
那覇空港から“ゆいレール”の乗る。モノレールで正式には沖縄都市モノレール線と言う。そして沖縄県唯一の軌道を走る電車である。
この駅で何より嬉しかったこと。それは日本最西端の駅に立てたことである。
それでふと思い出したのだが会社勤務時代、全国の鉄道路線(JR、私鉄を問わず)を制覇することを趣味としている先輩が居た。新しい線が出来ると乗りに出掛けるのである。ただ乗りに行くだけ。その際は車窓などには全然興味はないと言う。そこが私とは価値観が全然違うのだが、その先輩は最果ての駅はみな制覇しているのだ。
そんな人だから特に旅の感慨など聞いたためしがない。そういう意味で全然デジタル指向的乗り鉄であった。私は反対にアナログ指向的軽度乗り鉄である。T先輩、今頃、どう過ごされておられるだろうか?まだ新しい線が出来るたび乗りに行っておられるのかな?ちなみにその先輩は私より七つ上の高校の先輩であり、しかも水泳部の直属の先輩でもある。
それにしてもたまたまかもしれないがこのモノレール線、結構混んでいた。繁華街駅を過ぎると少しは空くのだろうが、観光客や一般の人で溢れている。乗った車両が二両しかないこともあったとは思うけれど。しかし、車窓から見る沖縄の町並はビルが林立して思ったより大都会である。神戸都心界隈の景色と全然変わらない。
沖縄には過去二回訪れたことがあるがほとんど観光地だったので失礼ながら少し驚いたのである。国際通りも行ったことがない。この夜はこの国際通りを徘徊して食事をする。雰囲気や看板などを見て歩きたい。ふふ。楽しみ…。