平成二十年1月12日(土)
今日は昨夜から雨がふり続いています。静かな1日となりそうです。
今朝の新聞によればバクダットの砂漠に雪が降ったとの事。100年ぶりのことだが人々は吉兆と喜んで歓迎しているとの事。我会の大山登山隊はみぞれ交じりの雨で難儀をしているとの事。雨が悪いのではありません。雨は日本にとって貴重な資源です。雨がある気候が日本らしさを築いています。その思いを込めて2月号会報巻頭言を書きました。
あるがままに
1年で一番寒い2月を迎えるというのに暖かく穏やかな日々が続きます。
年々雪を見ることが少なくなり 地球温暖化を実感します。
リーダーをしてみて一番心悩ますことは当日の天候ではないでしょうか
コース、見所 難所等は事前に検討できますが天候だけはどうにもなりません。
まして 小雨決行ともなれば「行くべきか 行かざるべきか」心を悩ませストレスもたまります。
ちょっと考え方を変えて「天候不問」にしては如何でしょうか。
天候について気をもむことも無く 雨天覚悟でそれ相応の準備をして参加されるので何も心配することもありません。
昨年末12月 私が参加した山行は全て悪天候(?)で展望はまったく望めませんでした。
15日の大山山行は曇天で雪も少なく山頂往復の体力訓練でした。
21日から24日の久住山山行は雨と霧でした。
28日から31日の八ヶ岳山行は厳寒と吹雪でした。
でも参加者からは「晴天では体験できない貴重な体験が出来てよかった」と好評でした。
何故か。久住山では各人がリーダーとなり展望のない霧の中 地図と磁石を頼りに真剣に三俣山の三峰や稲星山のピークを探索しました。見事ピークに到達した喜びは格別です。自信も付きました。
八ヶ岳の稜線では-30度の体感気温を体験しました。まつ毛も息も凍結 手足先も凍結しそうです。 どんな装備が有効か 先の見えない猛吹雪の中ルート探索の困難さも体験しました。
これらは晴天のときには学習できない貴重な体験でした。
悪天でもいろいろな楽しみ方はありますね。むしろ悪天の方が学ぶことが多いかも。
山では天候等与えられた環境を変えることは出来ません。
その厳しい環境を受け入れ ベストを尽くし 目的を達成する。
これこそ登山の醍醐味です。
世の中何事も自分の思い通りにならずストレスもたまることも多いことでしょう。
わが身の不運を歎かず 起こったことは仕方ないとそのまま受け入れましょう。
そしてその中で自分に出来るベストを尽くす。
これが山から学んだストレスの無い「あるがままに楽しむ。」生き方でした。
今日は昨夜から雨がふり続いています。静かな1日となりそうです。
今朝の新聞によればバクダットの砂漠に雪が降ったとの事。100年ぶりのことだが人々は吉兆と喜んで歓迎しているとの事。我会の大山登山隊はみぞれ交じりの雨で難儀をしているとの事。雨が悪いのではありません。雨は日本にとって貴重な資源です。雨がある気候が日本らしさを築いています。その思いを込めて2月号会報巻頭言を書きました。
あるがままに
1年で一番寒い2月を迎えるというのに暖かく穏やかな日々が続きます。
年々雪を見ることが少なくなり 地球温暖化を実感します。
リーダーをしてみて一番心悩ますことは当日の天候ではないでしょうか
コース、見所 難所等は事前に検討できますが天候だけはどうにもなりません。
まして 小雨決行ともなれば「行くべきか 行かざるべきか」心を悩ませストレスもたまります。
ちょっと考え方を変えて「天候不問」にしては如何でしょうか。
天候について気をもむことも無く 雨天覚悟でそれ相応の準備をして参加されるので何も心配することもありません。
昨年末12月 私が参加した山行は全て悪天候(?)で展望はまったく望めませんでした。
15日の大山山行は曇天で雪も少なく山頂往復の体力訓練でした。
21日から24日の久住山山行は雨と霧でした。
28日から31日の八ヶ岳山行は厳寒と吹雪でした。
でも参加者からは「晴天では体験できない貴重な体験が出来てよかった」と好評でした。
何故か。久住山では各人がリーダーとなり展望のない霧の中 地図と磁石を頼りに真剣に三俣山の三峰や稲星山のピークを探索しました。見事ピークに到達した喜びは格別です。自信も付きました。
八ヶ岳の稜線では-30度の体感気温を体験しました。まつ毛も息も凍結 手足先も凍結しそうです。 どんな装備が有効か 先の見えない猛吹雪の中ルート探索の困難さも体験しました。
これらは晴天のときには学習できない貴重な体験でした。
悪天でもいろいろな楽しみ方はありますね。むしろ悪天の方が学ぶことが多いかも。
山では天候等与えられた環境を変えることは出来ません。
その厳しい環境を受け入れ ベストを尽くし 目的を達成する。
これこそ登山の醍醐味です。
世の中何事も自分の思い通りにならずストレスもたまることも多いことでしょう。
わが身の不運を歎かず 起こったことは仕方ないとそのまま受け入れましょう。
そしてその中で自分に出来るベストを尽くす。
これが山から学んだストレスの無い「あるがままに楽しむ。」生き方でした。