雙津峡温泉での食事は、何と言っても
鮎とこんにゃく料理。
ここの蒟蒻はちぢみこんにゃくと云う。
これが何とも美味。食感よし味よし。
都会のスーパーで買う蒟蒻とは別物だ。
そして清流の鮎。小ぶりなのがいい。
あまり大きな鮎は私の好みではない。
小ぶりな鮎を蓼酢をつけてがぶっとやる。
これが一番旨い食べ方なのだ。
それにしても毎日食べて飽きないのは
やはり山の料理だと思う。
魚あり、肉あり、山菜あり、卵に豆腐。
食材もバラエティに富んでいる。
海の料理も大好きなのだが、やはり
魚ばかりが続くとどうしても食傷気味に
なってきてしまう。
清流の瀬音を聞きながら散歩をし、その後
ゆったりと温泉に浸かる。そして夕暮れ時
風に揺れる緑を眺めつつ、この鮎と
蒟蒻のさしみとそして地酒さえあれば
もう何も言うことなし。それだけで
十分幸せになれてしまうのだ。食後には
ラドン温泉で淹れた珈琲をいただく。
これもまた格別である。
夏料理玻璃に瀬音を聞きながら
■雙津峡温泉 錦パレス
山口県岩国市錦深川3213-2