フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

東日本大震災から丸6年/韓国大統領の罷免/森友学園/南スーダンから自衛隊撤収/WBC1次リーグは3戦全勝

2017-03-11 23:22:13 | 日記

   昨日のテレビニュースから今朝の新聞は話題満載となった。 
   元々今日11日は東日本大地震発生から6年という節目の日。各メディアとも特集を組んでの報道で満ちるところであった。激しい地震およびそれに続く未曽有の津波によって受けた破壊の広く深い傷跡の復興・復旧はまだ道半ばであるし、さらに原発事故の底知れない闇が不気味に被災地を覆っている。一般国民にとってもやりきれない7年目を迎えたところであった。

   そんな折の昨日、注目されていた韓国朴大統領に対する弾劾裁判について憲法裁判所が8人の裁判官全員一致をもって朴大統領の罷免を宣告し、それに伴い同大統領の即時失職が決定した。判決理由は「大統領の地位と権限を乱用した上、不正の隠ぺいをし続け、検察や特別検査官などの捜査に応じなかったことは民主主義の毀損に当たる」としている。親友の女性被告による国政介入も違法・違憲と認定している。韓国内では大規模な朴大統領弾劾デモが起きていたが、裁判官の全員一致は意外だったようだ。現職大統領は原則として逮捕・起訴を免れるが、失職したことで逮捕、起訴される可能性が出て来たという。

   それに比べていかにも小さく些末な話題ではあるが、いろいろな疑惑が噴出していた大阪の森友学園が小学校の設置認可申請を取り下げ、学園の理事長が職の辞任を表明した。小学校建設用地としての国有地払い下げ価格に関する疑惑が明るみに出て以降、政治家への働きかけ、某中学校への推薦入学枠の虚偽、理事長の経歴詐称、目的によって3種の校舎建設費を使い分け申告・・・等々次々と理解しがたいことが表面化し、国会でも野党側から真相究明のため国会への学園理事長の参考人招致が提起された。同学園への安倍首相夫人の関与から首相周辺に疑惑の目が向けられるのを避けてか与党側がこれを固く拒絶、学園理事長の辞任で幕引きを図ったと疑われても仕方がない。取材陣に対する一昨日の抗弁、辞任表明の昨日の記者会見と理事長は熱弁をふるったが、テレビ報道で視る限りでは尤もらしい話を展開しながら、それ故にその饒舌・能弁が詐欺師の匂いを漂せていた。

   国会の質疑で稲田防衛大臣があれほど「戦闘状態はない」と強弁していた南スーダンの自衛隊の派遣問題について、政府は急遽5月末に部隊を撤収することを決定したという。派遣自衛隊の施設活動が一定の区切りが出来るとし、野党側から危険性を指摘されていた「駆けつけ警護」の任務が付せられた350人の部隊を引き揚げるというものだ。野党の追及に屈したという形にならないよう所定の成果が実現できたからとの大義名分をくっつけたが、”戦闘”に巻き込まれて死傷者を出さずに済んだというところか。国際貢献と我が国自衛隊の活動の限度は難しい線引きである。

   第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグは日本(侍ジャパン)が3戦全勝の首位で2次リーグ進出を決め、野球ファンを歓喜させている。
   侍ジャパンの投打の目玉となるはずの大谷翔平選手が怪我で出場辞退になってファンの不安を招き、大会前の強化試合でもプロ野球の単独チームに敗北を重ねて失望したファンも多かったはずだ。ところが本番になって初戦の強敵キューバに打ち勝つとオーストラリア、中国にも堅実に勝利して冒頭のように3戦全勝で勝ち上がった。
   近年はプロ野球に冷めていて、大谷選手が欠場したことでさらに興味が薄れていた私だがちょっと見直したところである。

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