ポイントがポイント、カードが切り札

買い物先で「ポイントカードはお持ちですか」「会員カードはございますか」

よく、そんな言葉がきかれます。

葬儀社も、「会員の方は○○％」引きになります、会費は無料です・・・

そんな広告は珍しくもなんともありません。

どんな広告も（わが社の特典）を謳います、電気屋さんやCDショップでは

ポイントやその割引も小額でしょうが、こと葬儀社さんは、無料会員でも

祭壇の「５０％」引き・・！！！、などと「とんでもない割引」をする所

もあるのです、
（残念ながら割り引いた金額が本当に安いかどうか・・・？）

標準価格が無い商品に対して消費者の方が「判断を」するのですから、

言葉の「アソビ」なってしまうことにも・・・

そういったポイントや割引になれた方は、ポイント等があるのが「当たり前」

と理解してしまうことがあるのです。

ですから、事前相談などで「あなたのところの特典は」と聞かれ

・・当社は、な、何も無いのです・・・「特典は真心です」と言っても

今の時代、冷笑されながら、「珍しい会社ですね」

などと、相手を落胆させてしまいます。

割引やポイントが万能ではないのですが、何となく、時代に取り残された

ような、さみしい気もいたします。


ポイントがポイントになる時代・・・

もはや、いいものだけ販売すれば・・・の時代ではないのですね・・・

次なるカードはなにを出しましょうか・・・

約束事

葬儀は突然やってきます、

もう危ないから・・・・といってご相談がございます、

それでも解らないのが、亡くなる日、なのです。

不思議なことに、亡くなる方が多いときは、時間が同時

だったり、地域が近かったり、同じ苗字の方だったり・・・

そして今は、式場の時代なのですから、「式場が空いていない」

ことになります、葬儀の事前相談も、式場やお寺様の都合で

日程や場所が変わります、

希望通りに行かないことも出てまいります。

いろいろな制約や条件のもとに葬儀が成り立つこと・・・

難しいことですが・・・・

道順庵も法事が増えて、葬儀の日程の調整がままならないときも

でてきております。

法事は事前の約束事ですが・・・

葬儀はたった今の事・・・

約束事と急なこと・・・

できることと、難しいこと・・・

私にもできないこと・・・・・・