陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

2018今年の桜Ⅵ 花屑

2018年04月20日 | nonoka

水に浮んで流れる落花を
花筏と(はないかだ)言うことがあるが
一般には花屑(はなくず)と言う。
でも言葉の響きが、あまり美しいとは
言えないので花筏なんて言うのだろう。

風に集まってきた花屑。
まだ美しい桜色を残している。

花屑のほのと匂へる道野辺に
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2018今年の桜Ⅴ 須磨寺の桜

2018年04月19日 | nonoka

須磨寺の五十嵐播水・哲也先師の追悼句会へ。

四月十五日だったので、もう桜は
葉桜だろうと思っていたのだが、なんと
枝垂れの残花がまだ咲いているではないか。
芭蕉句碑を彩るように。しかしやがて
残花も散って初夏の花たちにすべて
置き換わるのだろう。

追悼の須磨に残花の枝垂れかな
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2018今年の桜Ⅳ 動物園の桜

2018年04月18日 | nonoka

とある三月某日。
王子動物園に行ってきた。
桜はすでに落花の様相であった
動物園の夜桜通り抜けは4月7日頃と
ポスターにあったが、その頃には
もう葉桜になっていることだろう。
今年は各地の桜まつりも桜なしで
主催者もさぞがっくりだろうね。

観覧車を借景にして桜を撮りました。
この王子動物園の遊園地は、神戸っ子に
とってはとてもセンチメンタルな遊具。
この観覧車にもまた乗ってみよう。

観覧車桜の雲を見下して
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2018今年の桜Ⅲ 石屋川の桜

2018年04月17日 | nonoka

御影公会堂から石屋川沿いを北上。
ここの桜もなかなかの見所である。
いつも不思議に思うのだが、桜の木は
何故川に向って枝を伸ばすのだろう?
水音を聞いたいのかな?
桜には目があるのだろうか?
いつもぎりぎりである。

水音へ咲き零れゆく桜かな
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屋台の射的

2018年04月16日 | slow life

通り抜けを終えたら、大川沿いを引き返す。
ずらっと屋台が並んでいるので、それを
眺めながら帰るのも楽しみのひとつ。
焼きそばにタコ焼き、豚串などの食べ物の
匂いが食欲をそそる。一杯やりたい処だが
じっと我慢の子。射的がありました。
若者たちがわいわいと興じていた。
懐かしいなあ。しばし見惚れていた。

大川の屋台に興ず花の宴
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2018今年の桜Ⅱ 通り抜け

2018年04月15日 | nonoka

造幣局の通り抜けのもう一つの楽しみ。
それは投句ができること。
いつも一句投句して帰ります。
始めて投句した年に入選して、翌年
写真のように短冊を桜にかけてもらった。

短冊を見つつ桜を眺めつつ
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2018今年の桜Ⅰ 通り抜け

2018年04月14日 | nonoka

今年も造幣局の桜の通り抜けに行く。
あいにく雨模様であったが、それでも
沢山の人出であった。ここもはやり
今年は早く咲き進んだようで、黄桜
などはもう見頃を過ぎていたように思う。
八重桜などは満開であった。
外国の方たちが多かった。特に今年は
欧米系の人もちらほら見受ける。
桜を愛でる日本人の心とは少し違うけれど
みんなやはり美しいものは好きなのだ。

写真は“夕暮”という綺麗な名の桜です。

外つ国の人も花人通り抜け
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さらば鎌倉 段葛

2018年04月13日 | slow journey

段葛とかいてダンカズラと読みます。
葛石(かずらいし)を積んで一段高くつくった道。
特に、鎌倉鶴岡八幡宮の参道をいうとある。
桜の名所ですが今年はもう散った後でした。

異国語を聞く惜春の段葛
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さらば鎌倉 鳩サブレー

2018年04月12日 | slow journey

後ろ髪を曳かれつつ鎌倉を後にします。
いつものお土産を買いに豊島屋さんへ。
鳩サブレーを買いました。このサブレー
なんのことはないのですが美味しいね。

惜春の鎌倉に買ふ鳩サブレー
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懇親の夕べ

2018年04月11日 | slow life

鎌倉・鶴ヶ丘会館での懇親会に出席。
ホトトギス同人の物故者一覧がずらりと
壁面に貼られておりました。まさに
ホトトギスの連綿たる歴史を感じます。
その一員としての自覚をひしと感じました。

同席となった秋田の御方と話しができました。
とても素敵な方でした。秋田は一度も
訪れたことがありません。かまくらにぜひ
と誘われました。いつか行ってみたいなあ。

春灯に心触れ合ふ一会かな
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