フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

ゲーリー・クーパーとイングリッド・バーグマン/あおり運転の恐怖に厳罰

2018-12-15 21:50:37 | 日記

   市の芸術文化センターで行われる名画映写会。今日はご存じの誰がために鐘は鳴るであった。ヘミングウェイの長編小説を映画化したもので主演はゲイリー・クーパーとイングリッド・バーグマンだ。私はゲーリー・クーパーも西部劇の英雄として好きであったが今日はバーグマンがお目当てであった。舞台はスペイン内戦時の反ファシスト・ゲリラの山岳アジト。任務を負った米軍人がファシスト軍と戦う中でゲリラ部隊の娘と恋に陥るのだが、自身は重傷を負い、すがる娘を逃がして敵陣に散るという涙のラストシーンが切ない。バーグマンの短髪姿と、西部劇で無敵のガンマンを演じるクーパーの戦死というところが二人のイメージとは違うところである。
   この日私は年末の用もあって予約をせずに行ったところ、残り4席だけでしかも最前列の両端2席ずつしかなかった。この映画は確か7,8年前にも観ているのだが、記憶とは相当違うシーンが多かった。そういうことは、例えば黒澤映画などは同じものを何度も観ているが、その度に「あれえ、こんなシーンあったっけ」と思ったものだが、なんともいい加減な私の記憶なのである。


   高速道路でのあおり運転とそれを起因として死亡事故が起きた事件の一審判決が横浜地裁から「懲役18年」の判決が下された。
   パーキングエリアで駐車の仕方を注意された被告がそれに腹を立て、一家4人が乗る車に対して高速道路で執拗なあおり運転で被害者たちを威嚇した上、追い越し車線上に停車させ、結果大型トラックに突っ込まれて夫婦2人が死亡したという事件。死亡した夫婦の子ら原告側が同じような恐怖・被害に遭わないように厳罰を望む一方、被告側は「停車している時に起きた事故であり、”危険運転”にはあたらない」として争っていたが、地裁は「危険運転致死傷害罪」を認めた。亡くなってしまった2人は勿論、生き残った家族2人ともどれほど恐ろしい気持ちだったかと思うと、厳罰の仕置きで再発に警告を鳴らす意味はあると思うのだが・・。

 

 

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