陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

はじめての句会 虹

2010年07月18日 | slow culture

六回目の句会。兼題は“虹”

“虹”の季題から連想するテーマは
夢、幼な心、思い出や面影…。
自然の描写では、勿論空の虹だが
それにとどまらずいろんな情景が詠まれた。
たとえば山の虹、海の虹、棚田の虹
また、水車小屋の虹、ダムの虹や
面白い視点では水滴の中の虹など。

今回も5句投句しました。
そのうち、嬉しいことに4句を皆さんに
取っていただきました。今回は
かなり産みの苦しみを味わいました。
自然と虹、それに心情をどう織り成すか。

・虹消えて未だ童心の残りたる(先生特選、互選)
・ビル群を借景として虹走る(先生入選、互選)
・夕虹に明日のことを願掛けつ(先生入選)
・夕虹や消えて酒場の木偶(でく)となり(互選)

4句目の酒場の句なんですが
あまりお品がよろしくないし
ホトトギスのテイストとは違うので
最初は投句からはずしていたのですが
やはりどうしても入れたいという思いに駆られ
例え選ばれなくてもいいやと思い投句。
だから、これはたぶん互選で選ばれないかなと
思っていましたが取っていただけました。
でもやはり、先生の選には入らずでした。
花鳥風月を詠むホトトギスでは邪道ですね。

お粗末です。


(写真)神戸・六甲を借景に虹
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