藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

情報から、得よう。

2005年10月15日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート15

テニスが上達するには、まず「知る」作業が大切です。
そして、知った情報から、いかに自分のスキルとしていくかが大事です。


桜木「教えてもらって・・・損をしなくてよかった それ以上のことは考えられないのか・・・そんなことじゃ いつまでたってもバカから抜け切れねえぞ!」
矢島・水野「バ・・バカって・・・」
桜木「情報を手にして そこから何を教訓として得たかが大事なんだ!この東大新聞の存在を 全国の受験生が全員知ってるはずはない それはつまり・・・「知る者」と「知らざる者」に分かれるということだ・・・「知るか」「知らないか」たったこれだけの違いで 有利か不利かの差が出るんだ・・・今回はたまたま幸運にも知ることが出来た もしこのラッキーがなかったら その場合のこと考えてみろ・・・つまり「知らない」ということは 実に恐ろしいことなんだ 逆に・・・「知る」ということ・・・その知識や情報は 幸せをもたらす 強力な武器だということだ・・・で・・・お前ら何がわかった?自分なりの結論 導き出してみろ」
水野「えっと・・・何も知らないと どう考えて決めていいかわからないでしょ だから・・・知っといたほうがいいんだよ いろんなこといっぱい・・・」
矢島「つまり 自分の意見を主張するにも・・・判断下すにも・・・考える材料がいっぱいなきゃ ダメってこと・・・それも 人からただ教えられたり 偶然やラッキーじゃなく 自分で調べたり・・・とか わかんなかったら聞く・・・とか」
水野「「知る」ためのトレーニングを 今 積んでるってことね」
矢島「なるほど・・これが“勉強”ってやつか・・・」
桜木「ん・・・正解だ!ちょっとは論理的にものを考えられるようになったじゃねえか」


「テニスが上手になりたい」と、皆さん望んでいます。
しかし、漠然と望んでいても、上手くはなりません。
上手くなるためのアクションを、具体的に起こさなくてはなりません。
そのアプローチの手がかりとなるのが、情報です。
情報を持っている人と、情報のない人とでは、情報のある人に圧倒的なアドバンテージが得られます。
情報収集に、力を入れましょう。

僕は、高校生の頃、わけあって部活に所属しませんでした。
テニスは週一回のスクールのみでした。
圧倒的に練習量が少ない中、毎日のように部活をしているライバル達に、差をつけられるのを恐れていました。
なんとか練習量の差をカバーし、挽回できる方法はないか?と考え、試行錯誤の上やったのが情報収集でした。
バイトで稼いだお金は、ほぼすべて、テニス関係につぎ込みました。
スマッシュ、T.Tennis、テニスマガジン、テニスクラシック、テニスジャーナルなどの雑誌をすべて買い込み、全ページ読んで、大事な部分は赤のボールペンでチェックして、さらに自分のノートにも書いていきます。
選手の連続写真などは、ショット別にクリアーファイルにスクラップしていました。
雑誌以外も、テニスコーナーなどにある書籍は、だいたい買いました。
他にも、テレビで放送される試合は録画しておき、ノート片手に気づいたポイントはどんどんメモしながら、繰り返し何度も見ました。
当時を思い返すと、「この情熱を、なんで受験勉強に向けなかったんだろう?東大も夢じゃなかったんじゃないかなー・・・」と後悔しています。

そして、情報をゲットしたら、その情報を練習で活用します。
よく、情報を集めることで満足している人がいますが、情報は活用してはじめて、情報が活きるのです。
使わなかったら、知らなかったと同じです。
ただ、なんでもかんでも試してみようとすると、すべてが中途半端になる可能性があるので、試す事柄の優先順位を決めておきましょう。
「次のレッスンでは、あの雑誌に書いてあった、この部分を試してみよう」と、すぐにできそうで、大切そうな事柄から試していきましょう。



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