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兵庫県の製塩と赤穂浪士で有名な赤穂。
その赤穂の港町である町が越である。
絵はその坂越の全景である。
歴史によると、坂越は1600年代には
瀬戸内海有数の廻船業の拠点として発展し
近年明治時代までは赤穂の塩を運ぶ拠点
として栄えた港町であるとある。
地図の左を流れる川は千種川だ。
ここには高瀬舟の発着場跡の碑があった。
行ってみたが、今はただの川原の枯野の
景が広がっているだけであった。
坂越駅から千種川を渡り
湾へつづく石畳の坂道を下り
町並みに入ると、往年の姿を
偲ばせる建造物に出合う。
タイムスリップしたような感覚。
小春日のひと日。
しばしこのいにしへの港町を逍遥
俳句の心を解き放ってみた。
潮待ちの港を偲ぶ歩に落葉