捉えることで、テニスは上達します。
しかし、「運命」の捉え方を、間違えないようにしましょう。

上達しない人は、運命と受け入れられない人です。
「どうせ、たまたまだよ!偶然だよー!」
と言う人は、物事を受け入れていません。
だから、反省もしません。
「たまたま、調子悪かったな」
と、言っている人は、「なぜ?」という発想がないので、上達しないのです。

もう1つ、運命をマイナスに考える人も厳しいです。
「これは、失敗する運命だったんだ。だからしょうがないよね。」
と考えるのは、責任転嫁です。
運命が悪いと、言い訳しないようにしましょう。

テニスが上達する人は、「運命なんだ」と受け入れ、運命自体をコントロールしていける人です。
「これは必然だ、運命なんだ。」
と、一度受け入れて、そして
「運命なら、何か意味があるはずだ。どんなメッセージがあるのだろう?」
と考えます。
すると
「相手が、フレームショットしたら、こういった感じで入ってくることもあるんだな。」
「きっと、こういうケースもあるから、ケアが必要なんだよって、教えてくれたんだ。」
「1つ勉強になりました。ありがたいなぁ。」
と思える人が、上達していくのです。

ポジティブに運命を受け入れていきましょう。


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自分の感覚に、従おう。

2005年06月19日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート15」

エピソード1
・クワイ=ガン・ジン学ぶ、テニス上達法

「一瞬一瞬に集中しろ。」
「何も考えず、本能に従うんだ。」

テニスが上達するためには
・ 集中するポイントをつかむ。
・ 何も考えない技術を覚える。

ことが、大事です。
これは、かなり上級者向けかもしれません。

頭で理解するよりも、感覚的に理解する必要があります。

人の集中力は、何時間も持続するものではありません。
ずっと、集中力をオンにしっぱなしにすると、すぐに切れてしまいます。

F1で言うと、思い切り走って、タイヤが磨り減ったり、ガソリンがなくなってきたら、パッとピットインして補給をしないと、継続して走れません。
それと同じです。

自分のサービスからのゲームだったとしたら、サーブを打つ前に
「さぁて、どーすっかな?」
と、プランを決めましょう。
そして、サーブを打つときに、集中モードをオンにします。
後は、何も考えないでフルオートに切り替えます。
この、オンとオフのバランスを取りましょう。

よく見る光景としては、試合中に
「集中だ!!」
と声に出して、気合を入れている人がいますが、こういう人はだいたい負けてしまいます。
単に「ヤバイ」と感じて、ビビッテいるので、力んでいるのです。
こうなると、ダークサイドに落ちていってしまいます。
集中するには、リラックスしないといけません。
つまり、力を抜かなければ、集中はできないのです。

本当に集中しているときは、何も考えていません。
心を無にしています。
しかし、何も考えないということが、一番難しいのです。
何も考えないことができるように、一生懸命練習しているのです。
なかなかわかりにくいと思います。
厳密に言うと、考えていないというよりは、見えているということです。
つまり、理屈で考えていないで、イメージの映像として考えているのです。

自分の感覚に従いましょう。



キャパを増やそう。

2005年06月18日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート14」

エピソード6
・オビ=ワン・ケノービに学ぶ、テニス上達法

「真実は多面的なものだ。」
「自分の見方で変化する。」

テニスが上達するには、価値観を増やすことです。
1つの物事が、いろんなアングルから見えるようになると、成長します。
テニスの正解は、1つではありません。
正解はたくさんあります。
コーチが
「フォアハンドはこうやって打つんですよ。」
と言ったとします。
もちろんこれは正解です。
しかし、プロテニスプレーヤーの試合をみると、誰もコーチと同じフォームでは打っていません。
では、これは不正解でしょうか?
もちろん、これも正解です。
誰一人として、まったく同じフォームで打っている人はいません。
僕は、10年以上テニスコーチをしていますが、いまだかつて同じフォーム人はいません。
双子の子だって、違いました。

その人の数だけ、正解はあります。
しかも、その人にも、正解はたくさんあります。

なかなか、うまくならない人は、正解は1つしかないと思っています。
または、正解の数が少ないのです。
テニスは、学校のテストとは違います。

真実は多面的です。1度でも角度を変えると、違って見えます。
「あっ!こういうのも、ありなんだなぁ!」
というものを、増やしていきましょう。
自分のキャパシティを増やしていくことが、成長なのです。

ダークサイドに、落ちないようにしよう。

2005年06月17日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート13」

エピソード6
・ヨーダに学ぶ、テニス上達法

「ジェダイの力の根源はフォースにある。」
「だが、気を付けろ。怒りや恐れが、フォースの暗黒面にお前を誘う。」
「一度、暗黒面に足を踏み入れれば、その運命から二度と逃れられん。」

テニスは、怒ったり恐れた方が、負けます。
元プロ野球選手の江川さんと、元サッカー選手の武田さんが
「こいつは凄いぞ!と思っちゃったから負けたんですよ。」
と言ってましたが、まさにその通りです。

一度、恐れてしまうと、なかなか切り替えられないのです。
第一印象で
「なにこの人!キモイ!生理的にムリ~!」
と思った人のことを、好きになりますか?
なかなか難しいと思います。
好きになることができたとしても、かなりの時間がかかります。
それと同じです。
試合中に、マイナスの感情を抱いてしますと、時間内に切り替えるのは難しいのです。

逆に、勝つためには、相手を恐れさせることです。
テニスはメンタルなスポーツなので、メンタルで負けた方が、負けます。
相手のメンタルを「マイッタ」させたら、勝ちます。
精神と体は、密接に結びついています。
どっちかがコケれば、どっちもダメになります。

逆にどっちかの調子を上げれば、両方回復します。
「ちょっと体が疲れてきたかもなー」
と感じたら、精神的には
「まだまだ、ヨユーじゃん!」
と、思いましょう。
精神的に充実していると、疲れを感じなくなってきます。
また、
「ちょっと、ヘコんできたかな~」
と思ったら、あえて堂々と胸を張りましょう。
すると、
「あれ?なんだ、平気なんじゃん!」
と、思います。

ダークサイドに落ちないように、気を付けましょう。

自分らしく、表現しよう。

2005年06月16日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート12」

エピソード5
・ハン・ソロ船長に学ぶ、テニス上達法

僕が個人的に、すごく好きなのは、ハリソン・フォードが演じる、ファルコン号のハン・ソロ船長です。
彼はジャバ・ザ・ハットに借金をしていて、借金を返済し、命を狙われないために、金を稼ぐためには何でもする、荒くれ者です。
彼はレイア姫に恋をします。
賞金稼ぎから、命を狙われている、金のためなら何でもするような悪党が、お姫様を好きになります。
もちろんレイア姫は、こんな金にしか興味がないような荒くれ者を、嫌がります。
ハン船長は、根はいい人です。
しかし不器用です。
負けず嫌いで、自分っぽさを捨てられません。
あまのじゃくで、正直になれないので、かっこつけてしまいます。
強気な割には、シャイなので、いまいち本音もわかりにくいです。
発している言葉の内容と、実際の行動にギャップがあります。

本音は、言っている言葉の意味ではなく、行動に出ます。

テニスで強くなるためには、対戦相手の言っている内容より、相手の態度を観察しましょう。
「よし、来いやー!」
と言っていても、目が泳いでいる人はビビッています。
態度を観察していると、その人の本音の部分が見えてくるのです。

ハン船長は、実は正直です。
態度を見ていると、わかります。
彼は、レイア姫に何度冷たくされても諦めません。
しかし、マイペースでありながら、ものすごく気を使っています。
レイア姫は、悪ぶっていても、本当はやさしいハン船長に、だんだん惹かれていきます。

テニスで勝つには、ハン船長のように、何度失敗しても諦めないことです。
そして、彼のように、あくまで自分らしく、負けず嫌いになりましょう。
負けず嫌いとは、負けないことではありません。
何度負けても、諦めないでチャレンジしていくことです。

そして、あくまでも、自分らしくありましょう。
テニスで、相手に勝つ方法は2つあります。

1.相手を自分のペースに引きずりこむ。
2.相手のプレイスタイルに合わせた、攻撃をする。

一番安定しているのは、あくまでも自分のスタイルで攻撃することです。
なぜなら、自分らしいということは、ムリをしていないからです。
自分のペースを崩さないのは、相手にとって非常にやりづらいです。
リズムが違うからです。
テニスは自分を表現するスポーツです。
個性的なプレーをしましょう。
相手をこっちのペースに引きずりこみましょう。

ハン・ソロ船長は、エピソード5 帝国の逆襲で、ダースベイダーに冷凍人間にされてしまいます。
ハン船長が殺されるかもしてない瞬間、レイア姫は
「I LOVE YOU」
と叫びます。
するとハン船長は
「I LOVE YOU TOO」
ではなく
「I KNOW」
と答えます。
ピンチの時も、ハン・ソロ船長らしいですね。

自分らしく、表現しましょう。