フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

現代のベートーベン/ソチ五輪始まる

2014-02-07 11:13:10 | 時事トピックス

  「現代のベートーベン」とも称された全聾の作曲家が、別の作曲家に曲を作ってもらっていたことが分かり大きな反響を呼んでいる。広島生まれの被爆二世、35歳で聴力を失い「絶対音感」を頼りに音楽活動をして来た、という話題性のある作曲家だったが、昨日発売の週刊文春にその虚実がすっぱ抜かれることが分かり、代理人を通じて自ら発表したものだ。
   そして昨日、その”ゴーストライター”が記者会見に臨んで、18年前に知り合い20曲ほどの曲を書いて提供して来たこと、彼は全聾ではなく耳は聞こえていたと思うこと、楽譜を書ける力はなかったこと、などの「実相」を明かした。
   交響曲「HIROSHIMA」がクラシックのCDとしては異例の18万枚を超える売れ行きとなり、テレビや新聞などでも取り上げられた。 卑近なところではフィギュアスケートの高橋大輔選手が今度のソチオリンピックの演技で使う「バイオリンのためのソナチネ」という曲もゴーストライターのものだったという。
   こうした「告白」等を受けて予定されていた公演や著書出版は取りやめ、CDの販売は中止、広島市の名誉市民賞の取り消しなどに追い込まれた。ただ、高橋選手の曲については五輪本番直前でもあり、変えない意向のようだ。
   今では、「被爆二世」で「全聾」の作曲家という話題性あるヒーロー物語はメディアが作り上げたものだ、と騙されたメディアにも批判が及んでいる。

   今日の開会式を前にいよいよソチの冬季オリンピックの競技が始まった。これから半月の間熱戦が繰り広げられ、家庭ではテレビ前の声援に力がこもるこもることであろう。 私の応援は金メダルを期待してフィギュア―スケートの羽生結弦、高橋大輔と浅田真央、ジャンプ女子の高梨沙羅、スピードスケートの加藤条治と長島圭一郎。そして何より悲願のメダルを取らせたいスキージャンプの葛西紀明とモーグルの上村愛子。メダルを胸に架けての「愛ちゃんスマイル」が見られたら、この五輪の楽しみの半分が達成できるのだが・・・。

 

[ウメとマンサク]

   年が明けてからずっと早春の便りを追って観察して来た神代植物園のウメ園とその周囲、2月に入ってようやくその雰囲気が高まって来た。ウメ園の満開状態ははまだ先のことだが、既に紹介済みの「冬至」や「白難波」に加えて白梅、紅梅の开花が進んで来た。それに連れてカメラマンの数も増して来ている。

       

      

   ウメ園の続地に植わるマンサク(満作)類が咲き競っている。下左がシナマンサク、中がオレンジ・ビューティ、右の赤い花はダイアナである。

   

 

     

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人類はカネの僕(しもべ)か... | トップ | 雪景色 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事トピックス」カテゴリの最新記事