陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

季題 枇杷

2021年06月07日 | nonoka

枇杷の木も街中には結構あります。
枇杷の葉の療法など施術する処もあり
昔から庶民の暮しには欠かせない樹
たっだのでしょう。枇杷は夏の季題。
ホトトギス新歳時記では六月の候に
掲載されています。季題で枇杷と言えば
これは枇杷の実のことを指しています。
ちなみに枇杷の花は案外知られてないですが
冬、十二月の季題です。

さて、この枇杷の実、あちこちで見かけて
庶民の果実という感じなのですが
デパ地下で売られている木箱の枇杷は
もう高級品です。そういう意味では
この果実は結構イメージに落差があります。
さくらんぼも高級品ですが、これは関西では
全然生っている処は見かけないので
高くてもそんなものかと思うのですが
枇杷は街中でちょっと捥げば取って食べられる
そんな果実なので、デパートの価格に『え~!」っと
驚いてしまうのでしょう。しかし街中に生る枇杷と
デパートで売られている木箱の枇杷は、味も
見た目も全然違うのも事実です。

でも民家の枇杷を生っているからといって
勝手に捥いで食べてはいけません。
枇杷はスーパーでも見かけます。
食べると昔のイメージとは違います。
美味しいです。これは無花果もそう。
無花果なんて、昔捥いで食べたものとは
全く別物といったくらい美味しいです。
果物も時代の味覚のニーズに合わせて
どんどん進化しているですね。

この写真の枇杷は街路樹の枇杷でしたが
あまり美味しそうには見えませんでした。

マニキュアの指が器用に枇杷を剝く
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