A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

塚口サンサン劇場「マッドマックスフュリオサ・怒りのデスロードマサラ上映」派手に散ってきました!!①

2024-09-21 23:26:19 | 映画感想
 この崩壊した世界で生き残れるのは――
 狂った映画館(ヤツ)だけ!!!
 怒りの映画館、塚口よ。マサラのエンジンを鳴らせ!!!
 
 
 というわけで開催されるべくして開催されたと言える「マッドマックスフュリオサ」「マッドマックス怒りのデス・ロード」2作品連続マサラ上映、見事散ってきました!!
 いやー絶対やってくれるというか塚口がやらねばどこがやるってなもんですよ。開始時間が早めだったせいか満席にはなりませんでしたが、それでも天を裂き地を割るほどのMADを堪能してきました。
 さて、マサラは発表された時点からすでに始まっていると言われていますが(要出典)、わたくし人形使いはいつものごとく紅楼夢原稿が大ピンチだったためにろくに準備をしてませんでした。
 なので当日になって塚口のダイソーに突っ込んで大量のクラッカーを買い込むことに。今日、ダイソーにあるクラッカーの大半を買い占めた犯人はわたくしです。
 ちなみにその量は、レシートによると8発入り×26個、7発入り×3個の合計229発。塚口のマサラに慣れている人には分かると思いますが、これはごく常識的な量です。そもそも塚口マサラに常識という概念はあるのか。
 結果としては少々残りましたが、上映終了後の戸村支配人によれば来月も再来月も年末もなにかをやるらしいので火薬はなんぼあっても足りやしません。
 そして今回もこの聖戦の場となる塚口シタデルに集いしウォーボーイズ&ガールズの皆さんから貴重な支援物資を頂きました。
 
 
 塚口のマサラ上映ではさまざまに工夫をこらしたお土産を頂くんですが、今回初めてアクセサリーを頂きました。本当に皆さんいろんな形で塚口と塚口ファンを楽しませてくださいます。どこに着けようかなこれ。
 そしてこれは個人的に非常に嬉しいことなんですが、塚口のイベントの際に声をかけていただくことが多くなりました。やっててよかったレポブログ。これからも塚口サンサン劇場の記録を1000年先に残すべくレポと感想を書いていくのでWITNESS ME。
 さて、熱気渦巻く待合室で待機しているうちに入場時間となりました。今回の上映前のスクリーンはこんな感じ。
 
 
 いつものとおり上映前からMADがダダ漏れてます。なんだよ世紀末歴って。
 塚口の上映前映像はどの作品も凝ってて素晴らしい。いっそのことこれまでの上映前映像コレクションブルーレイとか出してくれませんかね。
 そして館内に徐々に人が増えていきます。この入場から戸村支配人登場までの時間のワクワクソワソワ感が実に塚口マサラといった感じで好き。
 ジワジワと館内の熱気が高まってきたところで姿を現したのは――
 
 
 我らが偉大なる劇場支配人、イモータン・戸村だ!!
 毎回毎回思うんですが、登壇するだけでこれだけ館内を湧かせる劇場支配人なんてここでしか見られませんよ。
 館内はもはや完全にイモータン・ジョーを崇めるウォーボーイズ&ガールズの群れと化し、「V8! V8! V8! V8!」の絶叫が兵庫県全域を揺るがします。ここ本当に映画館?(いつもの)
 しかし館内の熱狂はそんな常識的な疑問を挟む余地のないほどに膨れ上がってもうどうしようもないレベルに達してます。それは当然。この崩壊した世界で生き残れるのは狂ったヤツだけ!!
 「マッドマックス フュリオサ」、上映開始だ!!
 
 以前書いたTOHOシネマズ梅田での「マッドマックス フュリオサ」の感想でも書きましたが、「怒りのデスロード」が「動のマッドマックス」なら「フュリオサ」は「静のマッドマックス」。
 ストーリーに関しても、「フュリオサ」は派手なアクション山盛りであるもののストーリーは重め。なので今回のマサラ上映では歓声はけっこうおとなしめ、抑えめだった印象です。また、紙吹雪やクラッカーもこれまでのマサラ上映に比べると少なかったように思います。
 これは「フュリオサ」が今回初のマサラ上映だったのでクラッカーの鳴らしどころや紙吹雪を撒くタイミングがわからなかったというのもあるかも。
 これだけ派手なアクション満載の作品で歓声がおとなしめというのはちょっともったいないとも思いましたが、結果的にはこの「控えめさ」が本作のマサラ上映ではいい方向に働いたと思います。
 これもまたこれまでのマサラ上映の感想で書いてきたことですが、マサラ上映の魅力というかキモは、大騒ぎすることだけとは限りません。その大騒ぎの中の静寂もまたマサラ上映のキモ。今回の「フュリオサ」は、通して見た人なら分かると思いますが重要な場面ほど直接的なセリフがなかったりテンションを抑えめにしている作品です。そのため、派手なアクションシーンでの歓声やクラッカーからの静寂のギャップが非常に映える。
 また本作、「昼と夜」の落差もあるんですよね。本作では昼の場面と夜の場面とでは画面のカラーが「オレンジと青」といったかたちであからさまなくらい差別化されてるんですが、それがまた今回の「派手なところは派手に、静かなところは静かに」というスタイルに合っていたと思います。
 そもマサラ上映というのは、上映前に戸村支配人が毎回説明している通り「映画鑑賞+α」。ただ単に無軌道に大騒ぎすればいいというものではなく、作品に合わせた盛り上がり方というものがあるわけです。今回の「フュリオサ」は言わばぶっつけ本番で本作にもっとも合うマサラのやり方を見つけたと言えるでしょう。
 
 ……といった感じで前半戦である「フュリオサ」、盛況のうちに上映終了。エンドロールでは拍手にクラッカーが鳴り響き紙吹雪が舞う盛り上がりで最後まで楽しめました。
 しかし我らウォーボーイズ&ガールズにはこの先がある! 後半戦「怒りのデス・ロード」へ続く!
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