平成30年7月10日
広島市内で仕事をしていると昼前、府中町で川が氾濫し住民に避難するようにとの警報が出された。この晴れの天気に 洪水とは信じられません。文字通り青天の霹靂です。事務所が水没してもいけないので急いで会社に帰るが町内放送、取材のヘリの騒音 がやかましい。この小さな川に「榎川」という名前があるとは知りませんでした。役場の前から水分峡まで4キロ余りの川です。この豪雨で役場の前の護岸が崩れ通行止になっています。河口から写真を撮りましたが水はありません。心配した人からお見舞いのお電話をいただきましたが特に変わったこともありません。 水分峡はキャンプや水遊びの場所として多くの町民がおとずれています。私もここから岩谷観音さんに登山しています。今回は土石流が発生したとのことです。このあたりで雨が降ったのは7月6日でした。それ以降はあまり降っておらず昨日、梅雨明けになったばかりなのに、4日後に土石流とはね。雨が降ったのに川に水がないとはせき止められていると考えるべきですが経験がなくわからなかったのでしょう。水分峡はかつて土石流のため大きな災害となったため水分神社のうえに10mあまりの大きな砂防バムの堰堤が構築されています。7月1日に岩谷観音さんに上りました。その上流側は大きなため池となり子供たちが高さ3㎜くらいの落差を飛び込んでいましたから収容力はかなり余裕がありました。土石流でも崩壊せず多くの土石を引き留めてその役目を果たしました。どのように変わったのか近いうち見てきます。
(写真はせき止められた榎川の下流部分、この上流900mで川が氾濫しました。)