マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

5年ぶりの草津(その1)

2023年12月03日 | 街道を行く

 実に5年ぶりに、草津に旅し中沢ビレッジ・タワー棟に2泊して来た。義理の妹の石野さん夫妻から私にお声が掛り、ご一緒に菅原さんもお誘いしませんかとの有難い話があった。
 11月27日(月)から29日(水)まで2泊3日の旅で、往復、菅原さんと私は池袋・籠原間は高崎線を利用し、籠原で石野さん夫妻と合流した後は籠原・草津間を石野車で移動した。特に高速道路を利用しない、今までとは違うルートで草津入りしたので、今までに見たことのない、印象深い風景に接することが出来た。
 11月27日(月)、籠原駅で合流後大きなスーパーで刺身・日本酒・ビール・つまみなどを購入。今回の宿泊は全く宿食には頼らず、全て持ち込んだものを部屋で食したので、宿泊費は1人1泊3950円と安上がりで済んだのだ(ホテルそばのコンビニで補充もしたが)。
 さて取ったルートは初めての道なので、通った道路名は分からなかったが、最初に着いたのが、群馬県中之条駅から山側に入った「道の駅霊山たけやま」。「道の駅」からは山頂が岩山の「嵩山」が実に良く見えた。嵩山は吾妻八景の一つで、山頂の大天狗からの眺望が素晴らしいとのこと。山内では胎内くぐりも出来るらしい。(写真:嵩山。山頂の右端の岩山が大天狗)
 私たちは嵩山を見た後、道の駅の一角にある「そば処けやき」に急いだ。ここの十割蕎麦が絶品とは来たことのある石野夫妻の弁。繋ぎが難しいと言われる十割蕎麦は滅多に食せない。流石に美味しかった。妹の石野マコちゃんは蕎がきを注文し、私も一口食べたがこれは蕎麦の味が十分味わえた。



 次に到着したのが「岩櫃山(いわびつやま)」を良く展望出来る地点だった。今までに何度も吾妻街道を通ったのだが、私は岩櫃山の存在に気が付かなかった。岩櫃山は標高802メートルの岩山で、吾妻八景を代表する景勝地。南面は約200メートルの絶壁。奇岩、怪石からなる切り立った山容は、中国の南画のような趣で、登山路も整備されているらしい。山頂からの眺望はすばらしく、眼下には東吾妻町や中之条町の市街地が、眼前には上州の山々が広がり、晴れた日には遠く富士山も望めるそうな。今私の脚力では可能性は薄いが、新緑か紅葉のシーズンに登っみたい気を起させる山だ。その山容がしっかり見渡せる地点を案内してもらったのだ。(写真:岩櫃山)

 その日最後の見たのが、水が湛えられた「八ッ場ダム」だった。5年前ここを通過したときはまだ建築が進められていて喧騒が感じられたが、今回訪れた時は、人影は全く疎らだった。(写真:八ッ場あがつま湖







 名湯「川原湯温泉」は湖底に沈み、変わりに、高台には川原湯温泉宿が幾つか作られていた。川原湯駅にはエレベーターで下っていくので、まるで地下鉄に乗るような雰囲気だ。実際に駅に降り立っては見なかったが、駅からは湖が見えるらしく、«地下鉄駅»ではなく«地上駅»だ。 川原湯駅入口付近には記念碑と「元の湯源泉」が作られていた。大きな変りように驚きつつ湖面を見つめ、息子と万座プリンスホテルへ行く前夜宿泊した30数年前を思い出した。
 ここを最後に、車は一路草津温泉「中沢ヴィレッジ」を目指した。(写真:元の湯源泉)


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