マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

「三遊亭兼好独演会」終わる

2015年11月16日 | 映画・美術・芝居・落語

 北陸旅行記は後日に回します。
 昨日の11月15日(日)、駒込地区高齢者6クラブ主催の「三遊亭兼好独演会」は、盛況のうちに幕を閉じた。

 夜来の雨は朝になっても止まず、関係者は皆、開催時間帯での降雨を心配していたが、天気予報よりも早く11時には晴れ間が見えだし、順調な客入りとなり、最終的には150名を超える参加者となった。配布した「入場整理券」は200枚ほどだったので、参加率は75%。私達の読みをやや下回ったが、大入りに近い客入りとなった。(写真:手作り緋毛氈上の兼好)

 兼好さんは13時40分には姿を見せた。メール送信文「14時15分までにはお出で下さい」よりもかなり早いご登場である。舞台の高さなどを見ておきたかったのだと、後刻気が付いた。高座の高さがやや低いらしい。幕を閉めて高さの調節をした。緋毛氈の下はお見せしたくはなかったのだが、止むを得ない。緋毛氈をめくると、不燃物回収時の箱が登場。これを折りたたんで4隅に3個(全部で12個)を演台の土台にしておいたのだ。これをもう少し増やす微調整をすることになり急遽「活動センター」からもう4個をお借りして、高座の高さを上げた。兼好(内)さんからのメールにあった「一番前の方に高すぎず、一番後ろのかたでも演者の手元が見える高さ」が漸く完成。


 私は司会役。14時半、寿同志会会長の「開会のことば」で幕を開け、師匠の第一席は『高砂や』。マクラが20分は続いた。ここで爆笑を誘い、客を語りに引きつけた。話は、教えてもらった通りにやろうとして失敗するパターンの”オウム”の噺。
 主催者を代表して富士前福寿会会長小林さんの挨拶の後の第二席『親子酒』もマクラは長く、酒飲みの癖をまな板に乗せて笑いを誘い、小話も二つ入った。私も何度か聴いた話だが、何度聴いてもこの話は面白い。息子に酒を勧めるのが川口旦那ときいて、内心「エ~」。打ち上げの席で私は「旦那の名前は時に代わるのですか」と聞くと「はい、そうです」と。兼好さんをこの会にお招きした私へのリップサービスと知った。両方の噺ともテンポよく、表情が豊か。(写真:第二席での兼好。着替えた!)

 寿神明クラブ会長の「閉会のことば」で幕。その後多くの感想を聞くことになるが、「面白かった。落語っていいですね」、「凄く楽しかった。落語に慣れない人も楽しませようとの配慮あり」、「話は良く聴こえ堪能しました」、「兼好さんのお話には引き込まれます」など全て好評。
 この企画の開始から7ヶ月は経過していた。成功裏に終わったことでホッとすると同時に満足感をも感じている。



 
   (150名ほど入った客席)                 (主催者を代表しての小林さん)