マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

津和野から山菜セットが着いて

2020年04月27日 | 家事

 20日(月)に知人の市村さんがFacebookに「まるごと津和野」の投稿をシェアしていた。その内容を読むと「西日本有数の産地津和野の山菜を応援して下さい!山菜セット お値打ち価格1000円で販売します」とあった。
 津和野には幾つものご縁があった。まだ観光ブームにならない40数年ほど前に新婚旅行で訪ねたのは“山陰の小京都”と呼ばれた城下町・津和野だった。なまこ壁や白い土塀など、江戸時代の風情を感じさせる建物が残り、川から引き込んだ水が流れる掘割にはたくさんの錦鯉が泳いでいた。
 修学旅行の引率でもここを訪れた。森鴎外の縁で、津和野町と文京区は協定を結び、交流の一環として石見神楽が共同公演され、何度も観劇させて頂いて来た。

 このご時世、どこの観光地も苦戦を強いられ、飲食店などは倒産の危機に瀕している。いとせめてご縁のある町のお役に立てばと思うと同時に久し振りに山菜天ぷらを味わいたいとも思い、早速1セットをネット注文した。
 着いたセットを見て驚いた。“たらのめ”と“こごみ”が各々3セット、それに“うるい”。確かにこれはお値打ちだ。ただ郵送代金が913円したから、必ずしも安いとは言えないが、新鮮な山菜の到着。今まで見たなかで最上のたらのめに見え、2回は調理出来そうな量。




 さっそく調理しようと、二人でキッチンに立った。天ぷら揚げは二人でやるのが一番効率的と妻は言う。水に溶いた小麦粉に山菜をまぶし、フライパンに入れるのは妻。長めの箸で山菜を適宜ひっくり返し、頃合いを見て皿に盛るのは私。濡れた手で箸を持たないで済むのがベストらしく、長年この方法でやって来た。巣ごもりの日々にはちょっとした変化が楽しみになる。実に美味だったので、二日連続で山菜天ぷらとあいなった。