A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

夏コミ戦利品レビュー・東方編その10

2014-09-22 23:38:28 | それさえも平穏な日々

 終わる……9月が終わってしまう……これは……面倒なことに……なった……

・きみかげの日々総集編(YAYUYO)
 以前発行された幽香合同誌で心の当たり判定にガツンときたサークルさんの総集編。
 これもコミケ4日目にメロンのリストを心眼全開血眼モードで検索していた時に偶然見つけました。
 まず絵がすげー綺麗。
 何がスゴイって表紙のクオリティが本文でも保たれてるのが素晴らしい。
 一枚絵のイラストとマンガ本体のクオリティの落差が激しくてがっくりというケースは往々にしてあるものですが、それを考えるとこのクオリティはタダ事じゃないと思います。
 書き込みも凄まじく、大友作品の本体は瓦礫だと信じている系男子のわたくしとしては大満足。
 絵も、ただ綺麗ってだけじゃない。。
 特にメインキャラである幽香の描写が、いかにも「妖怪」って感じで、なんというか魔力を感じるレベル。
 彼女のモチーフである花をこれでもかと書き込んだページからは、「俺は幽香が大好きなんじゃモンクあっか!!」という作者さんの愛が物理的圧力となって吹き付けてきます。
 そしてもう一人のメインキャラであるメディ。
 もう、なんというか、今まで見てきたメディの中で一番かわいい。死人が出るレベル。というか確実に何人か死んでるだろこれ……。ちなみに俺は死んだ。3回くらい。
 生まれたての妖怪らしい、やんちゃで世間知らずな感じがよく出てて、もうその一挙手一投足がたまらん。
 74・75ページの笑顔が素晴らしい。
 ストーリーも謎めいてていいよね。
 幽香がしかけたゲーム……リドル……には、いったいどんな意味が込められているのか、あるいはいないのか。
 この作品内では幽香は終始気まぐれで行動してるので、明確な意志を見せつつ行動してるアリスとは対照的に、本当に何も考えていないというか、明確な意図や意思を持つ「人物」ではなく、なんだか「現象」として描写されてるようなきがするんですよねえ……。

 今日はここまで。
 
 

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