マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

教職ボランティアという仕事

2011年12月09日 | 身辺雑記

 主として、東京都に働く教職員を正会員として組織する「社団法人 東京都教職員互助会」(以下互助会)なるものがあります。退職後もその組織に属することが可能で、私は今もその会員です。
 この互助会は昭和8年には、教職員のための職域病院として三楽病院を設立し、現在、会員11万人余を擁する団体となっています。 教育に関する調査・研究等を実施すること、公教育を支える教職員の福利厚生に寄与することを設立の目的として、この目的を達成するため、教職員の健康管理の支援、三楽病院の経営による医療サービス、教育振興に関する事業、教職員の生涯生活設計の支援等を行っています。
 その事業の中での教育振興に関する事業の一環として、新たに、平成23年から「退職教職員ボランティア事業」が開始され、私も退職教職員の一員として、今年の9月に人材バンクに登録をしました。教育活動で学校を支援するのは、多分正規教職員の補助的仕事、例えば採点・個人指導・得点入力等の作業をするのだろうと思っています。
 10月に互助会から、区立荒川中学で4日ほど働いて頂けますかとの連絡が入りました。時間は午後3時30分~5時30分、交通費は支給されませんが、時給1000円ほどが支給されるとのこと。4日間とも都合の付く日で、打ち合わせに出向くと、「本校では11月11日に”計算力コンクール”を実施します。その実施前に計算力の弱い子を個人指導する補助をお願いします」とのことで、11月の7日・8日・10日・24日の4日間、
中学校に出掛けました。
 朝の計算テストで3割に満たない生徒が数人残されています。ボランティアは私を入れて3名。正規の先生を含めて4名で個人的に面倒を見ます。やはり、正の数と負の数の加減で躓いています。ここを短時間で教えることは難しいと感じつつ、ともかく寒暖計などを例に出しながら指導しました。ここが出来ないと一次方程式の解き方など、多くの場面で原理は分かっても正解には達しないのです。教える事が好きな私には、満足の4日間でした。
 後日、副校長から電話があり「個人指導はそれなりの効果があったので、今後も継続してお出で頂ければ」との連絡があり、以後もこちらの学校での教育補助の仕事をすることになりました。毎週、日を決めての出勤ではなく、あちらからお声が掛った時にのみ出向くのですが、学期末や学年末に集中する仕事かなと思っています。