マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

伊根の舟屋へ(その1)

2014年05月20日 | 

 5月17日(土)から5月19日(月)まで、京都府と兵庫県の北部を、瀧川さんと二人旅してきた。運よく絶快晴に恵まれての3日間。
 高校時代からの友人瀧川さんから、「伊根の舟屋」へ行ってみたいとの話があったのは昨年の秋の事。そこへ私の探訪希望地「余部鉄橋」を加え、更には福知山出身の寺井さんからの情報を参考にして「竹田城跡」をも加えて、
旅行計画を練ってきた。
 大雑把に言えば、京都からは山陰線が移動の中心だった。ただし、福知山から天橋立を経て豊岡までは北近畿タンゴ鉄道を利用した。数回に分けて旅の様子を綴りたい。まづはコースの概略を。
 17日(土) 
東京→京都→(山陰線)→福知山→(北近畿タンゴ鉄道)→天橋立→(徒歩)→神社前⇒(丹後バス)⇒伊根
 18日(日) 伊根⇒(丹後バス)⇒神社前→天橋立→(北近畿タンゴ鉄道)→豊岡→(山陰線)→餘部
 19日(月) 餘部→豊岡→(山陰線)→和田山→(播丹線)→竹田→’(徒歩)→竹田城跡→竹田→和田山→京都→東京

 17日。東京駅6時26分発の新幹線と山陰線特急「はしだて1号」を乗り継いで11時22分には天橋立駅へ。そこから初めて「天橋立」を歩いて渡り、丹後バスで伊根へ(天橋立は別の機会に)。宿に入る前に、伊根湾めぐりの船に乗った。海上からの「伊根の舟屋」見学だ。本にも”是非”と書かれていたコース。






 海側から見ると舟屋の様子がよくわかる。一階に舟を格納し、2階が家族が生活する居室になっている。江戸時代から存在し、明治時代から昭和にかけての長い歴史を経て、現在のような木造2階建てへと作り変えられてきた舟屋。現在では国の「重要伝統的建造物保存地区」に選定され、伊根湾沿い水際ぎりぎりに約230軒が群れをなして立ち並んでいる。その景観が一望に見渡せる。伊根湾は小さい湾で、天然の魚場であることも見て取れる。




 エサを求めてウミネコが舞い、時折、トンビが激しく襲い掛かる風景。
 下船後、徒歩でその日の宿「与謝荘」を目指した。細い道の両側に民家が建ち並び、周囲は綺麗に清掃されゴミ一つ落ちていない。瀧川さんと二人、まずは、清潔感溢れる町の佇まいが気に入った。途中”女性杜氏のいる店”と名高い、造り酒屋「向井酒蔵」で”伊根満開”を購買。夕食に出された刺身は、近海ものの獲り立て。ことのほか美味
だった。







 
         (向井酒造)                     (古酒伊根満開)