マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

「遺留分」放棄の申請

2011年11月09日 | 行政書士奮戦記

 時に稀に、相続に関する相談や業務依頼もあります。ある方からの相談は”遺留分”放棄に関する相談でした。

 例えば次の様な場合に遺留分放棄の問題が生じます。
 「老舗の親が、営業継続の観点から、長男のみに全遺産を相続させたい」場合、遺言書にその様に書いただけでは不十分な場合があります。長男に弟や姉妹がいる場合、その弟や姉妹にも一定の相続財産を保障する遺留分の制度がありますから、それらの相続人たちに、遺留分放棄の申請をして貰って初めて、長男が全ての財産を相続することが可能になります。

 上記の例とは違いますが、遺留分放棄に相当する相談を受け、私はインターネットでどんな書類が必要かを知りましたが、申請書類を貰う事と、その他諸々の相談を兼ねて、11月7日(月)の朝9時に家庭裁判所を訪ねました。
 東京家庭裁判所は霞が関にありますが、シルバーパス利用を考え、都営三田線で千石駅から日比谷駅に至り、日比谷公園を通過して家裁に到着しました。この1階に相談窓口があり、受付は9時半からでした。早く着きすぎたお陰で受付番号1番となり、9時半直ぐに相談に乗って貰えました
。予め用意した、家族構成図や概況説明書で概略を説明し、申請の仕方を聞きました。対応して下さる方は親切で、申請書類のみならず、申請書の書き方の雛型まで渡して呉れました。
 必要な書類は次の5点でした。
 ①遺留分放棄の申請書(この場で貰えます)
 ②放棄申請者の戸籍抄本
 ③被相続人の戸籍抄本
 ④財産目録
 ⑤財産目録に添付するもの(例えば土地の登記簿謄本等)


 帰りには日比谷公園を散策しました。雨上がりの公園の空気は澄んでいて気持ちよく散策すると
、秋の花々が公園を彩っていました。









          (ピンク パンサー)



        (マヒナ ’81)






        (心字池)


 左は公園内にあった、江戸時代の上水道木管の石枡で、この枡は江戸市内大通りの所々に設けられ、ここから大名邸などに導水されていた事を、初めて知りました。


落語鑑賞会中止

2011年03月14日 | 行政書士奮戦記

 3月17日(木)に予定していました、東京都行政書士会文京支部主催の、三遊亭兼好師匠を招いての「落語鑑賞会」中止の決定をしました。ある支部会員からは「余震、誘発地震及び原発事故など未だ予断を許さない状況にある事」等から、又他の支部会員からは、計画停電が実施されることに鑑みとの理由から、「落語鑑賞会」中止または延期の提案があり、支部長とも連絡を取り、中止との決定に到りました。

 兼好師匠に連絡を取りますと、「今回の様な未曾有の事態の下では当然でしょうね」とのこと。また会場への交通手段についても不安を持っていたとも語っておられました。兼好さんにはじっくりと語って頂き、私達はその話芸を堪能したいとの思いで、その日の為に準備してきましたので、残念ではありますが、又の機会を待ちたいと思います。


3月に落語鑑賞会

2011年01月09日 | 行政書士奮戦記

 行政書士会文京支部厚生部主催の、今年度最後のイベント、落語鑑賞会の概要がほぼ決まりました。前回の役員会での話し合いを受けて、私から提案した内容は以下のようなものです。
 ①日程 3月17日or3月18日or3月24日(このうち会場の確保出来た日)
 ②場所 「本駒込地域センター和室A・B」
 ③呼ぶ落語家 三遊亭兼好
 ④演題 これから相談
 ⑤形式 第一部 落語鑑賞 第二部 懇親会
 ⑥木戸銭 懇親会費用も併せて2000円
 ⑦支部会員の家族・友人等の参加も可とする

 ほぼ提案通り承認され、後は開催に向けての準備あるのみです。
 この形式で対馬てみさんの「津軽昔っこ」を聴く会を開催したことがありましたが、行政書士会文京支部としての落語鑑賞会は初めてです。東京都にある他の支部でもあまり例を見ないのではないでしょうか。

 お呼びする落語家は三遊亭兼好さん。先代円楽の弟子の好楽の、その又弟子にあたり、2年前真打に昇進しました。数年前、我がマンションの「隅田川花火鑑賞会」で一席語って頂いた時に知り合い、一献傾けたことがあり、その縁で今回もお願いをしました。(2008年11月14日朝日新聞夕刊より:浜松町かもめ亭での熱演)








 開催までに越えなければならない壁が幾つか視野に入ってきて、不安になる事があります。私一人が孤軍奮闘しているかに見えたのでしょうか、役員会では、援助の手を差し伸べて下さったと思える様な提案があり、開催がし易くなりました。有難い限りです。
 当面は1月17日・18日に駒込地域センターに出向き、場所の予約をします。他の団体との利用が重なれば、抽選があります。当日の参加者の人数・費用面・懇親会の準備・20人くらいの少人数の聴衆を前に兼好さんの舌は滑らかになれるだろうか等々の不安がありますが、兎も角、しっかり準備をして当日を迎える以外ありません。


文京支部のボウリング大会終わる

2010年12月22日 | 行政書士奮戦記

 我が行政書士会文京支部の、今年度の「ボウリング大会」が12月20日(月)、東京ドームボウリングセンターで開催され、参加してきました。より正確には言えば、主催は部員一人の厚生部の担当なので、殆どを私一人で切り盛りして開催に漕ぎつけ、一昨日を迎えました。
 参加者は11名の予定でしたが、都合で2名の方がキャンセルし9名。その9名を5名と4名の2組に分け、2レーン貸切の2ゲーム。ハンデ点を加味しての2試合の得点合計で順位を競います。今年の2月の、支部最初のボウリング大会以来10ヶ月振りのボウリングです。多分殆どの方が、それ以来初めての投擲であったことでしょう。

 レーンに立てば、皆真剣です。ストライクやスペアが出れば手を叩き、拍手拍手。手の平と手の平をタッチして祝い合います。段々和気藹々としてきます。この様な雰囲気こそ、人と人の気持ちを近づけます。あっと言う間の2時間。さて優勝はと、得点を合計をすると、優勝・準優勝のどちらも女性。ハンデ点20点が効いてきました。とは言え立派な成績。支部長から、用意しておいた景品が授与されました。(54レーンあるボウリングセンター)

 私は前回の優勝者であったため、ハンデ点が
-40点。ハンデ点無しでは最高得点(と言っても僅か243点ですが)を獲得しましたが、ハンデ点合計では4位に沈みました。
 久しぶりのボウリング、兎も角とても楽しく遊べました。ここ東京ドームボウリングセンターは、平日の午前中は一般は1ゲーム550円でプレーが出来ます。センターは自宅からも近く、月に一度くらいはこのスポーツを楽しみたいと思います。そのような事が可能なお相手は多分福寿会会長のKさん。近々のラジオ体操後話してみたいと考えました。

 さてボウリングの後は居酒屋に繰り出し忘年会。こちらには更に2名の
方が参加し、盛り上がります。合計11名で年忘れの会を開催。終了後、お二人と私の3名はもう一軒ハシゴをして帰宅と相成りました。 
 


『電子政府』を訪問ーオンライン申請体験フェアに参加してー

2010年12月02日 | 行政書士奮戦記

 12月1日、東京国際フォーラムで開催された「第6回 電子政府 オンライン申請体験フェア」に参加して来ました。言うまでもなく、オンライン申請とは自宅等のパソコンからインターネットを通して、各種申請や支払い等を行うシステムのこと。その試みは、もう10年以上前から実施されているそうですが、意外に広がりの速度の鈍いシステム。私もその近辺をうろついた事がありましたが、ハードルの高さに驚き、早々と退散した経験を持ちます。
 今回は知人の方からの紹介でこのフェアの開催を知り、参加の
”オンライン予約”をしておいて、知人の方共々体験をして来ました。
 数年前、私は住民基本台帳カードを取得し、更にそこに電子証明書も格納し、「e-Tax」を利用しての確定申告を行おうとしたのですが、カードリーダーなるものを別途数千円で購入しなければならない事を知り、このシステムの利用を断念しました。更にはこの住基カード大事に扱わねばと考え、大切などこかに仕舞い込みましたが、今では”大切な場所”がどこか分からなくなってしまっている体たらくです。もう一度最初からやり直せればとの期待感を抱きつつ参加しました。

 
 総務省・法務省・厚生労働省・国土交通省の各省をはじめ、特許庁などが10ほどの体験ブース等を設けていました。私は迷わず、まずは総務省が主催する「公的個人認証サービス」のコーナーへ。この「公的個人認証」こそ、各種のオンライン申請のベイシックとなる手続きだからです。パソコンからの映像によりその手続きの流れが説明されます。それによれば
 ①住民基本台帳カード(以下住基カードと略記)を、各市町村に申請し取得する。
 ②①で取得した住基カードに電子証明書を格納する。この証明書は都道府県の知事より発行されるが、発行の手続きは市区町村で行われます。
 ③家電量販店などで「ICカードリーダー」を購入しパソコンに接続する。
 ④②の際に配布される「電子証明書を利用するためのソフト」を自宅等のパソコンにインストールする。
 ⑤④までを実行することにより電子申請可能となり、後は自分の必要とするオンライン申請をする。
 とのことでした。
 私が気にしていた事柄は、住基カードが再発行されるか否かと「ICカードリーダー」の値段でしたが、再発行可能であり、「カードリーダー」は2000円くらいで購買可能とのことでした。

 仮にその後の申請をしなくとも、写真付き住基カードが身分証明書として通用する点に大きなメリットがあるかも知れません。年齢が進むにつれ、運転免許書も手放すことになるでしょう。そうなったときに、1枚だけで身分証明書の役割を果たすこのカード、批判が多々あることを承知で私は取得するメリットを感じます。
 その後法務省主催の「商業登記に基づく電子認証制度」の説明を聞き、続いてパソコンを用いてのオンライン申請の擬似体験を2つしました。一つが総務省が主催する「電子政府の総合窓口」での「社会保険の手続き」。もう一つが、ダイレクト方式による電子的支払いシステムたる「Pay-easy」(ペイジー)。ペイジーはインターネットバンキングを活用して、銀行等から各種購入代金を無料で支払えるシステム。これは利用に向けて検討しようかなと思います。兎も角、その第一歩から再スタートしようとの気になる催しではありました。

 帰路、日比谷から大手町に向かう街並みにはイルミネーションが通りを彩り、クリスマスが近いことを教えてくれるのでした。