どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

PINKY

2004年12月03日 | 自主映画
朝まで仕事でソファーで仮眠を取るがとにかく寒くてちゃんと寝れず。朝帰りして風呂入ってから寝る。夕方に来週の撮影のカメラマンとロケ地の下見をするので起きたらまた出社です。それで起きて向かう、また映画の仕事の直しが入ったとの連絡も、会社に着いてカメラマンを待つが仕事が押して来れないとの事。何しに会社来たんだ?という感じ。撮影許可取れたのか聞くがまだ返事ないらしい。なんじゃそりゃ?それで時間潰ししてから野方へPINKYという自主映画を見に行く。カメラマンとはその会場で落ち合おう!という事にした。早く着き、近所のビデオ屋とかコンビニにぶらぶら寄ってから会場入り。前作「ドーナッツ」で見た役者さんやらスタッフ、そして色んな自主映画監督さんがいっぱいで人数も沢山。無料上映というのもあってなのか?とにかくこの映画に期待する人達でいっぱい。劇場も大きくて映画館というよりもホールです。豪華!最初に舞台挨拶があり沢山の出演者がずらり勢揃い。なんだか封切り映画の初日舞台挨拶のよう。写真撮りました。そして予告篇にひき続き(呪われた?映画の予告もあり遂にいくつかの場面も見る事が出来た。これも期待させられます。)「PINKY」の上映。本当にあっという間という感じでテンポがよくて分かりやすい軽いコメディ映画でした。単純に物語の中に入り込めて楽しく見れました。女優陣の演技がみんな自然で男優陣の演技がみんな不自然な映画でした。それがぎこちないのですが愛嬌といった感じで、内容的にもあまりシリアスにやると生生しくなり軽く楽しむにはこのぎこちない感じの方が全体的に楽しめた気がする。突飛で漫画みたいな展開を楽しむ映画という感じ。音声もしっかりしていて気持ちよく台詞が聞き取れるのですんなり見れました。愚連隊T監督の登場シーンがおいしくておかしくて良かった。台詞で印象的なのは私、おいしくないです。ですね。なんか笑えた。この映画は元々、ピンク映画の為に昔書かれた脚本の映画化だとか。ピンク映画っちゅうものをちゃんと見た事無いのでよく分かりませんがこういう楽しい映画(物語)のものがいっぱいあるんでしょうね。想像ですがピンク映画ってこんな感じの映画なんだなぁ。と思いました。もちろん実際はもっとHなんでしょうけどね。この映画はHなシーンは全く無い。それでとても明るい印象です。それはそれでとてもいい。だけどHバージョンもちょっと見てみたい気も・・そしたら愚連隊T監督の登場シーンはどうなったんだろう?坊主が登場するかもな。話それたけど、そういう意味でタイトルがPINKYだったのです。超短期間で作られているという点を考えると凄い映画です。
終わって来週のTV撮影のカメラマンと打ち合わせ。あまり話が伝わってなかったようで心配になるが、ある程度説明して本格始動始って感じ。彼は今とても忙しそうで本番まで準備も共には出来なさそう。色々と技術的な話をするが機材の希望など聞くと大変でお金と手間のかかるような事が多い。僕も先週までは同じ考えでいたが、準備や段取り等を考えるともっとシンプルに自主な工夫システムでいかに安く楽に出来ないかという風に考えを変更していたので、すでに一度消化したプランでもあったので否定的に答えてしまう。やる気が失せなきゃいいけど・・気持ちは分かるし本当はそうしたいとも思う面も色々あるけど難しいんですよね。でも、話してるとなんとかその大変だけどいい絵が撮れそうな最初の方法論も出来るだけ出来るように準備だけはしたくなってきた。簡単な懐中電灯大作戦だけでは今回はうまくいかないのかな?当日、実験するしかないな。なんとか、それでもそれなりの絵作りは出来ると僕は思うんだけどなぁ。
そして、遅れて「PINKY」の打ち上げにも参加。終電近いのもあって少ししか居れなかったけど和気藹々の楽しい席でした。今日の映画の主演女優陣ばかりの席に案内されてみなさんの年齢聞いてみんな若いなぁ~と驚く。みんな自然な演技だったし素晴らしい。でも、どこで見つけてきたのでしょう?スタッフはそんなに若くないのに(笑)楽しげな映画仲間のチームですね。

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ロケハン? アシスタント仕事

2004年12月02日 | ノンジャンル
昨晩は仮眠室泊まり。で、来週仮眠室でも撮影するので泊まりつつもロケハン?みたいな感じ。ドアの開き方が別の所で撮影しようとしてた所と逆の作りだった。うわ!これはごまかせないんじゃないか?左右反転して使うしかないのか?と思ったが、何故か一番奥の部屋だけがドアの開き方が違うではないか!全部同じと思ってたが違ったんですね。その奥の部屋で撮影しよう。
それより、撮影許可っていつになったらおりるのだ?判子を押して回ってるっちゅう事だが、来週になって許可おりないなんて言われても、もう、知らん。出来へんやん!って感じ。
会社って、そういうものなのかな?なんか失望ばかり。携帯のカメラで少しアングルテストして寝る。色々、問題点やイメージ通りにいかなそうな所が分かるが、深く考えるのは止めた。
あんまり計画練るとその通りになるまで粘っちゃうから、あえて考えずにその場で臨機応変に対応出来るようにしようと思う。ほんで寝て、起きて。
今日は朝から昨日の続きでアシスタント仕事。ひたすら地道にガベージ切ったりしていて、特に僕はすることも無く、黙って眺めているだけ。そんな1日でした。昼御飯はチーズバーガー。アメリカンサイズをもりもり食べました。夜御飯はヒレカツ弁当。カロリーこってり、ソースどばどばっと食べました。今は長いレンダリング中、作業は続く・・・
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「スパズモ」とお仕事、改訂作業。

2004年12月01日 | 映画
昨晩は「スパズモ」見ました。そんなに怖い所とかグロい殺人とかは無かったけど(70年代の映画だし)最後はなるほど以外な結末。そういう映画も見た事はあったがこちらが元祖なんでしょうか?途中で一体、どういう展開になってゆくのかが、全く予想がつかなくなり強引な展開ではあったがドキドキしました。こういうジャンル映画もたまに見ると面白いですね。最後は犯人側の方の切なさが漂っていて、なんだか可哀想でもありショッキング。そして、恐ろしくもひねったオチも付いていて、なるほど~。う~むと唸らされる。いや~B級映画ってほんとにいいものですね~(水野晴雄風に)。
それから「激突!」のメイキングを見始めるが、今日も仕事早いのですぐに見るの止めて寝ました。
そして、本日の仕事。読み込みがうまくいかず最初手間取るがやり直す事にして前進。そんな感じで今日は僕はアシスタントなので見守ってたら、先日やってた映画の仕事の急遽な改訂作業を突っ込まれる。そして、その素材を取込むのにえらい時間がかかり、ひと揉めしてなんとか作業に入れる。アシスタントを少し抜けての作業だった筈がこちらの方が一仕事という感じになってしまい、色々直して凄い時間を食ってしまった。それの素材整理とデータ吐き出しだけで結構かかる。その待ち時間にこうやって日記書いてる所です。これが終わったらまた本来の仕事のアシスタント業務に戻らなきゃ。もう、すでにえらい時間やで・・
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