藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

設定を、変更してみよう。

2016年03月28日 | テニス
設定を、変更してみることです。

「自分には、ちょっと難しいかな?と思うと、やる気がなくなってくる」という人がいました。
これは、よくわかります。
だけど、もったいないです。

僕は、難しいと逃げるタイプでした。
「このショットをマスターするのは、ちょっと難しいよな」「この試合はレベルが高いから、オレにはちょっとキビシイな」などと思うと、やる気が出ません。
それが、すっかり変わってきました。

中学生の頃、格闘ゲームにハマっていました。
最初の頃は、難易度設定をイージーでやっていましたが、だんだんノーマル、ハードと上げていきました。
友達と対戦するときも、なるべく強い人に「勝負しようよ」と声をかけます。
弱い相手にカンタンに勝っても、つまらないからです。
やっぱり、ギリギリの勝負に挑んだ方が面白いです。
このことを、たまたまテニス友達に話しました。
すると、「テニスも、そのノリでできりゃ強くなるんじゃね?」と言われました。
そのときは「ウルセーし!」と言いましたが、内心「そう言われてみれば、そうかも?」と思いました。
そして、格闘ゲームのノリで、テニスのことも考えてみることにしてみました。
やってみたら、なんだか面白くなってきました。

設定を変えてみることです。
「ちょっと難しいと、やる気がしない」というのを、「カンタンだと、つまんねーじゃん」「ちょっと難しい方が、燃えてくる」という設定にしてみることです。
そうすると、ガラッと変わります。
発想が変われば、見える世界も全然違ってきます。
ちょっと難しいくらいの方が、チャレンジするのも面白くなってきたりします。
自分の設定を、変更してみましょう。



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持ち駒を、生かしていこう。

2016年03月23日 | テニス
持ち駒を、どう生かすかです。

「あいつはズルイ」と、文句を言っている人がいました。
「あんなにサーブが良ければ、キープするのもラクだよな」と、なんだか不公平みたいに思っているようです。
気持ちは、よくわかります。
だけど、人と比べて文句を言うのはソンです。
「それに比べて、オレはダメだよな」と、自信をなくしてしまうのはもったいないです。

僕は、文句ばっか言ってるタイプでした。
不公平さを感じていたからです。
周りには、羨ましい人だらけです。
それに比べ、自分はサーブもボレーもショボイし、バックはスライスしか打てません。
みんなより不器用だし、足も遅いし、「バカだよな」と言われたりもします。
「ズルイよ!」と言いたくなることだらけでした。
しかし、これが変わってきました。
なぜかというと、「不公平なのが、当たり前なんだ」ということに気づいたからです。
そこから、「文句を言っても仕方ない」と開き直りました。
すると、面白いことを発見しちゃいました。

人と比べるよりも、自分自身に注目してみることです。
ないものよりも、今自分にあるものが大事です。
僕の場合は、「今自分にできることで、どれだけできるだろう?」と考えるようになりました。
すると、なんだか面白くなってきました。
バックのスライスしか打てなくても、「オレには、バックのスライスという手持ちのカードがある!これをどう生かせるだろうか?」という発想になると、選択肢が広がっていきます。
「緩急をつけて、タイミングをズラせないだろうか?」「低く沈めたらどうだろう?」「サイドスピンを入れたスライスで、手元で曲がるようにしたらどうだろう?」「ロブにしたらどうだろう?」「アプローチしたらどうだろう?」と、いろんな可能性が見えてきます。

工夫して、自分の持っているものを最大限に生かしてみることです。
「自分には、こんなことしかできない」と思うよりも、「今自分にできることで、どこまで勝負できるか楽しんでやろう」くらいに考えた方が、面白いと思います。
不思議なことに、今自分にできることを生かしていくと、できることが増えていきます。
バックのスライスを生かしていくうちに、ボレーの感覚もつかんできたり、スライスサーブのキレもよくなったりと、いろんなところに広がっていくものです。
すると、できなかったことが、できるに変わってきたりします。
今の持ち駒を生かして、広げていきましょう。



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「いい部分」に変えてみよう。

2016年03月16日 | テニス
よくない部分って、悪くないかもしれません。

「欠点が多いから、ダメなんだ」と話している人がいました。
でも、ちょっと違う気がしました。

よくない部分って、誰にでもあるはずです。
問題は、それをどう捉えるかです。
「だから、オレはダメなんだ」と考えて、「でも、それがオレの個性だから、仕方ない」と諦めてしまうのは、もったいないです。
こういう言い訳をしてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。

僕は、「バックハンドうまいですね」「ボレーいいですね」と言われたりします。
いい部分をほめてもらえるのは、すごく嬉しいです。
だけど、以前は「よくない部分」でした。
「バックがショボイ」「前に出させりゃ、どうせ返ってこねえし」などと言われていました。
この弱点が、すごくイヤでした。
でも、なかなかうまくなりません。
「オレって、なんでこんなにダメなんだろう?」「センス無さすぎだろ」と思っていたとき、コーチから「君は、将来有望だな・・・これからが楽しみだよ」と言われました。
「どうしてですか?」と聞いてみると、「改良の余地が、ありすぎるから」という答えです。
「嫌味かよ?」と思いましたが、どうもそうじゃないみたいです。
「大化けするかもしれない要素を、たくさん持ってるんだから頑張れよ」と、なぜかちょっと頷きながら言われました。
このとき、「欠点が多いから、楽しみ?」と思いました。
そして、「よく考えたら、そうだよな」と納得しました。
すると、なんだかラクになって、面白くなってきました。

欠点が多いのは、ラッキーです。
「こんなにダメなところがある」と、ガッカリしている場合ではありません。
改良できる部分が、たくさんあるということだからです。
「強くなるチャンスを、山ほど持ってる」と考えると、「じゃあ、ここから手をつけていこう」と面白くなってきます。
「欠点があるから、ダメなんだ」よりも、「だから、将来有望なんだ」と考えてみることです。
そうすると、見えてくるものが違ってくるはずです。
よくない部分と思っていたことを、「いい部分」に変えてみましょう。



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選択肢を、作っていこう。

2016年03月09日 | テニス
選択肢は、自分で作ることです。

「私にできることは、これくらいしかないから」と言っている人がいました。
それを聞いていて、「そうなのかな?」と思いました。

僕は、選択肢をたくさん持っています。
だから、いろんなことができます。
自由に楽しめるのは、このためです。

選択肢を、少なくしないことです。
テニスが強くなるために、僕が心がけていることがあります。
それは、「できるかどうか?」を気にしないことです。
「自分に、これができるか?」と考えると、たいてい「いや、ちょっとキビシイかも」「まだ、現段階では難しいな」みたいに、ネガティブな方向行きやすいからです。
ムリと感じたら、やる気もしません。
これでは、行動できなくなってしまいます。
「これは、やらないのが賢い選択」と納得しちゃうのは、ソンかもしれません。
なぜかというと、できるかどうかは、実際にやってみないとわからないからです。
わからないことを考えると、不安になってきます。
しかし、不安でブレーキをかけてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。

可能性は、広げることです。
「自分には、所詮このくらいのことしかできない」と思っていたら、そのくらいのことしかできません。
自分で自分の可能性を狭めてしまうのは、もったいないと思います。
僕の場合は、基本的に「オレはスゲーから、なんでもできる」と思っています。
だから、「やってみたい」と思ったら、「じゃあ、やるしかねーな」となります。
もちろん、ちょっと不安になるときだってあります。
そんなときは、「できるかどうかなんて、知らねーし」と、あまり気にしません。
「知らないことを、知るのが面白いんじゃん」「どうせ、なんとかなるべ」くらいの感じです。
そうやって行動してみれば、そこでわかることがあります。
「やってみたら、実際はこうだな」というイメージがわかると、そこから広がっていきます。
「ここは、もっとこうした方がいいな」「こういう状況の時なら、かなり有効な選択肢になるな」とわかれば、次の選択肢も増えていくはずです。

自分を過小評価して、制限してしまうのはもったいないです。
もっと自分の可能性を信じて、いろいろチャレンジしていく方が楽しいです。
選択肢は、自分で作っていきましょう。



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トクに変えていこう。

2016年03月02日 | テニス
ソンなことは、やめた方がいいです。

「あの人、あんなボールが打てていいよなぁ」と、羨ましがっている人がいました。
「私なんか、ソンなことばっかり」とぼやいています。
気持ちはわかりますが、こういうのはもったいないです。

僕が、嫌いなことがあります。
それは、ソンすることです。
だから、いつもトクすることを考えています。

ソンかトクかは、自分次第です。
僕の場合は、不器用だったし、頭も悪かったし、足も遅かったです。
でも、「だから自分はソンしてる」とは思っていません。
むしろ、「だからトクした」と思っています。
フツーに考えたら、ソンなのかもしれません。
しかし、「自分はソンしてるんだから、仕方ないじゃん」と被害者みたいに思っても、あまりトクしないからです。
フツー以上になりたかったら、フツーよりも上の発想をすることです。
「足が遅いから、トクなんだ」とフツー以上の発想をすると、デメリットからメリットが見えてきます。
そうすると、ソンがトクに変わってくるかもしれません。

ソンは、トクにした方がトクです。
おかげさまで、最近は「器用だよね」「頭いいよね」「足速いよね」と言われたりします。
これは、トクにするための行動をしてきたからです。
足が遅いから「予測する能力を高めよう」「相手にいい体勢で打たせないために、配球をよくしよう」「ムダのないフットワークを身につけよう」などとやってきたら、「ボールの来るところにもういる」「足速いよね」と言われるようになってきました。
「だからソンしてる」と思うのは、ソンです。
「不器用だから、いっぱい練習できることがあってトク」「頭悪いから、たくさん勉強することもあるし、どんどん頭を使って考えるトレーニングができてトクなんだ」みたいに考えて行動していけば、グングン上達しやすくなるはずです。

ソンなことをしていると、ソンです。
トクに変えて、トクしちゃいましょう。



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