まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

比婆山スカイラン準備山行(第3弾)

2016-05-04 09:37:33 | 日常
平成28年5月3日
今日は予定されていたクライミングが悪天の為中止になったので気になっていた比婆山スカイランのコース整備に出掛けました。コース整備は天候は関係ありませんから。
朝6時過ぎ自宅を出発、比婆山までは約3時間、意外と遠いですね。4月16日に看板掛け、30日に悪い個所の緊急修復、今日はたちまちは支障がないが、放置しておくと土砂が流失しそうなところの補修が目的です。
3日前に来たばかりなのに刻々変化しています。山に近づくにつれ緑色が濃くなってくる。山肌も桜の白色が消え緑一色になる。田んぼの様子も水が張られ稲が植えられてくる。藤の花が盛んに咲きはじめる。県民の森に近くになると気温が低いせいか時期が先戻りまだ色とりどりの花が咲き誇っている。その中に新緑の青葉に交じり白い桜が咲き誇っている。藤の花と桜の花が同時に見れるなんて不思議な光景です。5月5日が立夏なのですがこの前の桜花を残花、この後の桜花を余花といいますが初めて見ました。続けてきてみるといろんなことがあるものです。今日の県民の森は車5から6台、誰もいません。文字どうり嵐の前の静けさです。初めは曇り空でしたが山に入る頃には風が強くなりました。笹の葉音がやかましく、木木がすれる音が人の会話のように聞こえます。上空をゴーという怒号が響き渡ります。強風で幹の半ばで折れた木もありました。今日は山のご機嫌が悪いのですね。六の原から伊良谷山に登る登山道、道幅もあり、落ち葉の土の道です、踏めば優しく跳ね返る感じでとても歩きやすい。ブナ林の下には熊笹が広がり、明るい空間は気持ちまで明るくしてくれます。これほど快適な散歩道は他にはありません。日本一快適な散歩道です。何もないスカイランですがこの新緑の山道を心行くまで楽しんでもらいたいものです。コース整備は土砂が流失したところに段木を設置し平らにして走りやすくする。ブナの根っ子が表れたところに段木を設置し流失を防ぎ、根っ子を土で覆い、走りやすくする。登山道の土砂が流失して溝になったところに段木を設置して土砂を留め元のように平らにする。段木は砂防ダムのようなものですから雨が降れば土砂がたまり平らにしてくれます。段木は倒木の丸太を1~1,2m位に切断して使用します。生木と違ってよく乾燥されていますから当分の間は大丈夫でしょう。全コースの8割程度、40か所余り修復しました。今週末にはリハーサル大会がおこなわれますからその時には完了したいと思っています。 5月15日 本番の成功を目指し全力を尽くします。

コメント
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