陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

夏の果なる雲の峰

2020年08月29日 | slow life

大気が不安定である。
夜になって雷が鳴り一頻り降った。
これは「夜立」というのだろうか?
そんな言葉あったっけな?

そう思って「夕立」の語源が気になった。
でネットで調べてみた。
簡単に言うと以下の説があるらしい。

1.夕方に降るから夕立
2.夕方のように暗くなるから夕立
3.激しい雷雨のことを「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」
と昔は言った。それが訛って「ゆふだち」に。

電子辞書の広辞苑には「朝立」の項に
朝方に降るにわか雨とあって、対の言葉に
夕立と示されている。
ということは1が正解なのだろうか?
ホトトギス歳時記には語源については書かれていない。
この言葉は万葉集の時代からあると云う。

さて、写真は阪神御影辺りの車内から
六甲山を望んで撮った一枚。
まだまだ衰えを知らない雲の峰である。
きっとこの下の町は夕立になるのだろう。

衰へを知らぬ勢や雲の峰
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