藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

点数好きになろう。

2005年10月14日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート14

人は、点数をつけられたり、評価を下されることに抵抗を感じます。
僕も、テストの答案が返ってくるときなどは、恐怖でした。
しかし、この評価をうまく活用すると、テニスは飛躍的に上達します。


桜木「要は生徒達に勉強意欲が湧かないのは刺激がないから・・・毎日が平坦で 自分の変化・成長に気づく機会が少ないのだ・・・平均化という名のもとに国が制限を加えて 成長する機会を奪っている・・・新生龍山高校は毎日毎時間これを与える そして自分の変化を自分の目で確かめられる結果を与えるのだ その結果という刺激がまさに・・・テストの点数なのだ!」
先生達「しかし・・・テストって生徒が最も嫌いで それを喜んで受けるとは思えない」
桜木「それは単なる思い込みで 実は子供も大人もみんな点数が好きだ・・・企業収益 給与 ボーナスの評価 社会はすべからく数字という結果を求めている・・・数字は冷徹で非人間的というイメージで無理に封じ込めようとするから 軋轢が生じる・・・堂々と 数字と結果が好きと開き直っていいのだ・・・肝心なのは 健全な競争は 自分にとっていかに有益かを生徒に説くこと そして飽きのこない工夫をどう凝らすか この2点だけだ」


たまに「テニスもう飽きちゃったよ~!」と言う人がいます。
飽きるということは、もうそのレベルをクリアーしたということなので、必ずしも悪いことではありません。
しかし、たいてい「飽きちゃった~!」という人は、明らかに、テニスの表面的なサワリの部分しか理解していません。
僕自身も、かなり飽きっぽいタイプです。
しかし、テニスはずっと続けていますが、今だに飽きてません。
それは、どんどん掘り下げているからです。
追いかければ、追いかけるほど、見えていなかったものが見えてきます。
そして、近づくほどに、また見えなくなるものです。
それがおもしろいのです。
やればやるほど、楽しくなっていきます。

しかし、結果が全く見えない状態が続くと、だんだん嫌になってくるものです。
理想は、結果が出て、満足して、そしてまた次の課題に向かって歩き続けることです。
結果に満足すると言っても、大それたことじゃなくていいんです。
大会で優勝するとかじゃなくて、昨日よりも少しだけターンのタイミングが早くできたくらいでオッケーです。
要は、自分で理解できる評価を得られることが、モチベーションを高めるわけです。
頑張ろうが、サボろうが、全く得られるものがないと、飽きちゃうのです。

飽きないためには、刺激が必要です。
その刺激は評価です。
ちょっとでも、自己重量感を高められることで、やる気はアップします。
そのためには、自分の中で工夫したり、目標に向けて競うことです。
テストの点数のように、明確に自分を評価する基準がわかると、やる気が湧きます。
その点を取ることが、ノルマではなく、自分を高めるゲームだという感覚で、楽しめることが大事です。
「前回は10球中5球入ったから、今回は目標6球入れる!」のように、ゲーム感覚で、過去の自分と競ってみましょう。



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