“確かに貧困は成り上がるバネになるが、
子供のうちに十分な栄養を取れなかったことは、
後になって取り返せないことも多い。
我々が考えるハングリーとはミスをしても下を向かず
「もう一度」とボールを要求する
ガッツがあるかどうかということ。”
■ホルヘ・ブスティ氏
「情熱のアルゼンチン」日経記事より抜粋。
寒風の中、山麓のグラウンドで始まった
今シーズン初の練習試合。
相手チームは体格が大きい選手が揃っている。
かねがね思っていたことだが、
教育熱心な地区にある学校の生徒は
体格の良い子が多い。
教育への関心が高い家庭はきっと栄養にも
配慮するのだろう。毎日母親が料理をつくり
三度の食事をきっちり取らせているのがわかる。
強さの源泉であるハングリーさとは何だろう?
アルゼンチンをサッカー王国にした
ホルヘ・ブスティ氏のこの言葉は
啓示的で示唆に富んでいる。
さあ、春への始動である。
精神的にハングリーになって
今年も目標に向かって進んで欲しい。