京都・丸太町通りを円町の方に向かって歩いていたら旗屋さんがありました。
こちらのお店は旗・団旗 だけでなく幟(のぼり)や 暖簾・手ぬぐい・法被 (はっぴ)・提灯・祭り飾りなども制作されているようです。現役サラリーマン時代はイベントや催事の準備やスポンサーの依頼などで、よくこのようなグッズを受注して納品したものです。いわゆるノベルティグッズや販促ツールという類のものですね。
ショーウィンドウに飾っている新選組の旗に目がとまりました。歴史的評価は別として、新選組は今でも根強い人気がありますね。どことなく惹かれるものがあるのは事実でしょう。特にこの旗は印象深いです。この緋色をバックに「誠」の一文字。ビジュアル的にはとても優れているサインだと思います。ぱっとみてそのコンセプトまでストレートに飛び込んでくるからです。
ぐちゃぐちゃ言わず、短いフレーズでスパッと斬るように人の心を捉える。そして離さない。そういう言葉の力…勉強させていただきました。
関連はないけれど、「誠」と言えばふと高校生の頃、当時少年マガジンで連載中だった、梶原一騎原作の「愛と誠」という劇画を夢中で読んだことを思い出してしまいました。確か早乙女愛と太賀誠でした。
明易や愛と誠を読みし頃