どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「デモンズ'95」

2015年05月26日 | 映画
今度ブルーレイが発売される事になり欲しいなぁ~と思ったが値段が高いから躊躇してる映画「デモンズ'95」昔ビデオで見て良かった記憶があります。部分的には記憶に残ってるけど何処がどう良かったのかや内容は忘れていた。
久しぶりに見たいと思ってたら3倍モードだけどダビングしたVHSが見つかりトラッキングの状態は悪かったけど鑑賞。
ブラックでクレイジーだけどファンタジックな純愛物語でもあり可笑しくも哀しい不思議な良さのある映画でした。映像的にも印象深い場面やカメラワークなんかも多い。
完全には意味とか理解出来るようなものでは無いが死後の世界の終わりの無い悪夢のようでもあり彷徨う魂のループするような哀しみや悲劇を感じました。同時に幸せな瞬間もあり現世と同じような試練というか悲劇も感じられます。
幸せと思えるかどうかなんて見方次第というか考えると深いものがあります。
ゾンビ《この映画ではリターナーという》ものですが純愛ものとしての良さもコメディ的な面白さもあります。死神とか何処か演劇的な感じもあったりでやっぱり何と表現していいか分からないけど独特の世界感のある映画でした。
主人公の相棒の口の聞けないデブな男のキャラクターや愛する女のキャラクターが印象的でとても良い。セクシーな未亡人がゾンビになっても美しく魅力的でこの映画最大の見所でもあると思います。




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