藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ベストを考えよう。

2013年02月27日 | テニス
ベストを尽くすことです。

「負けちゃったけど、全力でやったし、ベストは尽くしたと思う」という人がいました。
これは、素晴らしいことだと思います。
ただ、内容を見る限り、ちょっと疑問がありました。

僕は、「ベストを尽くす」ことを大事にしています。
だから、フルパワーでやります。
しかし、全部フルパワーで打っているわけではありません。
たいていは、6割前後の力です。
もちろん、手を抜いているわけではありません。
力いっぱい打つことが、いつもベストとは限らないからです。

たとえば、最高で160キロ出せるピッチャーがいるとします。
しかし、すべてをストレート速球勝負してくることは、たぶんありません。
変化球を混ぜたり、緩急を入れてタイミングを外してくるはずです。
これは、手抜きでなく、打たれないように全力でやっているからです。

「何がベストか?」を、よく考えてみることです。
状況は、常に変化していきます。
全力で、ハードヒットするのが正しいときもあります。
スピードを落として、沈めたほうがいいときもあります。
今は、何をすべき状況なのかという判断が大切です。

全力にも、いろいろあります。
「丁寧にロブを上げることを、全力でやる」「全力で、相手のコートに返す」というのもあります。
全力だからって、派手とは限りません。
地味なことを全力でやることだって、大切です。

全力の出し方にもいろいろあります。
広い視野を持って、その状況に合ったベストを考えてみましょう。



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うまく利用しよう。

2013年02月23日 | テニス
利用してみることです。

「すぐあがってしまって、固くなちゃうんです」という人がいました。
これは、よくわかります。

僕も、すぐ緊張してしまうタイプです。
だから、緊張しない方法をいろいろ試してきました。
深呼吸したり、ストレッチしたりと、今でもいろんなことをやります。
その中でも、一番よくやることがあります。
それは、利用することです。

あがってしまうのは、不安になるからです。
不安ばかりでは、いいプレーはできません。
「ヤバイ!緊張してきた」と思うと、固くなってしまうからです。
だけど、不安をなくすのって難しいです。
だから、僕の場合は開き直っちゃいます。
「まあ、緊張するもんはするんだから、仕方ないじゃん」といった感じです。
そして、「せっかく緊張してんだから、どうせならうまく利用してやろう」と考えます。
「緊張してドキドキしてきたってことは、心拍数が上がってきたってことだよな・・・ってことは、エンジンが温まってきたってことだよな・・・ということは、ウォーミングアップが十分されたってことだよね・・・これで、いい動きができるぞ!」といった感じで発想を変えていくわけです。
そうすると、「むしろ、もうちょっと緊張してもいいくらいじゃない?」と、あがることに前向きになります。
すると、なぜか安心してきます。

緊張を「よくないこと」と思うと、マイナスになってしまいます。
「いい緊張感だ」とプラスのことに変えちゃうと、リラックスしてきていいプレーにつながります。
排除するよりも、活用したほうがトクです。
どうせなら、うまく利用していきましょう。



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軽く、いこう。

2013年02月19日 | テニス
軽いのって、いいです。

「はたして、私なんかにできるでしょうか?」という人がいました。
なんだか、深刻になっています。
でも、そんなに重く考える必要はないと思います。

僕は、わりと軽いです。
「まあ、大丈夫」「ヨユーでいけるでしょ」と、能天気な感じです。
しかし、これには深い理由があります。
それは、「やればできる」ということを知っているからです。

できないのは、やってないからです。
あるいは、やってる量が足りてないからです。
やっていくうちに、たいていのことはできるようになってきます。
僕が自信満々なのは、このことを知ってるからです。
だから、誰かに「お前なんかが、あんなのできるわけないだろ」と言われたとしても、全然平気です。
逆に、「こいつ、わかってねーな・・・かわいそうに」と思っちゃいます。
なぜかというと、できない理由なんてないし、その必要もないからです。

軽くいくことです。
自信を持ちたいなら、持てばいいだけです。
別に、難しく考えることはありません。
僕の場合は、自信に根拠はありません。
あるとすれば「オレは自信あるんだから、あるんだよ」といった程度です。
理由なんて、どうでもいいです。
大事なのは、プラスになることです。
マイナスになるようなことだったら、サッと排除すればいいだけです。

できるようになるには、できるまでやることです。
いかに行動していくかです。
重くなってしまっては、動くのが大変です。
邪魔なものは、排除していくことです。
軽くして、楽しく行動していきましょう。



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優先順位を、決めよう。

2013年02月15日 | テニス
優先順位が大切です。

「あー、忙しい、忙しい」と言っている人がいました。
やらなきゃいけないことがいっぱいで、大変なんだそうです。
すごくいいことだと思います。
向上心があるのは、素晴らしいです。
ただ、ちょっと気になることがありました。

僕は、優先順位をつけるようにしています。
時間は、無限にあるわけじゃありません。
大切な時間を、できるだけ生かしたいです。
そのためには、効率よくやったほうがいいです。
だから、「何からやるか」にこだわっています。

もちろん、たいていの人は効率を考えています。
合理的に「まずは、これから手をつけていかないといけない」「これから、なんとかしていかないとマズイ」とやっています。
ただ、これが逆にタイムロスになる場合もあります。

僕の場合、優先順位は「一番やりたいことからやる」と単純に決めています。
もしかしたら、「そんなの合理的ではない」と思うかもしれません。
だけど、すごくやりたいことなら、やりやすいです。
スッと進んでやりたくなるのはラクだし、スピードも上がりやすいです。
「あまりやりたくないんだけど、でも、これやっとかないとマズイよな」ということは、なかなかやる気になれません。
こういうのはパワーがいるし、なんだか苦しい感じもします。

時間のロスを防ぐには、スピードアップをすることです。
やりたいことなら、自然とテンションが上がります。
すると、加速しやすくなります。
逆に、「しないといけない」「やらないとマズイ」というのは、テンションが下がりやすいです。
義務みたいに強制的な感じになると、なんだか窮屈です。
自由に、やりたいことをやったほうが、結果的に早かったりします。

やりたいことを、楽しくやることです。
すると、「やらなければいけない」ということも、不思議といつの間にかにクリアしてたりします。
やりたいことから、優先してみましょう。



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買い物は、賢くしよう。

2013年02月12日 | テニス
買い物は、賢くすることです。

試合で負けてしまった人がいます。
彼は、相手の挑発に乗ってしまって、うまくいかなかったようです。
「でも、しょうがないですよね・・・売られたケンカを買わないなんて、男じゃないですもんね」と言っていました。
しかし、これはあまり賢くない気がします。

「売られたら買う」というのは、賢い消費者ではありません。
男だからとか、そういう問題でもない気がします。
よく考えて買わないと、すぐダマされてしまいます。

僕も、ケンカを売られることがあります。
そういうときは、よく考えて判断します。
買った方がいい場合は、買います。
でも、損な場合は買いません。
逆に、こちらが売りつけちゃう場合もあります。

大事なのは、冷静な判断です。
自分にとって損になることを、わざわざする人はいないはずです。
売ろうとするのは、その人にトクになることがある可能性が高いです。
「打ってこいよ!」と、ケンカを売ってるような挑発をしてくるのは、もしかしたら「シコられると不利だ」「ロブ打たれるのは嫌」と思っているからかもしれません。
「この人は、どういう狙いがあって、こういうことをするんだろう?」と、よく考えてみることです。

買い物は、賢くしたほうがいいです。
いい買い物をして、満足したほうが楽しいです。
そのためには、落ち着いて考えることです。
「どういう戦略があるのか?」「どういった心理が働いているのか?」「何の意図があるのか?」などと考えてみると、いろいろわかってきます。
すると、「なるほど!こういう駆け引きを仕掛けてきたんだな・・・ここは、あえて乗ったフリして、逆にこういう作戦でひっかけてみよう」とか、「わざと知らんぷりして、乗らずに動揺させてみよう」などと、有利に進めていくための手段も見えてきます。

相手の挑発は、貴重なメッセージです。
これは、うまく利用したほうがトクです。
買い物は、賢くしましょう。



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ムダな心配は、やめよう。

2013年02月08日 | テニス
ムダな心配は、しないことです。

「もしもの時に備えて、最悪のことの考えている」という人がいました。
たしかに、そういうことも大事です。
ただ、それをいつ考えるかです。

テニスでは、いろんなことが起こります。
予想していなかった展開になることも、よくあります。
危機管理として、最悪の場合でも対処できるように、あらかじめ対策を練っておくことはいいことです。

僕は、いつもは平和に、楽しいことを考えています。
でも、たまには「悪い宇宙人が地球に攻めてきたら、どうやって戦おうか?」とか、「ゾンビになっちゃうウィルスが蔓延して、ゾンビが襲ってきたらどうしよう?」と、最悪の事態のことも考えます。
ただ、こういうのはごくたまにです。
いつも最悪のことを考えて、不安になっているのはおかしいです。

ムダな心配はしないことです。
「もし、試合中に足がつったらどうしよう?」「200キロ以上のサーブを、バンバン打たれたらどうしよう?」と、もしものときを想定して、あらかじめ対応策を練っておくことは重要です。
でも、それが終わったら、スパっと頭を切り替えることです。
プレー中に「もし、サーブが全然入らなくなったら、どうしよう?」などと、まだ起きてもいないこと、不安なことを考えていたら、いいプレーなんてできません。

「今、考えるべきこと」に、注意してみることです。
心配しなくていいときに、余計な心配をしてうまくいかなくなる人が、けっこういます。
よくないことを考えながら、いいプレーはできません。
悪いイメージを浮かべていては、実際にそうなってしまいます。

ムダな心配は、ソンです。
不安になることを考えるより、楽しくプレーすることを考えましょう。



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期待しないでいこう。

2013年02月05日 | テニス
期待しないことです。

「テニスはつらいよね」と言っている人がいました。
「コーチも、いろいろつらいことを、乗り越えてきたわけでしょ?」と聞かれました。
しかし、これといって思い当たりません。

僕は、つらいのが嫌いです。
つらくて苦しいのは、面倒臭いです。
だから、そういうことからは、すぐに逃げます。
そんな苦労をするよりも、楽しんでやったほうがうまくなるからです。

楽しんで、やることです。
大事なのは、楽しみ方です。
つらくなっちゃうときって、たいてい思いどおりにいかない場合です。
ただ、テニスはなかなか思い通りにいきません。
そこで「つらいな」と思うか、それとも「だから、テニスって面白い」と思うかで、全然違ってきます。

僕は、ほとんど期待しません。
期待していると、すぐつらくなっちゃうからです。
なんだか、夢も希望もないような奴に思うかもしれません。
でも、それは違います。
そうしたほうが、面白いからです。
ヘンに期待していると、結果を焦ってしまいます。
「また、うまくいかなかった」「またダメか」となるのは、苦しいです。
だけど、結果を期待していなければ、気にせずにやりたいことに集中できます。
そうやって楽しんでいるうちに、だんだんいい結果がついてくるものです。

「つらいな」と思うと、やる気が下がってきてしまいます。
ヘンに期待するよりも、目の前のことを楽しんでいきましょう。



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パクってみよう。

2013年02月01日 | テニス
パクることです。

「ライバルに対して、どうしたらいいか?」という質問がありました。
この人は、「ライバルとは違う部分を差別化して、強化していくべきなのでは?」と考えているそうです。
これも、正しいと思います。

僕は、たくさんのライバルがいます。
勝手に「ライバルだ」と思っているだけで、相手はちっとも知らない場合もあります。
やはり、ライバルには負けたくありません。
そこで、あることをやります。
それは、相手のいいところを、パクることです。

勝つためには、研究していくことです。
相手を研究してみると、いろいろわかってきます。
たとえば、僕の過去のライバルの一人に、サンプラスがいました。
もちろん彼は、僕のことなんか知りません。
でも、勝手にライバルにしているので「この人に勝つには?」と、一生懸命考えます。
ただ、あれこれシュミレーションしてみても、ちっとも勝てる気がしません。
いろいろ考えていると、ふと「もし対戦相手が自分だったら、きっと苦戦するんだろうな?さらにプラスアルファでいろいろ持ってたら、すごくイヤだろうな」と思いました。
勝つには、自分が強くなることが一番です。
だから、ライバルのすごいところをパクって、自分の武器にすることを考えました。
そして、「ライバルである、サンプラスのスライスサーブをマネしよう」「ライバルである、アガシのリターンをお手本にしよう」「ライバルである、ラフターのボレーを身につけよう」とパクっていくうちに、上達してきました。

相手と差別化して、違うことをするのもいい方法です。
ただ、せっかくいいライバルがいるのなら、素直に学ばせてもらったほうがトクです。
自分が強くなっていくことが、負けないためには重要です。
いいところは、どんどんパクっちゃいましょう。



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