というわけで今日も塚口。
もう6日から先は見たい映画がぎっちり詰まってるので6人くらいに分裂しないといけません。
以下、今後の上映予定作品のほんの一部です。
この映画館は客をどうするつもりなんだよ。耐久実験でもしてるのか?
そのうちルドヴィコ療法上映とか言ってシートに縛り付けて眼ェかっぴらいた状態で7時間耐久上映とかやりそう。
というかこの令和の年に魔界転生上映するとかなに考えてるんだ。いつものことですねわかってます。
しかし今回はそれだけではありません。
「映画大好きポンポさん」の上映に合わせて、なんと待合室では実際にサンサン劇場で使用されているフィルム映写機を展示!
マジでこれサンサン劇場で実際に使ってるものをわざわざ分解して地下室に持ってきてるんだとか。
こういう予想外の、でも上映作品に合わせた展示をしてくれるのもサンサン劇場の強みです。
というか本物のフィルム映写機なんてこんな機会がなければ一生見ることはなかったんじゃなかろうか。
そしてまず劇パト1作め。
もう散々見てきたというかついこないだ見たばかりなんですが面白いものは何回見ても面白いし、暴風雨の中の方舟のシーンは何回聞いても映画館のシートにいながらにして暴風雨の中に放り込まれた気分になれます。
あと今回改めてびっくりしたのが、最初の方で後藤隊長が呼ばれるシーン。
本当に画面に写ってない右後方から実際に声をかけられたように聞こえました。
ガルパンでもそうですが、画面内の音だけでなく画面外の音もその方向や質感を含めてはっきり聞こえるのが塚口のすごいところだと思います。
またこの作品は謎解きも楽しいです。もう謎の内容とその答えはとっくに知ってるものの、だんだんと帆場の思惑とHOSに仕掛けられた罠が明らかになっていくシーンは何回見てもワクワクします。
そして次、劇パト2作目。
こっちももう何階も見ましたけど、やはり冒頭のシーンだけでお腹いっぱいになれます。清く正しいおとこのこなのでああいうの大好き。
そして前作に比べてCGの進化を感じます。作中でもレイバー自体の性能も進化していますし、時代も進んでいる。
進んでいると言えばこの当時に日本国内のクーデターを描いているのも進んでいます。
シン・ゴジラで怪獣出現という緊急事態に対してやっとのことで出撃できたのがヘリ1機という描写がありましたが、ミサイル1発でここまでの混乱を引き起こし、飛行船3機とヘリ3機で首都をまるまる人質にする事ができるというのにも似たような衝撃を受けました。
また、同じくシン・ゴジラで、ゴジラがいったん海に帰っていったあとで普通に学生が登校してる描写がありましたが、本作でも自衛隊が都内各地に配置される状況になったにもかかわらず人々は普通に生活している描写がそれと対応しているように見えました。
別にパトレイバーとシンゴジラの間にはなんのつながりもありませんが、なんというか、「自分の住んでいる国で戦争が起こる」という事態は、もしかしたら怪獣が攻めてくるよりもなお現実感のない事柄なのかもしれないなあと感じました。
終盤の、日常の風景の中に戦車や自衛隊のヘルダイバーが溶け込んでいる光景は、そのへんを考えるとかなりグロテスクなものなのかも。
できればWXⅢも見たいんですが難しいかなあ……。
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