2月2日は夫婦の日だった。
ついでながら
いい夫婦の日は11月23日
よい夫婦の日は4月22日だそうな。
夫婦の真価が問われるのは
結婚後20年を超えた位だろうか。
この位の年月になると
ここまでの二人の関係の累積というものが
どうしてもさまざまな場面や雰囲気に
表出してきてしまうような気がする。
どことなくファッションもセンスも
二人に間に漂う雰囲気も
ほのかに暖かく、上手く溶け合って
いい二人だなあと思う夫婦がいる。
きっと幾たびかの試練や愛憎を
何度も乗り越えながら、互いに
こんなもんだと安きにつくことなく
愛と思いやりの大切さに気づき
それを大切に育んできたのだろう。
いいなあと思う夫婦には
ほのかに色気も立っている気がする。
もっと言えばセックスを感じるのだ。
確か、三砂ちづるさんの名著作
(…と私は思っている)
「オニババ化する女たち」には
閉経した後の夫婦のセックスこそ
本当の二人が絆を確かめ合い
愛を慈しむ機会なのだと説いていた。
これはなかなかの見識だ。
五十を超えて、健康を維持しつつ
そういう関係を築いている夫婦は
いったい何組に一組の確率なんだろうか。