陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

天五 わけてもここの北京ダック

2011年02月11日 | slow gourmet

天五(天神橋筋5丁目)で寿司が
食いたくなった。京都から一路大阪へ。
連れ合いとJR天満駅で待ち合わせ。
この天満駅前から路地を抜けて天五へ。
毎度ながらこの路地はアジアの純真!?
紫微星から北は禁煙の立呑屋など
そそるお店が多い。さてお目当ての
奴寿司に着いたのだが何と臨時休業。
とほほ…ついていない。なら
180度方向を変えてと、近くの中華料理
双龍居へ向かった。予約していないと
なかなか席が取れない店だが、だめもとで
訪ねたら運よく席が空いたところだった。

ここの北京ダックがお気に入り。
それ以外の料理も手ごろな値段で
なかなか本格的な味だ。ここのお店
料理を運ぶたびに中国語訛りの日本語で
素材のちょっと自慢をするのだが
まあ確かにそれだけの素材だと納得。
なるほどこの日のつぶ貝の冷製は
刺身にしても良いほどの柔らかい絶品だった。

お待ちかねの北京ダック。
ここは皮だけでなく身も付いている。

「食べ方、わ・か・り・ますかあ?」
「はい、前に食べたからうる覚えですが。」

紹興酒を1本。
燗にしてくれと言ったら、ちゃんと
お銚子も出してくれて、その都度
お銚子に入れたものを燗してくれた。
瓶ごと燗して持って来る店が多いが
これはちょっと配慮が嬉しい。

隣にはそこそこの企業らしい一団が。
育ちのよさそうな雰囲気。ただ
その方たちみんなちょっとお腹が出ている。
仕事もアフターも、皆同じ仲間でという
昔ながらのサラリーマン・スタイル。
なんか懐かしい気がした。

最後に海老入り炒飯を食べてお開き。
そういえば私も腹が出ている。
人のことは言えぬか。しかし何故だが
天五で食べれば身も心も温かくなるなあ。

■双龍居
大阪市北区池田町10-11F
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