どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」

2011年08月01日 | 映画
映画サービス・デーという事で夜から隣駅の映画館まで「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」を見に行く。
日本語吹き替えの3D版で。パート1はCGの変身場面が面白くて楽しめて、パート2はCGは凄いけど話に付いて行けない感じで長いと感じた印象の映画のパート3。今回は3Dで変身場面が見れるのが楽しい。しかしやっぱり今回も長いとは感じた。3D映画は結構疲れるので出来れば短い方が嬉しいんだけどなぁ。
話の内容は日本語吹き替えで見たので思ったより分かりやすく、それなりには理解は出来たがやっぱりこのシリーズはどちらが味方で敵方がよく分からなくなる所は相変わらずありました。まぁ途中はどうでもいいようなシーンも多いのでもう少し短くまとめてくれてもよかったんだけどね。しかし次から次へと見せ場の連続でお腹いっぱいになりそうな程、凄いCG映像を見せてくれます。そんな訳で飽きずには見れました。なんだか凄い事になってるアクションシーンやカメラワーク等見応えありです。3D効果も所々気になる箇所はあったものの全体的には良く出来た仕上がりでした。
今回は一番後ろの真ん中の席での鑑賞でした劇場の映写の調整がうまくいってないのか上下の画像でズレが生じていたように思う。左右の画像のズレは効果の為に必要だが上下のズレはありえないでしょう。なんだかなぁ劇場ももう少しちゃんとして欲しい所。
今回もロボットと車とお姉ちゃんが見せ場の映画でしたが今回からお姉ちゃんが前作までと違う人に変更。今回もスタイル良いお姉ちゃんで奇麗でしたが前回までの人の方がどちらかというと好きかな。
黄色い車のバンブルビーくんが今回も良かった。パート1からバンブルビーくんがお気に入りです。今回は喋ってましたね。後半は急にお話的にも盛り上がりなんだかよく分からないけど良かったです。
ロボット同士の戦い場面とか人が攻撃される様とか結構真っ二つとか血みたいなものも出たりで案外ホラー映画っぽいような描写もあったりしてなんか凄い趣味してるなぁ~とある意味やるねぇ~とも思ったり。
とにかく凄いCG映像でなんやかんやでそれなりには楽しめたいつもながらのマイケル・ベイ印の男の子映画だったように思います。


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「サスペリア」

2011年08月01日 | 映画
DVDで久々に「サスペリア」を鑑賞。この極彩色の映画をブルーレイで見てみたいものだがDVDでも十分奇麗でいい感じでした。見始めると止まらなくなり結局最後まで見てしまう。音楽が凄く効果的でおどろおどろしくもあり惹き付けられます。美術と照明も素晴らしくあの美しくも不気味な建物とか廊下とかって実際あるロケ地なのかセットで美術で作り込んだものなのか興味が湧きました。実際にあるのなら一度行ってみたいし、美術なら美術スタッフの力の凄さを感心します。ラスト近くの廊下とか音楽も盛り上がりドキドキしました。
ジェシカ・ハーパーの美しい顔、姿と独特の照明と美術、凝った動きのある撮影と音楽にマッチした編集と実に丁寧に計画され試行錯誤して撮影されたようなそれぞれのカットが重なり見応えがあります。
話としては子供の頃に抱くような悪夢を映像化したようなもので多少強引で現実離れした感もあるのですが不思議な事にそのアルジェント世界に自然と入り込んでゆけます。映画というのはその世界に入り込めさえすれば、その世界というのは現実になるので面白いです。
ホラー映画の中でも別格の世界観と完成度を持った一本だと思います。アルジェントの映画の中でも個人的にも一番好きな映画です。




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