マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

国会周辺デモへ

2012年09月25日 | 身辺雑記

 何時かはと思いながらノビノビになっていた事が2つありました。首相官邸へのデモと東京新聞の購読です。9月21日(金)に今年初めての国会周辺のデモに出掛け、9月22日(土)の朝刊から、”無料ためし読み”期間の東京新聞を読み始めています。

 毎週金曜日に国会周辺で行われている「首都圏反原発連合主催」の”反原発 再稼働反対”デモは、週を追うごとに参加者が飛躍的に増加し、政治的役割も演じるようになってきています。反原発・再稼働反対の意思を持ちながら、遊びにかまけて出掛ける機会がなかった私は、遅ればせながらその意思を表示しようと、北海道から帰宅した翌日の21日夜、国会に出掛けて来ました。

 聞いていた通り、国会を実に多くのデモ参加者が取巻いています。人の流れをかき分け、私は”スピーチエリア”を目指しました。スピーチエリアでは、一人1分の時間が与えられ自分の考えを自由に発言出来るシステムになっていると聞いていたからです。後に知った事ですが、このスピーチエリアは、国会前と官邸前と2つあり、私が到着したのは国会前だったようです。
 数人のスピーチが終わるとシュプレヒコールです。”原発反対”、”再稼働反対”に続いて”田中辞めろ”との叫びも続きます。原子力規制委員会メンバーへの痛烈な弾劾の声です。その日再選された野田首相への批判もあります。倒閣運動ともとれる叫びもあります。”ふるさと守れ!”、”生活守れ!”、”子供を守れ!”、”廃炉 廃炉 廃炉”。一連のコールが数回繰り返されます。(写真:スピーチエリアにて)

 シュプレヒコールが終わると、再度一分間スピーチ。このスピーチには著名人も登場しました。日本共産党志位委員長です。彼も含めて多くの演説者が語ったことは、「2030年代に原発稼働ゼロ」を目指す戦略の閣議決定が回避され、しかもそれがアメリカの圧力によるものだとの主張です。(写真:1分間スピーチで熱弁をふるう女性)



 
 60年安保闘争時、私は授業をさぼり何回もデモに出掛けました。その時のデモの高揚とは様子が違います。
 「都高教退職者会」ホーページに寄せられた安藤哲雄さんのメッセージにば、60年代と現在の状況を比較して、その差異に触れて次の様に書かれています。
 『主催者は①警備の警察官とのトラブルを避けるアピールを徹底して繰り返し、②一方で色のつかない集会にするために、「反原発」「再稼働反対」以外の旗やポスターを説得によってなくす努力を重ね、③発言は一人1分1度だけの原則を国会議員や著名人に対しても守った結果、「原発いらない!」の一点で、誰でも安心して参加できる集会になって、参加者は増え続けてます』

 さて東京新聞です。東京新聞は一ヶ月の購読料がお安い(朝日・読売・毎日3.950円 東京3,250円)上に、数人の知人から「日ノ丸・君が代裁判報道の姿勢が一番良い」と聞いていました。長年親しんだ朝日新聞への愛着が他紙へと踏みきれない原因でした。「前向き」の著者で93歳の吉沢久子さんが数紙の新聞を読んでいる事を知り、朝日新聞と東京新聞両紙の購読にフンギりました。22日に配達された、記念すべき第1号の一面タイトルを見て家人ともども吃驚。『閣議決定回避 米が要求』とあります。朝日新聞ではお目書かれないようなタイトルであり、昨夜多くの方が語った論点でした。

 更に、22日夜9時時頃、知人のTさんからのメールが届き、そこには「今日(土曜)の東京新聞に私の写った写真がのりました。
さて何の記事でしょう?」とあり、慌てて27面を見るとバッチリTさんが写っていてこれまた吃驚。(写真:知人Tさんが写された東京新聞)