藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「どうやるか」を、工夫してみよう。

2015年09月29日 | テニス
「どうやるか」が大事です。

「テニスは好きだけど、試合はなんかイヤ」という人がいました。
ミスとか気にしないで、思いきり打ちたいんだそうです。
テニスは、いろんな楽しみ方があります。
だから、ムリにイヤなことをする必要はないと思います。
ただ、「イヤだと思ってたけど、実は面白いじゃん!」ということもあります。
もし知らないだけだとしたら、それってもったいないです。

僕は、テニスが大好きです。
だけど、昔は試合するのがイヤでした。
緊張するし、恥かくし、ダブルフォルトも多かったからです。
しかし、今では試合するの大好きです。
もちろん、今でも「イヤだなぁ」と思うことはあります。
でも、そういうのがあると、逆にちょっと嬉しくなってきます。

ポイントは、どうやるかです。
僕は、イヤなことはやらない主義です。
ただ、よく考えるようにしています。
「バックハンドはイヤだな」と思ったら、「バックハンドが苦手なままでいる方が、もっとイヤなんじゃないかな?」と考えてみます。
「試合するのイヤだな」と思ったら、「でも、試合で勝ったら嬉しいんじゃないかな?」「試合の楽しさをわからないでいる方が、もっとイヤなんじゃないかな?」と考えてみます。
その結果「挑戦してみた方がいい」となったら、工夫するようにしています。
「イヤだけど、やったほうがいいんだろうな」と嫌々やるのは、つらいからです。
そこで、「どうせやるなら、楽しくできないかな?」と工夫していきます。
「こうすれば、ミスを気にせず強気でやれるんじゃないかな?」「こうすれば、思い切り打っても入る確率上がるんじゃないかな?」といったアイデアを出していき、それを「これ面白そうだぞ」と思いながら行動していきます。
そんな感じでやっていくと、だんだんうまくなってきます。
すると、「イヤだと思ってたけど、楽しいじゃん!」と変わってきたりするものです。

「イヤだなぁ」ということは、意外とチャンスだったりします。
「面白くなるように、できないかな?」とアイデアを出してやっていくと、「イヤ」が「好き」に変わってくるかもしれません。
どうやるかを、工夫してみましょう。



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競うことを、楽しもう。

2015年09月24日 | テニス
「競争好き」って、トクです。

「人と競うのって、どうなんですかね?」と言っている人がいました。
どうやら「他人と競争していたら、テニスが嫌いになってしまうのではないか?」と思っているみたいです。

僕は、テニスを楽しみたいタイプです。
だから、「勝ち」にこだわります。
勝敗を重要視しない勝負は、なんだかつまらないです。
勝ちにこだわり、競争するのが楽しいわけです。

テニスは、勝つか負けるかです。
「この試合は、引き分け」とか「がんばったから、どっちも勝ち」など、聞いたことありません。
どっちかが勝ち、どっちかが負けます。
たとえば、100人がエントリーしている、シングルスのトーナメントがあったとします。
100人出てても、もちろん優勝するのは1人です。
残りの99人は、どこかで負けます。
これを「キビシイ」と思うか、「だから面白い」と思うかで、かなり違ってきます。

競争するのって、面白いです。
僕の場合は、「どっちが先にうまくなるか、競争しようぜ!」「オレと勝負しろよ!」とやるのが大好きです。
これを話すと、「それは、自信があるからだよ」と言われたりします。
でも、ちょっとだけ違います。
どちらかというと、「その方が、楽しいから」と思っているからです。
実は、勝ちにメッチャこだわるくせに、あまり負けを恐れていません。
なぜかというと、自分に甘いタイプだからです。
だから、「ダメだ」「バカ」「情けない」のように、自分で自分を傷つけるような叱り方はしません。
自分で自分の自信を失わせるようなことをしていたら、楽しくなくなっちゃうからです。

テニスが強くなるには、挑戦していくことです。
それには、競争することの面白さに気づく方がトクです。
ヘタに叱ると、恐怖で行動力が落ちてしまいます。
チャレンジする自分をほめて、競うことを楽しんでみましょう。



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前向きに、引いてみよう。

2015年09月19日 | テニス
引くのも、ありです。

「諦めたらダメですよね」という人がいました。
「その通り」と言いたいところですが、これは場合によります。

僕は、「諦めたら、そこで試合終了ですよ」と思っています。
だから、諦めの悪い男です。
そのわりには、「や~めた」と諦めることもあります。
でもこれは、あっさり諦めちゃったわけでもありません。

方法は、たくさんあります。
正しいことも、たくさんあります。
だから、柔軟に考えることが大事です。

いくら僕でも、間違えることはあります。
むしろ、間違えることだらけかもしれません。
「あれ?なんかおかしいな?」と思っても、「いや、こうすると決めたんだから、カンタンに諦めちゃだめだ」「せっかく努力してきたんだから、ここで諦めたらもったいない」と引かないと、逆に大ダメージになることもあります。
目的は、「それを諦めないこと」ではなく、「強くなること」や「勝つこと」だと思います。
だから、目的をクリアするために、利口な判断をした方がトクです。

引くことも、大事です。
僕の場合は、すぐ「よし!これだ!」と動きます。
でも、「あっ!これ違う」「これハズレだな」と思ったら、即撤退します。
ダメージを最小限に抑えたり、貴重な時間をロスさせないためです。
諦められずにズルズル行くと、取り返しのつかないことになるかもしれません。
間違えに気づいたら、すぐ切り替えた方がトクです。

手段と目的を、混同しないことです。
「この技術を習得する」「試合で勝つ」といった目的は、諦めない方がいいと思います。
しかし、そのための手段はいくつもあります。
「この方法は違うな」と気づいたら、とっとと諦めた方がいいです。
間違ったやり方では、ますますよくない方向に行ってしまいます。
「あれ?これ違うな」と気づいたら、パッと変えていくことです。
諦めることが、攻めになることもあります。
引くことで、チャンスにしていきましょう。



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「違いのわかる人」になろう。

2015年09月14日 | テニス
「違いのわかる人」になることです。

「才能の差って、ズルイ」と言っている人がいました。
同じ練習をしているのに、どんどん抜かれちゃうそうです。

僕も、みんなにどんどん抜かれてしまうタイプでした。
あとからテニスを始めた人にも、いつの間にか追い越されてしまいます。
だから、才能のない自分が、悔しくてたまりませんでした。
ただ、あるときスゴイことに気づきました。
それは、「才能のある人はここが違うんだ」というポイントです。
これがわかってから、上達しやすくなってきました。

昔は、練習が終わっても、なかなかすぐに帰りませんでした。
ずっと、友達とおしゃべりしていました。
内容は、ほぼテニスのことです。
熱くテニストークをしていると、気づくと1、2時間過ぎています。
この時間が、すごく楽しかったわけです。
いつものメンバーは、だいたい6人です。
その中の2人は、強くて才能のある奴でした。
話していて、ふと「強い奴は、やっぱ違うよな」と思いました。
「今日、グリップをちょっとこう変えてみたんだけど、この方がこういうスピンをかけやすかった」
「あのとき、ライジングであそこ狙ったんだけど、あれ読まれてたよな?もうちょっとタメを作るか、こうクローズぎみで入ってたら、バレなかったかも?」
「あいつのここがうまいよね!しっかり引きつけて、こうホールドしてるから伸びてくるんだよな」といったことを、いろいろ言ってるからです。
「あ~、疲れた~」「全然うまくいかなくて、まじムカつく」「あんなの打たれたら、どうしようもねーし」などと言っている自分が、なんだか恥ずかしくなってきました。
そして、「へー!強い奴は、こんなとこ見てんだな」「こんなこと考えてんだ」「こんなことやってんだ」と、興味を持つようになりました。
「オレも、こういうとこ気をつけてみよう」とやっていくと、不思議と上達しやすくなってきました。
このとき、「こういうところの差が、けっこうデカイんだな」と気づきました。

どういうところが違うのかに、注目してみることです。
「こういうところに差があるな」と気づくと、うまくなるヒントにも気づいてくるはずです。
違いのわかる人に、なっていきましょう。



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「面白そうじゃん」と思ってみよう。

2015年09月09日 | テニス
興味を持つと、すごくラクです。

「戦術とかって、難しそうだからよくわからない」という人がいました。
たしかに、そう思うのもわかります。
でも、これってもったいないです。

僕は、難しいことが苦手です。
そのわりには、「そんな難しそうなこと、よくやるよね」と言われます。
これは、別に難しいと思ってないからです。
面白いしカンタンだから、どんどん挑戦しているだけです。

テニスが強くなるには、チャレンジしていくことです。
「なんか難しそう」「大変そうだな」と思ったら、フットワークが重くなってしまいます。
僕は、実は面倒臭がりです。
だから、ついつい「よくわかんないから、いいや」とやってしまいやすいです。
そこで、あることを心がけています。
それは「なんか、面白そうじゃん!」と思うことです。
たとえば、ラーメン屋さんで新メニュー「汁なしラーメン」などと書いてあったとします。
そしたら、「えっ?マジか!なんか、うまそうじゃん」と興味を持ってみます。
すると、なんだか食べてみたくなってきます。
「へぇ~、どんな味なのかな?」と気になると、自然とチャレンジしたくなってきます。
だから、フットワークが軽く、どんどんやれるわけです。
これは、テニスでも同じです。

よく知らなかったり、よくわからないことがあったら、「なんか難しそう」ではなく「なんか面白そう」と思ってみることです。
すると、スッと入っていきやすくなります。
「戦術って、なんか面白そうじゃん」「そういうのできたら、なんかカッコイイ」と思うと、自然と理解したくなってきます。
そうやって興味を持つと、「へぇー!なるほど!そういう作戦もありだよね」といろいろわかってきます。
こうなると、「戦術考えるのって面白いじゃん!なんで、今までやらなかったんだろ?」と変わってきたりするものです。

よくわからないのって、たいてい難しいからではありません。
これまでわかろうとしてなかったり、やらなかっただけだったりします。
興味を持てるようにすれば、すごくラクです。
「なんか、面白そうじゃん!」と思ってみましょう。



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期待して、やっちゃおう。

2015年09月05日 | テニス
期待しちゃうことです。

「粘り強くなる方法」についての質問がありました。
諦めちゃうのは、「ムリだな」と思うからです。
だから、期待してみるといいかもしれません。

僕は、「粘り強い」と言われることがあります。
だけど、飽きっぽいし、忍耐力もありません。
それでも諦めないのは、期待しているからです。

諦めないようにするコツは、「諦めたらもったいない」にすることです。
「うまくいく気がしない」みたいに、この先よくないことが起こると想像すると、諦めたくなってしまいます。
僕の場合は、「これからいいことが起こる」と考えるようにしています。
たとえば、「合コンに来る子なんて、どうせたいしたことない」と思うと、「行くのやめとこう」とやる気がしません。
だけど、「もしかしたら、かわいい子来るんじゃないかな?なんか、運命の出会いの予感がするような気もしてきた」と思うと、めっちゃやる気が出てきます。
これと同じようなことを、テニスでもしています。
だから、「諦めるなんて、もったいない」と行動できるわけです。

目の前に、うまいものをぶら下げてみることです。
そうすると、前に進むのが楽しくなってきます。
僕が粘り強くできるのは、「粘り強くがんばろう」と思っていないからです。
宝くじみたいに、アタリが出ることを想像して、期待しているだけです。
ハズレだったとしても、「でも、今度は当たる気がする」と次を期待して、ドキドキしています。
うまくいかないことがあっても、「そろそろ、コツをつかむ頃でしょ」「いや、次あたりうまくいきそう」などと考えるので、諦める必要がないわけです。

テニスが上達するには、試行錯誤を繰り返しながら、行動していくことです。
止まらずに進んでいけば、道は開けてくるものです。
これから嬉しいことが待っているのに、諦めたらもったいないです。
勝手に期待して、ガンガンやっちゃいましょう。



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