フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

ウィンタースポーツ真っ盛り/アメフト事件後の選手の活躍に安堵/難病に倒れた元気者の訃報

2018-12-18 18:04:17 | 日記

   ウィンタースポーツが佳境に入っている。先のフィギュア―スケートのグランプリ・ファイナルで優勝した紀平梨花選手の優勝や男子宇野昌磨選手の2位など記憶鮮明な中で、スピードスケート女子の小平奈緒選手や高木菜那・美保姉妹の活躍やスキージャンプでの小林陵侑選手の快進撃が続いている。
  
   そうした氷上・雪上の競技のほかアメリカンフットボールの記事に目が止まった。今年の大学日本一を決める甲子園ボウルで関学大が優勝したニュースである。強豪校の関学大が2年ぶりで29回目の優勝を飾ったことはニュースでもない。この試合の甲子園ボウル最優秀選手と併せて年間最優秀選手に選ばれたのが関学大のQBで2年生の奥野選手、なんと日大との試合で悪質なタックルを受けて負傷したあの選手なのだ。5月の”事件”後日大側の加害選手や監督・コーチの名が全国に知れ渡ったが、被害選手の名は伏せられていた。初めて目にする名前であるが、事件後は身体的な負傷だけでなく精神的にも傷つき、二人の4年生QBの支えで復活を遂げたと記事にはあった。タックルした側の日大選手も部の練習に戻ったとのことで、両選手が挫折せずに成長する姿に期待を寄せたい。


   私が長く勤務した大分県の工場幹部から訃報が届いた。長年寝たきりの闘病を続けていた元従業員がついに息を引き取ったと言う。その男は工場地元採用者で、歯に衣着せぬ物言いや行動力などで若くして人望を得、将来の工場幹部として嘱望されていた。それが40代にして「筋萎縮性側索硬化症」という難病にかかってしまい、症状が進んでついに体中の筋肉が動かなくなり寝たきりになってしまった。彼を知る誰しもが「あんな元気者が何でよりによって・・」の思いであった。私が本社勤務時に入院、出張等で見舞いに訪ねた時は献身的に看病する奥さんが指し示す文字盤の文字に反応して瞼の開け閉じで意志を伝えた。発症から19年、寝たきりになってから16年という長い闘病であったことを工場からの第二報は伝えて来た。

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