フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

武道家ではなく武闘屋?プーチン氏/ロシアの駐日大使がテレビで抗弁

2022-03-03 11:31:30 | 日記

今日3月3日は桃の節句。お雛祭りの日で、名実ともに春の陽気になって来たところだが、プーチン・ロシアによるウクライナ侵攻に関するニュースは毎日、朝に昼に晩に各局の報道番組で流されている。
その中の一つに『国際柔道連盟がプーチン氏の名誉会長職を停止』というのがあった。
プーチン氏が柔道家であることは日本でもよく知られているが、国際柔道連盟の名誉会長職に任じられていたことはこれまで知らなかった。プーチン氏が主導するロシアのウクライナ侵攻は世界正義に悖る(もとる)ものであるとして、世界の柔道界がそんなプーチン氏に三行半(みくだりはん=離縁状)を突き付けたのである。
よく知られているように、柔道の神髄は創始者加納治五郎師が説いた精神に基づいている。その精神とはざっとそ次のようなものと紹介されている。
『柔道は己を完成し世のためになることを終局の目的としており、自己の慾望を満足すことではない。従って柔道の本当の意義を会得し、その精神に基づく行動は全て高尚な理想から出て来ることなのであって、その人の品格もおのずから高くなるのである。』
柔道の精神に基づかないプーチン氏の今回の愚行は柔道家の風上にも置けない、と国際連盟が断を下したわけだ。
因みにプーチン氏は柔道のほかにテコンドーやサンボなどの格闘技にも親しんでいるそうだが、彼は元々ソ連のKGB(つまり国家保安委員会という組織のスパイ)の出身であり、その任務のために武道を身に着ける必要があったのだろう。従ってそんなプーチン氏には初めから柔道の精神なんて尊重する気は無く、武道家ならぬ武闘屋だったったのでは、と思うのである。


今朝、新聞を読み終えて家内がつけていたテレビの報道番組を見ると、ゲストにロシアの駐日大使が出演していた。ロシアのウクライナ侵攻について、番組のキャスターやコメンテーターの反戦の立場からの厳しい質問などに答えていたが、やはり自己弁護をする苦しい答弁であった。中でそこまで言うの?と思ったのが、ロシアはあくまでウクライナの軍事施設を攻撃しているのであって決して民間人を攻撃することないという強弁に対して、キャスターが「しかし、(ウクライナ第2の都市・ハリコフの)州庁舎が爆撃され、死傷者も出ましたよね?」と詰問。その答えが「あれはウクライナ軍の誤爆であって、ロシア軍の攻撃ではない」であった。爆破現場にはロシア軍のミサイルの破片と見られる遺留物があるとされ、駐日大使は祖国の独裁者のためにいたたまれぬスタジオであったことだろう。

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