葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

3分や5分ではわかりませぬ

2008-08-12 12:57:05 | 道順庵の徒然草
私共の施設はいろんな方が利用をされております、

お客様は、全てを理解してから葬儀の依頼をするということは、

まだまだ少ないようです。

利用の基準が、費用が安い、場所がいい、家族葬だから、

㈱安宅がやっているから・・プラス、事前の相談ということになるのでしょう

その事前相談をしていても、実際の葬儀の時には、いろんな変更や

費用の変化もあるのです、

ですから、式場の雰囲気とかは、私共に初めてきて、3分や5分では何もわかりま

せん、

理解できるようになるのには通夜が終わり、告別式の朝になって

家族の方が「少しおちついて」からなのです、

皆さんが考えていることは、故人様のこと、親戚のこと、費用のこと、

お寺様のこと、その後に「葬儀社」さんのこと・・・

そんな順番でしょうか、

それまでは、「良否の判断はもちろん、気持ちの整理すら出来ていないのです」


そして告別式も終わり、帰路の支度をして、

帰り際の反応で、お客様の評価が表情に出てくるのでございます(笑)

そのときまでの時間は、故人様にお使いいただく貴重なお時間なのでございます


帰る間際の数秒間ですが、

「そうだ、ここでお世話になったんだ・・・」

そう思って頂くだけで充分なのです、

それは、言動だけでなく、表情を見ればわかります

お世話になりました(無言でも)・・の目配せだけで、

お疲れ様でしたと自然に声が出るのです・・・

 精一杯

  セミの声と

     家族葬

昨日玄関にセミが落ちていました・・

下積みの長いセミも鳴くこと終えれば

幕が引かれます

それにくらぶれば、ひとはたくさんの舞台を踏んでいるのです

一生懸命の後はそれでいいのではないのでしょうか・・・









    





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