葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

俗名のはなし

2008-08-19 11:13:51 | 道順庵の徒然草
俗(娑婆のこの世)名とは、戸籍上の名前のことです、

お葬式も「俗名」でいいからと、戒名をいただかない方も増えております

確かに理解がないと「ただ、お金がかかる」と言うことのみ優先されてしまいます

それでも、お寺さんだけは「呼んでください」となるのです、

う~むぅ・・・

お寺さんも要らないという方も増えておりますが、

なんか、何にもしないと供養した気持ちになれないのでしょうか・・

「戒名は要らないから、お経だけ上げてください」

こうお願いをされてしまいますと、何とかお寺さんに頼んで

お葬式を致しますが、やはり理解されないと、何が何でも戒名は必要

などといえないのが葬儀社なのです、

時代は確かに変わっていくのでしょうが

変えていっているのも、これまた時代の人たちなのです

日本の仏教は文化でもあるわけですから

このあたりも考慮していただければ(笑)


損か得か・・・これしかないモノサシでは、別なものは計ることが

できません、文化や歴史を皆で守る「お守り寸法」の尺度とは、

即ち、こころの余裕と、経済の力+気持ち=宗教文化でしょうか・・・

お寺の境内のセミは

まだ鳴いています・・・





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戒名のはなし

2008-08-19 10:52:42 | 道順庵の徒然草
仏教では戒名(または法名)という形で位牌に書いてお葬式を

されるのが一般的です、戒名は仏弟子になったときのお名前ですから

本来は、生きているうちにつけていただいて、仏門に入ることが正しい

とされていたわけです、又、戒名によりそのお家の家柄(古いですね)とか

格式を表現する為にあったようです、今でも「本家」よりは「分家」の戒名や

お墓は一段下とかいうところもございます、昔はお寺が全てのお家の

格付けを「檀家制度」という形を取り、管理をしやすくしたのでしょう、

寄付や、後の代の戒名の位(言い換えるとお布施・・?)の基準にも

なるときもあるようです(ご先祖様と同じでないとね・・とか)の言い回しです

ね、

現代の人は、「見栄や格式」よりは、現実の生活が「大事」のようですから

お寺様のお話を致しますと、「戒名」・・・ふぅ~ん・・

そんなものいらないね・・・といわれてしまうことも多いのです、

檀家さんの場合そうはいきませんから、いらないというわけには

いきませんでしょうとお話は致します、

後は、住職さんに相談してくださいとお願いを致します、

檀家さんの場合戒名やお布施の話しは葬儀社がするべきではないのですから、

家族の方も「戒名は要らない」と言っても、

お寺様に相談すれば、100%近く戒名をいただくことになります

やはり、供養をしていただくお寺様には面と向かって「戒名なんて要らない」

ということが出来ないのでしょう(笑)

お金の話だけではなく、なぜ戒名があるのか、掘り下げて考えていくと

必要なことも理解されるのではないでしょうか、

その為には、葬儀社の説明ではチカラ不足です、

お寺様の上手なお話がより理解を深めることでしょう・・

世の中の道理や先祖のこと、お寺さんや檀家のこと・・

もう少しお寺さんと身近になるコミュニュケーションも大事なのです


境内にでも遊びに行きませんか・・

まだ、セミが見つかるかも知れませんから・・・









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