陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

駅のある風景 砥堀駅

2019年06月07日 | slow culture

特集の取材活動でしばらく姫路通いが続いていた。
今回は播但線に乗って“砥堀”という駅へ。
播但線に乗るのは何十年ぶりだろうか?

この播但線、姫路駅で乗り換えるのだが
播但線に行くのにまた自動改札がある。
ワンマンカーに乗って三つ目の駅。
初めて降りる駅である。しかし
こういう風景の駅で下車すると
不思議と心が落ち着くのは何故だろう。

広島赴任時代はこのようなローカル線での
移動は当たり前だった。何か懐かしい気分。

駅から十五分ほど歩いてとあるめっき会社へ。
めっきは鍍金と書く。この会社の社長さんから
鍍金は列記とした日本語だと教えられる。
へえ、この歳まで知らなかった。
それに鍍金という漢字も読めなかった。
申し訳ない。

鍍金は素晴らしい表面処理技術なのだが
鍍金が剥がれるなんて例えに使われて
ずいぶん過少評価されていると言われた。

奈良の大仏さんの金箔も、金と水銀を混ぜて
表面処理してから中を熱して水銀を飛ばし
金めっきしているのだと。
仕事をしていると色々勉強になることが多い。

さて、この駅にまた来ることはあるだろうか?
ぜひまた来たいなあと思って帰路に就く。



コメント